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頑張っても暮らしが豊かにならない人と、頑張らなくても心地よく暮らせる人の違い。なぜ我が家は「推し活グッズ」を隠さずクローゼットにまで飾るのか?

GWが明け、推し活グッズや旅先での戦利品が、袋に入ったまま「とりあえず」どこかに置かれていませんか?

かつての我が家もそうでした。
夫の趣味のグッズは箱に突っ込まれたまま。

でも、小手先の収納術でそれらを隠しても、暮らしは本当の意味で豊かにはなりませんでした。

大切なのは、「手放す技術」よりも「愛し切る仕組み」です。

今回は、結婚17年、一度も喧嘩をしたことがない我が家が実践している、モノと心を「凪(なぎ)」にする住まいの「構造改革」についてお話しします。



「寝かさず即座に使う」ことで始まるモノの新陳代謝

夫はアイドルや野球が好きですが、以前は購入したグッズを袋のまま「寝かせて」しまう癖がありました。

購入したことに満足して、闇雲に箱に入れておくだけの状態。
もしかしたら…夫の世代的に、大人がグッズを飾ることに少し気恥ずかしさを感じていたのかもしれません。

そこで私の出番です。
「好きなものがあるのは尊いこと。私が飾るから大丈夫」というスタンスで、即座に袋を開け、使える環境を整えるのが私の役割です。



1軍はデスク前の特等席へ
大量のアクリルスタンドなどは、厳選して夫が机に座ってすぐ目に入る場所へディスプレイしました。
(ライブやコンサートで不可欠なモノたちも飾っています)

デスクに座れば、いつでも『推し』と目が合う。
夫の仕事のモチベーションを守る特等席です。


カレンダーは2枚並べて「実需」に変える

限定チェキ欲しさに同じものが2つあっても、当月と翌月を並べて貼れば、スケジュール管理に役立ちます。
(ウェザーニュースのカレンダー、何で2つあるん?と思います。勿論。でもまぁそれも面白いなと…)

同じカレンダーが2枚。片付けの正解は『捨てる』ではなく、並べて『翌月の予定まで見通す』ことでした。


ユニフォームは壁面のアートに
畳んだままだったサイン入りユニフォームを壁に飾ったことで、夫も自発的に帽子を追加して、居心地の良いコーナーを作り始めました。

畳んであった思い出を、壁面のアートへ。
ひと工夫が、夫の自発的な『自分磨き』に火をつけました。


こうして「愛でる環境」を整えると、不思議なことに、十分に満足したモノから夫自身が納得して手放すという、健康的な「新陳代謝」が勝手に回り始めたのです。



クローゼットまで「好き」で満たす、最強の活用術

棚に収まりきらない「2軍」のグッズも、勿論しまい込みません。
立てることもチェーンで吊るすこともできるグッズの特性を活かし、クローゼットのハンガーに活用しています。

夫のハンガーには「推し」を
夫が服を手に取るたび、大好きなものが目に入ります。

朝、服を手に取る瞬間の0.5秒。
大好きなものが目に入るだけで、一日を機嫌よく始められます。
(ちなみに画像のアクスタはJuice=Juiceのかなともとかりんちゃんです)


私のハンガーには「旅の思い出」を
私の服には、旅先で購入したキーホルダーを。
着替える瞬間に、旅の記憶が蘇ります。

着替えるたびに、あの土地の空気や匂いが蘇るとっておきのフックです。
(手前2つはドイツに住んでいた頃に購入したバイエルンミュンヘンのキーホルダーです)


スーツカバーの判別ツールに
外側からは判別しにくい夫のスーツも、台北で購入した「タピオカのキーホルダー」がかかっていれば夏服、と決めることで、私の家事の迷いも解消されました。

台北のタピオカが教えてくれる『夏服』のサイン。
迷う時間を仕組みでゼロにする、我が家のラベリング術。
(仲良し女子3人の台北の旅。笑って笑って笑った旅を今も思い出します)


「1つの旅に、1つの物語」を迎える覚悟

旅先でのモノ選びも、ルールを決めています。
特に海外旅行の際、「その旅を一生思い出せるもの」厳選して1つ購入すると決めています。
(キーホルダー、置物、ピアスの各1点まで、です)

選ぶ基準は、頭ではなく心。
「この子は我が家に来て、他の子たちと仲良く過ごせそうか?」と心に問い、購入する前に「一生添い遂げる」覚悟を決めるのです。
(いつもながら大袈裟です。が本気です)

リビングの棚には、20年弱かけて集まった「あの子たち」が並んでいます。

ふと棚の前に立ち、思い出を見つめる時間は、私の心を整え、穏やかな「凪」の状態に戻してくれます。


20年弱かけて集まった、旅の物語たち。
ここを眺めるだけで、心はいつでも穏やかな『凪』に戻れます。


頑張らなくても「喧嘩ができない構造」を作る

よく「どうすれば17年も喧嘩をせずにいられるの?」と聞かれますが、私たちは喧嘩をしないように「努力」しているわけではありません。

お互いが最大級に居心地よく過ごせるよう、住まいの「構造」を整えた結果、喧嘩ができない状態になっているのです。

相手の「好き」を一切否定せず、それぞれの場所が最高に心地よければ、お互いの心は常に「凪」のまま。
相手を責める理由など、どこにも見当たりません。



あなたの大事にしているものや想いは何ですか?

人生や暮らしを豊かにするのは、小手先の収納術ではなく、迎え入れたモノとどう向き合うかという自分自身の「軸」です。

「頑張って」整理・収納するのではなく、愛するモノたちが活きる「構造」を整えること。

あなたの家にある「眠っているモノ」たちにも、今日から新しい役割を与えてみませんか?



「幸せは、海の向こうからやってくる」

最後に、最近我が家に迎えた大切な「あの子」をご紹介します。
星のや沖縄で見つけた、蝶をモチーフにしたピアス。

沖縄には、海の彼方に「ニライカナイ」という豊穣と命の源である楽園があるという信仰があります。

このピアスは、そのニライカナイから幸運を運んでくる「使者」をイメージしたものだそうです。

旅先でこのエピソードを聞いたとき、我が家の住まいづくりと重なりました。

外からやってきたモノを「単なるモノ」として扱うのではなく、幸せを運んでくれる「使者」として大切に迎え入れる。

この小さな使者が、今日も我が家に穏やかな風と、変わらない「凪」の時間を運んできてくれています。

今年、10年ぶりにピアスを開けたので
また旅先でピアス巡りをできることが嬉しいです。
(ピアスの記事はコチラから読んでみてください)

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今井萌美|暮らし愛好家・人材育成コンサルタント 応援、心から感謝いたします。あなたの応援を励みにこれからも楽しく、また少し役立つ記事を書いていきます。

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