システムは冷たくない。20年SEを続けて気づいた、あなたに余白をつくる方法
あなたは「システム」という言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
「パソコンやプログラムに関係したものでしょ。」
「何かの手続きで『システム上の都合で…』って言われてあまり良いイメージがない。」
といった感じで、ちょっとネガティブな印象があったりしませんか。
そうなんです、システムってどこか無機質で冷たい感じがしますよね。
でも実はシステムって、いつも私たちの身近にあって、お世話になっているんです。
私は製造業のSE(システムエンジニア)として20年間、多くの現場と向き合ってきました。その中で確信したことがあります。
システムは、単なる効率化のためのものじゃない。
システムはあなたに「余白」を生み出して、眠っていた「ワクワク」を呼び起こしてくれるものです。
・そもそもシステムって何だろうって思っている
・システムが自分にどう関わって、どう役に立つのか分からない
そんな人にぜひ読んでいただけたらと思います。
そもそも「システム」って何でしょう?
システムを一言でいえば「あなたが行きたい世界に行くための導線」です。
いろいろ考えることなく、システムを利用することで、あなたが本当にやりたいことができる時間や余白が生まれるもの。

私たちが呼吸して、おいしいものを食べて、元気に活動できているのも人体というシステムがあるから。
行きたい場所があれば、バスや地下鉄、飛行機に乗れば移動できるのも交通システムがあるから。
日常にもシステムはあります。
玄関に晴れの日用のスニーカーと、雨の日用の長くつを並べておく。
すると翌朝にいろんなことを考えなくてもスムーズに出かけられます。
このような形で、システムは作り方次第で良くも悪くもなります。
でも、間違った悪いシステムを作ってしまったら…
過去にあった、私の苦い経験を共有します。
とある現場でお客様から生産性を高めたいとの依頼があり、数分刻みで点灯するランプの色に合わせて、作業員の方々の動きを決めるシステムを構築しました。
「よし、これでスムーズに作業ができそうだ!!」
私としては、良いシステムを作ったつもりでした。
無事に納品して、データ上では生産性が上がっています。
お客様も大喜びして、感謝のお言葉もいただきました。
でも現場を訪れた私が見たのは、働いている作業員のみなさんの暗い顔。
このとき、ハッと気づきました。
「ロボットのような、奴隷のような、悪いシステムを作ってしまった…」
「システムって、これじゃない。」
今でも覚えている出来事です。
このとき、「良いシステム」と「悪いシステム」の違いを考えるきっかけになりました。
「良いシステム」と「悪いシステム」の違い

【良いシステム】
「次に何をすべきか」を迷わせない設計で、迷いなく没頭できる
確認の手間を削ぎ落とし、思考の余白を生む
関わる人の貢献をみんなが見ていて、お互いに「がんばったね!!」と言い合えるような調和を作る
【悪いシステム】
「これでいいの?」と常に不安を感じさせ、脳のエネルギーを消費させる
効率のために人間をルールに当てはめて、自発的な工夫やワクワクする心を奪う
一部のヒーローだけが脚光を浴び、陰で支える人の努力を無効にしてしまう
まとめ
システムは、あなたがやりたいことに「熱中」するための舞台装置
そして、優れたシステムはあなたの成長に合わせて、ともに未来へ変化できる柔軟さを持っています。
そんなシステムがあれば、あなたはもっと自分と仲間を大切にしながら、その先にあるワクワクすること、青春のような感動時間を楽しめるはずなんです。
ここで、私と一緒に1分だけでもいいので想像してみませんか。
「もしあなたに余白の時間が生まれたら、どんなことを始めたいですか?」
・・・
あなたが頭に浮かんだことに熱中できるようになるために、私は今「システム」を具体的に形にしようと動き出しています。
文化祭のような仲間と楽しめるシステムかもしれないし、
家庭科のような生活を整えるシステムかもしれません。
あなたの人生に、感動や余白をつくっていくためのシステム。
出来上がっていく過程を、また読みに来てくれたら嬉しいです。
スキやフォローで応援もよろしくお願いします。
では、またね。
いいなと思ったら応援しよう!
いただきましたチップは、より良い文章を皆さんに還元できるように書籍代などに使わせていただきます。