ニッポン放送から独立した「倉本聰」は、過剰なエネルギーでテレビ界・映画界に乗り込んだ。大河ドラマ「勝海舟」に端を発したNHKとのトラブル、石原裕次郎さんからの最後の依頼、田中絹代さんの切ない葬儀、高倉健さんと弾丸ニューヨーク旅行計画、富良野移住と「北の国から」の誕生、先に逝ってしまった盟友たち……。痛快無比な自伝。
※2026年8月3日 19:33時点
一枚の贋作から浮かび上がる さまざまな人間模様とその真相に迫る映画「海の沈黙」。 ――美とは何なのか。権威とは何なのか。 巨匠・倉本聰による現代人への問いかけとともに、 映画の全貌に迫る! 本書は倉本聰原作・脚本、若松節朗監督、本木雅弘主演の 新作映画『海の沈黙』の公式メモリアルブックとして 製作・キャスト陣の特別インタビュー、 主要キャストに手渡された倉本聰による「人物背景」、 「海の沈黙」のシナリオ完全版を収録しています。 映画「海の沈黙」2024年11月22日全国ロードショー 原作・脚本:倉本聰 監督:若松節朗 主演:本木雅弘 出演:小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、清水美砂、菅野恵、萩原聖人、村田雄浩、佐野史郎、田中健、三船美佳、津嘉山正種 ほか
※2026年8月3日 17:31時点
「便利さと引き換えに、私たちは何を失ったのか。」 『北の国から』の脚本家・倉本聰が、政治、経済、環境、AI、戦争、少子高齢化、災害、そして人間の生き方を鋭く見つめた珠玉のエッセイ集。 こんな人におすすめ ✓ 今の日本や世界の動きを深く考えたい方 ✓ ニュースの裏側にある本質を知りたい方 ✓ 環境問題や文明の未来に関心がある方 ✓ AI時代に人間らしさとは何かを考えたい方 ✓ 倉本聰作品のファン ✓ 『北の国から』に通じる自然観・人生観に触れたい方 ✓ 年齢を重ねること、生きること、死ぬことについて考えたい方 『北の国から』をはじめ数々の名作を生み出してきた倉本聰が、2015年から2024年にかけて社会の出来事を見つめ続けたエッセイを収録。 環境破壊、気候変動、AIの進化、政治への違和感、戦争の足音、コロナ禍、少子高齢化――。 日々のニュースの向こう側にある「人間の問題」を、富良野の大自然の中で暮らす著者ならではの視点で問いかけます。 本書の根底に流れるのは、「経済」「環境」「文化」の三本柱が支え合う社会こそが真の文明社会であるという強いメッセージ。 目先の利益や効率だけを追い求める現代社会に警鐘を鳴らしながらも、人間への温かなまなざしを失わない倉本聰の言葉は、読む人の心に深く響きます。 政治や社会への提言でありながら、人生を見つめ直すための一冊。 混迷の時代を生きる私たちに、「本当に大切なものは何か」を問いかける珠玉の随想集です。 ★もくじ 本の柱/財界の沈黙/杭/とっぴんぱらり/災害列島/落葉/風/夜の森/未来への悪夢/秀平/働き方改革/シカ/AI/國会/旅の終わり/一万円札・新/サクラ/ウイルス/巣ごもりの日々/舐める男/結(ゆい)/百歳からの伝言/試食会/スポーツの祭典/老人たちよ/シニア・ガラパゴス/クソ考/神かくし/アベノウブギ/開会式/スポーツマンシップ/いつか来た道/領土/鬼/科学者の罪/知床/ヒトというけだもの/失せ物/肥えた担桶考/ポツンとひとり/牛のゲップ/抑える/最期の問題/國葬/Noblesse oblige/朝令暮改/戦争/墓仕舞い/吹雪/アパレル/90秒後!/冬眠/異次元の改革/根に持つ/闘いの後で/文明の墓場/森の価値/小百合/復興/スシロー事件/洪水の季節/一枚の葉/海洋汚染/地球沸騰/ジャニーズ事件/警察官/言葉/クマ/戦いの果て/世襲議員/光害/最後の旦那/生物多様性/凄むなよォ/旭川空港/バブル・ニセコ/足音/依存症/台湾と能登/ブレーキ/狂暴化/インフレ/あとがきに代えて ※総合ビジネス誌「財界」で連載中の「富良野風話」を1冊の書籍にまとめました。
※2026年8月4日 4:32時点
クリスチャンでケンカ好きなおやじの背中を見て育った幼少期、孤独に涙した戦時中の疎開暮らし、高校二年での父との永訣、飲んだくれの東大生時代、数多のスターとの無鉄砲なニッポン放送での日々、そして独立して「倉本聰」へ。姑息でナイーヴで、負けん気の強い少年が、戦前からの昭和の時代を逞しく生き抜いてきた――。涙と笑いの自伝。
※2026年8月2日 23:33時点
「僕は今事実をそのままに書いている。富良野の森にニングルはいたのだ」――著者が移り住んだ富良野市麓郷の背後には樹海が拡がっている。そこに、ニングルという名の小人の社会があるという。人間社会から隔離された場所に暮らすニングルたちは、「知らん権利」を守りつづけてきた。そんなニングルのひとりチュチュが、著者の家にやってきた女子大生ユミちゃんに恋をした・・・。大河ドラマ「北の国から」の作者・倉本聰が、現代人の心に熱く問いかける、ノンフィクション小説。阿川佐和子の後書きを加えたリニューアル版。
※2026年8月4日 0:33時点
「映画監督中島貞夫」への追悼 時代劇、ポルノ、そしてやくざ映画──。「健全娯楽」から「不良性感度」へと移り変わる時代の東映、プログラムピクチャーの量産体制の中で「反逆の美学」をフィルムに刻み込み続けた映画監督・中島貞夫。中島のデビュー作『くノ一忍法』などで協働している盟友・倉本聰や遺作『多十郎殉愛記』の主演を務めた高良健吾へのインタビューをはじめとした様々な言葉を通し、ショットのひとつひとつにのこされた中島の生の痕跡を見つめ直したい。 [目次] ❖インタビュー〈1〉 それぞれの刻(とき) / 倉本 聰 聞き手=編集部 ❖残日録 娘から妹へ──最後まで京都に居続けた中島貞夫監督について / 橘 麻紀(真紀) 仕様がねェナ / 立川談春 「ギリ研」の中島貞夫 / 細井雄介 ❖インタビュー〈2〉 「中島は頭が良く、作品には品格があった。もっと大きい監督になれたはずや」 / 高田宏治 聞き手・構成=伊藤彰彦 ❖反逆の快楽 「天皇たら親分たらはきらいなんや」 / 伊藤彰彦 明日はいずこの町か──中島貞夫に関する断片 / 長濱一眞 チンピラと情念──やくざ映画における中島貞夫の作家性 / 數藤友亮 中島貞夫の異端的やくざ映画とアジア・太平洋戦争の記憶──一九六〇年代後半から七〇年代の作品を中心に / 角尾宣信 ❖インタビュー〈3〉 途上にて / 北大路欣也 聞き手=編集部 ❖インタビュー〈4〉 軽やかな半世紀 / 三島ゆり子 聞き手=編集部 ❖時代の熱 中島貞夫さんの事。 / 三上 寛 熱の痕 / 成瀬正孝 ❖暗殺という情動/思想 情動が世界を縦に切り裂く──中島貞夫監督『日本暗殺秘録』(一九六九年) / 廣瀬 純 相克と空洞──中島貞夫監督『日本暗殺秘録』(一九六九年)を読み直す / 紙屋牧子 ❖インタビュー〈5〉 信じること、演じること、生きること / 高良健吾 聞き手=編集部 ❖ 座談会 殉愛への追想 / 熊切和嘉×谷 慶子×朝倉義人 ❖遺された記憶 わたしの僥倖・『遊撃の美学』 / 河野眞吾 『FB』そして『映画の四日間』 / 吉田 馨 強かな中島貞夫監督を悼む / 太田米男 京都映画祭の想い出 / 冨田美香 ❖撹乱する者たち 坐産介添人──妊娠映画作家・中島貞夫 / 木下千花 『大奥㊙︎物語』──「女性向け」「男性向け」分割を超える女性像 / 鷲谷 花 利休、そして、「ひとり寝の子守唄」──ブラウン管の中島貞夫 / 濱田研吾 ❖採録 中島貞夫 最後の公開講演──「5万回斬られた男・福本清三3回忌追善イベント」 / 採録・構成=大野裕之 ❖「いいもの」を作る 「作らなきゃ、ないんだからね」 / 大野裕之 中島監督のはらわた / 松原龍弥 ❖ はぐれものたちのドラマツルギー 中島貞夫のスフィンクス──『女番長 感化院脱走』と不安 / 木原圭翔 よるべなきものたちの旅──野上龍雄と中島貞夫 / 高鳥 都 いくつかの『人生劇場』──内田吐夢と中島貞夫 / 藤田奈比古 ❖資料 中島貞夫主要映画解題 / 高部 遼 『中島貞夫の邦画指定席』放送作品リスト / 資料提供=KBS京都/岡田 豊 ❖追悼・鈴木一誌 「ブック=デザイン」の人・鈴木一誌の死を悼む / 赤崎正一 ひとしさん / 大木 茂 文革・映画・デザイン──私にとっての鈴木一誌の仕事 / 土屋昌明 ❖連載 中村 稔 / 赤坂憲雄 ❖詩 遠い雷光の地、論証の月日 / 稲川方人 ❖今月の作品 山内優花・木下多尾・のもとしゅうへい・たかすかまさゆき・赤澤玉奈・栫伸太郎 / 選=大崎清夏 ❖われ発見せり 渓谷は地下の墓 / 生熊源一
※2026年8月15日 1:33時点
今でも、黒板五郎の幻影を見かけることがある。 テレビも映画も元気な過剰で過激なあの時代を、苛烈に駆け抜けた。 そして、今、思うことは――。 抱腹絶倒、波瀾万丈、そして泣ける。どこまでも人間臭い漢の、痛快無比な自伝。 ニッポン放送から独立した「倉本聰」は、「速く! 安く! うまく!」を武器に、テレビ界・映画界に乗り込んだ。 大河ドラマ「勝海舟」に端を発したNHKとのトラブル、応えられなかった石原裕次郎、最期の依頼、田中絹代さんの切ない葬儀、高倉健さんと「ディア・ハンター」観賞弾丸ニューヨーク旅行計画、富良野への移住と「北の国から」の誕生、「やすらぎの郷」がテレビ界に投じたもの、そして、先に逝ってしまった数々の盟友たち……。
※2026年8月5日 18:32時点
作家たちに学ぶ、年の取り方! 「老い」を描いたエッセイ、小説、詩歌三十三篇を選りすぐって収録。 【目次】 めでたき人のかずにも入む老のくれ 芭蕉 いい人生? あさのあつこ 加齢とイケメン 角田光代 若々しい女について 向田邦子 少年老いやすし――教科書の中の時限爆弾―― 井上靖 せっかく逝くのだから少し珍しい最期を 河野多惠子 老いの寒さは唇に乗するな 山田太一 人も年寄れ 古井由吉 年も老いもっと愚かに 佐伯一麦 老人とジム 島田雅彦 老いのくりこと 抄 谷崎潤一郎 いくつになっても色気を 筒井康隆 若さとは 金子光晴 老年と人生 萩原朔太郎 酒 堀口大學 和楽のつどい 杉本秀太郎 夕陽無限好 富士川英郎 早く年取ることが出来ればと…… 吉田健一 孤蓬浮雲 松浦寿輝 明日が 谷川俊太郎 老いたるえびのうた 室生犀星 辛抱 木山捷平 葛飾 吉行淳之介 老いて、思うこと 遠藤周作 不条理と秩序 吉田秀和 存命のよろこび 河野裕子 虚空の遊び――「私の履歴書」 森澄雄 老いについて 中村稔 人生後半の壁 穂村弘 まどろむ 倉本聰 「忘れ」の不思議 鷲田清一 老年期認知症への対応と生活支援 中井久夫 病床夢幻(二) 抄 太田水穂 著者略歴・出典
※2026年8月20日 0:32時点
ドラマ史に残る名作『北の国から』『前略おふくろ様』から、老人のリアルを描いて話題となった『やすらぎの郷』まで、倉本聰はなぜ60年以上にわたり、第一線で書き続けられるのか。「構成はおもてなし精神で」「台詞は論理的であってはいけない」「物書きに必要なのは発信力より受信力」――本書のために書き下ろした新作『火曜日のオペラ』の企画書から完成台本までの創作過程とともに、名作を生む「手の内」をすべて明かす。87歳の今なお毎日原稿用紙に向かう巨匠の、創造力の源泉に迫る一冊。
※2026年8月15日 2:31時点
日本文藝家協会 編 編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢周、堀江敏幸、町田康、三浦しをん コロナ禍の中、表現者たちは、いったい何を見つめ、何を考えていたのだろうか。 この本を読むと2021年の空気が伝わってくる。 苦しいことだけではない。喜びやユーモアが、洗練された文章で綴られている。 日本語の美しさも感じとってほしい。 ――本書編纂委員 林 真理子 掲載作家/作品名 青木耕平/息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている 青山文平/トーストと産業革命 彬子女王/月みる月は 井上理津子/我が町の「宝」 岩松 了/「あいつなりに筋は通ってるんだ」 宇佐見りん/犬の建前 内田洋子/紙 海猫沢めろん/そんな時代 大矢鞆音/安野光雅さんを悼む 小川さやか/ともに歩けば 奥本大三郎/ナマケモノ 尾崎世界観/神様、世間様 尾上松緑/ネガティブな皆さんへ 小山田浩子/料理 温 又柔/「声」分かち合う喜び 角田光代/それは私の夢だった 加納愛子/大人への扉を開けたのは 川上容子/アイヌとして生きる 川本三郎/失われゆく昭和探して 神林長平/考えることに失敗する 岸田奈美/ガラスのこころ 岸本佐知子/雪原 金田一秀穂/"諦められない"心でアイヌ語研究に熱中 倉本 聰/田中邦衛さんを悼む 黒井千次/機械はしない 終業挨拶 小池水音/月の沙漠 小泉武夫/佃煮に想う 小泉 凡/陰のある光 齋藤陽道/関係性の結晶 酒井順子/「すごい」と「やばい」 佐倉 統/河合雅雄さんを悼む 佐々涼子/この世の通路 沢木耕太郎/愚かさが導いてくれた道 椹木野衣/最後の飛翔 茂山千之丞/「覚えられない」 柴田一成/UFO 志茂田景樹/父と兄の書棚が招いた変な読書 鈴木 聡/愛しの小松政夫さん 鈴木忠平/落合博満への緊張感 瀬尾夏美/おじいさんの空き地 高樹のぶ子/那須正幹さんを悼む 高見 浩/『老人と海』をめぐる恋 髙村 薫/夢を彷徨う 武田砂鉄/部屋にいる感じ 田中卓志/最高の食事 田中優子/白土三平さんを悼む 谷 慶子/クールでお茶目なかっこよさ 辻 真先/さいとう・たかをさんの思い出 夏井いつき/悪態俳句のススメ 二宮敦人/特に秘密、ありません 林 真理子/瀬戸内寂聴さんを悼む 原田宗典/親父の枕元 藤沢 周/遠き花 ブレイディみかこ/珠玉の世界 ほしよりこ/「やめた」後の達成感 星野博美/祖父母のすずらん守る 堀江敏幸/あそこの棚に置いてある 万城目 学/(笑)わない作家 町田 康/多分、両方だと思いますよ 松浦寿輝/写真を撮られるということ 松本 猛/エリック・カールさんを悼む マライ・メントライン/脳内ドイツ みうらじゅん/学園の平和、取り戻せ! 三浦しをん/忘れがたきご亭主 三浦雅士/冷水を浴びせる―坂上弘の文体 村井理子/翻訳とは 村田喜代子/閉、じ、こ、も、り 本谷有希子/コロナ禍 社会と密になった 柳田邦男/立花隆さんを悼む 山本貴光/学び始める春 失敗を楽しむ 湯澤規子/胃袋の飛地 横尾忠則/死も遊びだと思いましょ 李 琴峰/ロクな恋 寮 美千子/心の扉を開く言葉 鷲田清一/いつか「コロナ福」だったと言える日 ミロコマチコ:カバー画
※2026年8月16日 20:32時点