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【番外編2-2】若手理学療法士に物申す

このnoteは…
今“現場”に憧れている若手の理学療法士、トレーナー、そして未来の支援者たちへ書いています。

理学療法士の基本は…
『日常生活の維持・向上を図りましょう』

そのために筋トレしましょう…
可動域拡げましょう…
歩く練習をしましょう…

この延長線上に”スポーツ”がある。

病院やクリニックで見るスポーツなら疼痛コントロール、ケガからの復帰、ケガ予防が主。

スポーツ現場なら…『現場次第』


僕は正直なんでもやっている

練習の補助に参加したり…
選手の体の治療、パフォーマンスに関わったり…
プログラムを考案したり…
監督の愚痴聞いたり…
選手のメンタルケアやったり…
監督と酒飲んだり…
子供達達と本気で遊んでみたり…
チームの問題点指摘したり…
保護者と酒飲んだり…
他の部活の子も誘って講義したり…
エプロン着て子ども達にご飯作ったり…

でも絶対にやらない事もある
【チームの方針には口を出さない】
戦術は監督の仕事、戦略はみんなの仕事って考えている

だから、筋トレやテーピング、徒手療法だけじゃ現場は納得しないと思っている

チームを強くしたいなら…
理学療法士の域を出なくてはならない


理学療法士の学校では、心理学も多少は学びます。

認知症の発達心理学

学習心理学(パブロフの犬とか)

臨床心理学(鬱や不安障害など)

でも──

アドラーは出てきません。
ランチェスターなんて、教科書には載りません。
孫子?古典に分類されて終わりです。

だけど僕は、この3つを現場で“主軸”として使っています。

なぜか?
――現場は“技術”だけじゃ回らない。

選手が悩みを抱え、 監督がチームの雰囲気に悩み、 親が進路や将来に不安を抱えている。

その中で、僕たちが「筋力トレーニング」と「可動域評価」だけで戦えるか?

――答えはNOだ。

人は、心と体でできている。
そして、チームとは“人の集まり”だ。
だから、心理学を知らずにチームを支えることはできない。

■なぜアドラー?
個人の課題と集団の関係性を見る力が身につく。

■なぜランチェスター?
限られたリソースの中で「戦える戦略」が見えてくる。

■なぜ孫子?
“戦わずして勝つ”。正面からぶつからず、仕掛けで動かす方法が学べる。

そして何より、 僕がこの3つを勉強するきっかけは“全部たまたま”だった。

友人が忘れてった『嫌われる勇気』をなんとなくページをめくった。
たまたま観てたNHK。そこで特集してたランチェスター 。
武田信玄が好きだったから興味を持った孫子。

でも、この“たまたま”の出会いを、“使える道具”にするかどうかは自分次第だ。


若手のみんな――

テーピングが上手くなるのも大事だ。
筋膜リリースを極めるのも素晴らしい。 

でも…

“チームを見る”ってのは、それだけじゃない。

・誰が孤立してるか? 
・どこで意見が噛み合ってないか? 
・監督が何に不安を抱いてるか?

そういう“見えない情報”を感じ取って、行動できる力。 それが“現場の武器”になる。

若手のみんなに伝えたい。
心理学や戦術学に“触れて”ほしい。

それがいつか、誰かを救う“引き出し”になるから。

僕がそうだったように。


……と、マジメに語ったけど。

最後にひとつだけ、本気で思ってることがある。

「色んな“引き出し”を持っておけ」ってこと。

それは、筋トレや治療技術だけじゃない。
心理学、戦略学、人間関係の知識……

そして、たまにはガンダムでもいい。

だって、ガンダムで少年の心を救えることもあるんだから。

本気で関わるってのは、そういう“全部”を武器にするってことなんだ。

若手のみんな…
真面目に、でも柔らかく行ってほしい。
引き出しは多い方がいい。

僕は、そう思ってる。

その話はこちらからどうぞ。
👉 『ガンプラ療法で野球少年を救った話』


アドラー×ランチェスター×孫子シリーズ  〜完〜


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