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楽々古事記【06】凹部がアッチッチ

この楽々古事記を読めば、少し難しい古事記の本でも楽々わかるようになる!

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※今回も神様がポンポンとたくさん生まれます。


火之迦具土神(ヒノカグツチ)出産

イザナキとイザナミの神生みは、最後の最後でカグツチを生むことによって、とんでもない悲劇が起きてしまいます。

先ずは前回の神生みポンポン図をどうぞ。

図① 振り返り図

この最後に生んだ神様「火之迦具土神(ヒノカグツチ)」は、火の神様です。

それでが原因で、とんでもないことに…

大火傷(おおやけど)

「ぎゃあああああー」

「イ、イザナミ!」

「あ、熱い、熱いーーー!」

「ああ、どうすればいいんだ!!」

そうです。

カグツチは火の神様が故に、イザナミは陰部に大火傷を負ってしまったのです。

「うわー、熱いー痛いー!」

どうすることも出来ずにうろたえるイザナキと、激しい痛みと熱さで、のたうち回るイザナミ…

「痛いよー、助けてー!」

悶え苦しむイザナミは、嘔吐、尿、糞を巻き散らかしました。

それでも神様は神様

そのイザナミの嘔吐物、尿、糞から、神様が誕生しました。

【嘔吐、糞、尿から神様】
ワカチコです。

イザナミのタヒ

「イザナキー、苦しいよー」

「ああ、イザナミ、オレはどうすれば」

「もうダメ…」

「そんなこと言うなよ。大丈夫だよ」

「今まで、あり・が・・と・・・」

ガクンッ・・・

「イザナミーーーーッ!」

散々悶え苦しんだイザナミは、とうとう力尽きて神避りなさいました。

【神避り】(かむさり)
神様が亡くなること。

涙と埋葬

「ううッ…イ、イザナミ…涙」

イザナミを失ったイザナキの頬から涙の雫が落ち、その涙が神様になりました。

そしてイザナキは、イザナミの亡骸を比婆之山に葬りました。

「さよなら、イザナミ…涙」

【比婆之山】(ひばのやま)
諸説ありますが島根県の比婆山といわれています。

イザナキの悲しみが!

戻ってきたイザナキは、怒りと悲しみのあまり、十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、カグツチを斬り捨ててしまいました。

そのカグツチの屍からも、次々と神様が生まれました。

【十拳剣】(とつかのつるぎ)
拳(こぶし)10個分の刃の長さがある剣の総称。
このときの十拳剣は「天之尾羽張剣(あめのおはばり)」といいます。

十拳剣からも神様

カグツチを斬り捨てた剣に付いた血が、剣の刃先、刃の根元、柄から滴り落ちて、その血からも神様が生まれました。


もう何でもアリの神生みです。

ということで今回はおしまいですが、下記に図を貼っておきますね。

図② アッチッチの神様

太文字は、豊受比売神と建御雷之男神ですが、トヨウケは古事記ではもう出てきません。他の話で登場させますのでヨロシクです。

ではでは。。。


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