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ベネズエラ余波、キューバは耐えられるか


 ベネズエラの一件を受けて、キューバもドミノ倒しのように体制が維持できなくなるのではないか、そうした見方が広がっています。トランプ大統領は2026年1月4日、「キューバはすでに崩壊寸前であり、ベネズエラのような対応は必要ない」という趣旨の認識を示したとも伝えられています。この記事では、キューバの状況を整理します。

信頼できるキューバの経済データがない

 キューバ経済を語るうえで、最初にぶつかる壁があります。経済を分析するための信頼できるデータが、ほとんど公表されていないという点です。新興国で統計の精度が十分でない国の場合でも、国際機関、例えば世界通貨基金(IMF)のデータを参照して輪郭を掴むことはあります。
 しかし、キューバに関しては、そのIMFによる経済データの公表自体がありません。北朝鮮などと並び、IMFが経済データを公表していない数少ない国の一つだとされています。つまり一次データに基づいて分析することが極めて難しい国であり、議論の前提条件がそもそも脆い。まずここを押さえておく必要があります。

キューバ共和国首都ハバナ
出所)外務省

キューバの最大の焦点はエネルギー依存

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