楽々古事記【03】君の凹は僕の凸
この楽々古事記を読めば、少し難しい古事記の本でも楽々わかるようになる!
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※今回はチョット説明が多いですが、ご辛抱くださいませ。
凸凹コンビ
「ねぇイザナミ?」
「なぁん?」
「お前の体っち、どげんなっとるん?」
「んとねぇ、ほぼほぼ出来上がっとるんやけど、なんか足らん所があるんよねー。へっこんどるんよ」
「あっそうなん。俺も出来上がっちょるんやけど、一個多いんよね。でっぱっちょるんよ」
「ふーん」
「んじゃさぁ、お前の凹の所に、俺の凸を差し入れて、国を生んでみらん?」
「うん、やってみよっか」
【古事記での表現】
「成り成りて、成り合はぬところ、一処あり」
「成り成りて、成り余れるところ、一処あり」
「成り余れるところを成り合はぬところに刺し塞いで国を生み成さむ」
と表現されています。
※古事記は全て漢字ですので、読み下し文となります。
プロポーズ大作戦
二人は天之御柱を廻って、求婚の儀式を行うことにしました。
【兄妹で結婚】
イザナキとイザナミはペア神として成ったので、兄妹という側面もあります。がしかしです。親がいないのですから、DNAがなんちゃら…近親相〇がうんたら…は関係ありません。なんせ神様のことなんですから何があってもワカチコです。
天之御柱(あめのみはしら)の左からイザナキが廻り、右からはイザナミが廻って、出会ったところでプロポーズをしました。
「あら、いい男」
「おお、いい女」
【古事記での表現】
あら、いい男は、
「あなにやし、えをとこを」
おお、いい女は、
「あなにやし、えをとめを」
としています。
言葉を交わしたものの、イザナキは、
(女から声をかけても良かったっけ?)
と、思いましたが、そのまま合体しました。
【合体】
夫婦の交わりのことですが、古事記では「まぐわい」といいます。
水蛭子(ひるこ)
合体で最初に生まれてきたのは、手足がなくブヨブヨとした「水蛭子」でした。
「ああ、育たんごとあるな…」
「うん、そうみたいやね…」
二人は悲しみながら葦で舟を作り、水蛭子を乗せて流しました。
「よし、もう一回がんばろッ」
「うん!」
ということで、再度合体しました。
淡嶋(あわしま)
次に生まれたのは「淡嶋」で、ブクブクと泡のような塊でした。
「ああ、これもいかん…」
「そやね…」
この淡嶋も数には入れませんでした。
【水蛭子】
表記は「蛭子」が使われていることがあります。
また、水蛭子は、神なのか?、それとも島なのか?ということが気になります。多くは水蛭子を神様や人になぞらえて書いています。絵でも人型に描いていることが多いようです。がしかしです。淡嶋をみてもわかるように、この回は「国生み」なんですよね。気になるところですがワカチコでいきましょう。このことは次回の最後(図③)でも少し触れます。
高天原に相談へ
二度も失敗した二人は、途方に暮れていました。
「なんがいかんかったとやろか?」
「うーん、なしかねー…」
「とりあえずさぁ、高天原のおっちゃんたちに聞いてみよっか?」
「それがいいかもねー」
ということで、一旦、高天原にトボトボと戻っていきました。
ということで今回はおしまいです。
下記に図を貼っておきますね。
図 今回の図

ではでは。。。
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