◉ガッツ石松さん死去
◉昭和の偉人が、また一人。ボクシング世界チャンピオンで、役者やタレントとしても大人気でした。あえて道化役を買って出た部分もありますが、ものすごくクレバーな方で。世界王者と芸能人として、2つの人生で成功を収めた、すごい方だと思います。人生100年時代に76歳は若すぎますが、
【ガッツ石松さんが肺炎のため死去、76歳 ボクシング元世界王者、タレントとしても活躍】産経新聞
ボクシングのライト級で日本人初の世界王者になり、タレントとしても幅広く活躍したガッツ石松さん(本名・鈴木有二=すずき・ゆうじ)が2日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。76歳。栃木県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。
中学卒業後上京し、1966年にヨネクラジムから17歳でプロデビュー。74年4月に3度目の世界挑戦で世界ボクシング評議会(WBC)ライト級王者ロドルフォ・ゴンサレス(メキシコ)にKO勝ち。日本人初の同級王座を5度防衛し、79年に引退した。通算は31勝(17KO)14敗6分け。
ヘッダーはnanoBananaの生成イラストより。あまり似ていませんが、ベルトはちゃんとWBCですので、がんばって生成しましたね。
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自分は、小学生でしたが、現役時代を覚えています。日本人どころか、東洋人初のライト級世界王者。ヘビー級王者が一番難しいとしたら、2番目に難しいのがライト級ではないかと思うぐらい、大変な階級で。なにしろ、世界で2番目に古い階級で、1886年創設。140年の歴史があり、130 - 135ポンド(58.967 - 61.235kg)と、白人や黒人はもちろん、モンゴロイドなどほぼすべての人種が参加できる階級なので。
まさに、人類最激戦区。欧米では、ライト級殻上の人気が、圧倒的ですからね。日本人ライト級王者とか、ノーベル賞よりも難しいでしょう。ガッツさんがすごいのは、今でもライト級最強とされる石の拳ロベルト・デュランと同時代で、世界線でも戦っているんですよね。ガッツさんは1966年デビューで、デュランは68年デビュー。
さらに言えば、マービン・ハグラーが1973年デビューで、シュガー・レイ・レナードとトーマス・ハーンズが1977年デビューですから、まさに黄金の中量級の時代と、重なっているんですよね。1968年デビューの輪島功一さんと並んで、本当に強い王者でした。なにしろ5回防衛すると、記念のベルトをもらえるんですよね。
見た目はいかついですが、ガッツさんは繊細で、試合でもこれは勝てないと思うと、心が挫けて自分から倒れてしまう部分があったようで。だから、後援会長蛇カジムの会長高が、あえてガッツと名付けたとか。実際、10敗以上した世界王者挑戦者とか、珍しいですからね。
チャンピオン時代から、大橋巨泉さんの番組とかにも出ていましたから、引退後のタレント転身は、必然で。御本人も、本当は役者になるつもりで上京した面も、あったとか。『おしん』ではテキヤの親分を好演し、アジアや中東では知名度も高く、『北の国からの』の富良野の鉄工所の作業員・成田新吉の朴訥な演技も、思い出深く。こちらの、倉本聰氏の言葉が、最高の追悼でしょう。
「ガッツ石松さんを見ろ。
— 倉本聰・富良野GROUP (@Kuramoto_kaiwai) June 11, 2026
北の国からに出演した時、
セリフが棒読みでどうしようかなと思ったよ。
だけど、本人はすごく一生懸命に取り組んだ。
すると、いつしかぶっきらぼうな、棒読みだったセリフに味が出てきたんだよ。… pic.twitter.com/Cr43LejTcx
「ガッツ石松さんを見ろ。
北の国からに出演した時、
セリフが棒読みでどうしようかなと思ったよ。
だけど、本人はすごく一生懸命に取り組んだ。
すると、いつしかぶっきらぼうな、棒読みだったセリフに味が出てきたんだよ。
あまりにもまっすぐにコツコツ積み上げていくと、その不器用が武器になるんだなあ。
だから、おまえも"俺は不器用だから”と諦めたらダメだよ。」
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
#北の国から
#ガッツ石松
#成田新吉
#一生懸命
#倉本聰

高倉健さんと共演したいという子供の頃からの夢も、『ブラック・レイン』で実現し。ビートたけしさんが、何かのエッセイで、ガッツさんはサービス精神で道化役をやっているが、ボクシングの世界王者の一瞬の判断力の凄さとか、世間一般的な頭の良さとは比べ物にならないぐらいすごいと、ボクシング経験者として語っておられた記憶が。
バカを演じられる人間が、一番賢いんですよね。子煩悩で、礼儀正しいガッツさんの思い出を、語る方が多くて。ちなみに、若い頃は池袋でトラック運転手など15人と乱闘になり、無傷だったとか。相手は、二人が失神。そういう人が、道化を演じるというのは、すごいことなんですけどね。そういう方だから、脚本家にも愛され、いい役を用意され。
𝕏(旧Twitter)で見かけた、こちらのポストが素晴らしかったので、転載しておきますね。終活も先に済まされ、生前に墓を作る寿陵を、されていたんですね。ガッツさんらしさがにじみ出る、でも誠実な言葉がしみますね。世界チャンピオンになった時、ファイトマネーは全額、両親の新しい家の建設費に回されたとか。
ガッツ石松さんがご逝去されたとの報に接し、大変驚いています。
— てん|事業デューデリ (@6ika_iam) June 11, 2026
栃木県鹿沼市には、ガッツさんが生前に建てた「ガッツ家の墓」があります。
正面には「OK牧場」。
横には戦績、チャンピオンベルト、ボクシンググローブ。
さらに「みんな親孝行してるかい」というメッセージまで刻まれている。… pic.twitter.com/LBcPgtQvpf
ガッツ石松さんがご逝去されたとの報に接し、大変驚いています。
栃木県鹿沼市には、ガッツさんが生前に建てた「ガッツ家の墓」があります。
正面には「OK牧場」。
横には戦績、チャンピオンベルト、ボクシンググローブ。
さらに「みんな親孝行してるかい」というメッセージまで刻まれている。
墓までガッツ石松らしいですね
心よりご冥福をお祈り申し上げます。




唯一無二の人生を全うされた、ガッツ石松さんの御冥福をお祈りいたします。合掌
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