エジプト経済、供給ショックが新興国から広がる
エネルギーの供給ショックの影響が広がっていますが、その中でも特に心配されている大国の一つがエジプトです。これまでも、備蓄や経済的な余裕が少ない新興国から影響が表面化すると説明してきましたが、今回はエジプトなどの状況について解説ます。
今のところ世界は供給ショックの影響をやや過小評価しているように見えますが、悪影響がどのように広がっていくのかを見る上では、新興国の状況を見ていくことが重要だと考えられます。
エジプトのエネルギー節約の取り組み
まず、燃料危機に直面しているエジプトが今どういう状況にあるのかというと、3月中旬からすでにエネルギーの節約に取り組み始めています。ショッピングモールやレストランなどについては、木曜日と金曜日を除いて毎日夜9時までに閉店しなければならないことになりました。そして木曜日と金曜日についても、夜10時までには閉店しなければならないという制限が設けられています。
エジプトはイスラム教の国で、金曜日が休日にあたります。そのため金曜日とその前日の木曜日だけは多少の例外が認められているものの、それ以外の日は夜9時までに閉店しなければならないという、かなり厳しい制限となっています。
緊縮財政措置
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