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金利上昇は日本版トラスショックを引き起こすか

 2026年5月19日、日本の10年国債利回りが2.8%を超えまして、金利の急上昇が大変注目されています。私のところにも「日本の国債は大丈夫でしょうか」、「日本版トラスショックではないですか」といった質問をいただいています。この記事では、今の日本の金利上昇と、2022年のイギリスで起こった「トラスショック」との比較について、私の考えを説明したいと思います。
 私は今回の日本の金利上昇について、「安心してください、何の問題もありません」と言いたいわけではありません。ただし、トラスショックと違うと思っています。

 2022年は、国債と通貨の急落をきっかけに、年金ファンドなどの機関投資家がレバレッジをかけた国債運用(LDI)を解消せざるを得なくなり、連鎖的な売りが売りを呼ぶ展開になりました。

英国トリプル安とトラスショックとの比較

まず「トラスショック」とは何だったのか

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