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課題の分離ができている人は一見冷たい


ここ数日、完全に思考がアドラーモード。

アドラー心理学のことを考え出すと、いつもこう。数日ぐるぐる考えて、ハマる。そんで飽きたら、また忘れる。典型的な、熱しやすく冷めやすいタイプ。でもまたスイッチが入るとまたハマる。その繰り返し。


noteも同じで、書きたい時はどんどん書きたくなるが、書きたくない時はとことん書きたくなくなる。書きたいことがなくなる。最近は書きたいことがある方。きっとそのうちまた飽きるだろうから、書きたいときに書いておく。


移り気な自分への失望と自己嫌悪もあるが、同時に「それが自分、仕方ない」と諦めというか、そんな自分を受け入れつつある。


アドラー心理学の「課題の分離」については、以前も書いたことがある。


私の夫も、課題の分離が結構うまいと思う。
お手本、そばにいた。笑

『嫌われる勇気』はたった1回しか読んでいないし、アドラーは全く意識してないはずなのに、うまい。彼はその才能があると思う。


しかし、長年の付き合いを経て、分かってきたこともある。


課題の分離ができている人は、一見冷たい。
優しくないように見える。
見えないだけで、彼らなりの優しさはあるのだが、冷たい人に見える。


よく考えたら当たり前だ。

課題の分離は場合によっては「それは自分には関係ない」とぶった斬って、他人事・無関心でいるように見えるからだ。

他人の心の中は、誰にも分からない。優しさは目に見えない。言葉や態度に出してくれないと、周りには伝わらない。


夫は、判断が割と合理的で、他人をコントロールしようとはしないし、面倒だろうと嫌だろうと、文句も言わずに自分の出来ることを淡々とやるタイプ。
(私は文句言うし口実見つけてすぐサボるタイプ)

「合理的」というとまるで論理ばかりで心がないように思うかもしれないが、彼なりに相手や周りとのwin-winを考えたり、ベストな選択肢を提案したりと、私から見ると優しさを感じることも多い。

同時に、他人に何かひどいことを言われても、「はあ?うるせえ笑」と、いちいち傷つくことなく突っぱねられる強さもある。なんというか、自己肯定感が高い。


「他人は他人、自分は自分」という感じで、周りと比較して落ち込む姿を見たことがない。羨ましい限りだ。でもその分、共感力はちょっと低いかも。映画とか見てても、セリフで説明してくれないと感情まで汲み取れないタイプ。



先日、「この10年間で、もっとこうすればよかったなぁとか、後悔してることとかある?」と聞いてみた。

私は、「娘の赤ちゃんの時の記念写真、もっと可愛い服を着せてあげれば良かった」とか「あのとき、あれをしなければ良かった」とか色々あると言った。後悔なんて、挙げればキリがない。

夫は「うーん」と少し考えたあと、「ない」と断言した。私が後悔していた娘の服のことも「俺はあれが一番いいと思った」と言った。仕事での後悔もないらしい。仕事や人間関係で悩んでるところも見たことがない。生きる意味とか死とかも深くは考えないタイプ。



それでもさ、10年間後悔がひとつもないって、凄くね?笑



そばで見ていた感じ、毎日とても努力しているとか、何かに本気で感謝しているとか、やりたいことを全力でやっているとか、別にそういう様子もなかったのだけど。

普通〜の平凡な毎日を送っていたように見えたけど。


それで「全く後悔がない」と言い切れる強さ。悩んでばかりの私からしたら、羨ましい限り。


私が思うに彼は、自分と他者の課題の分離だけでなくて、過去と今の課題の分離もできているのだと思う。


過去の自分がしたことは、過去の自分のもの。
今の自分がすることは、今の自分のもの。

過去の課題は、過去の自分のもので
今の課題は、今の自分のもの。

過去の課題には、介入しない。
変えられない、コントロールできないから。

今の課題だけに集中する。
今と未来なら、変えられるから。

そういう意識を、無意識に持てているのだろうと思う。え、人生の達人?




他者の課題にも介入しない。首を突っ込んだり、他人を変えようとしたり、自分と比較しない。淡々と、自分ができることだけに集中する。


そういう人は、一見、冷たい。
他者への関心がないように見えやすい。

中には本当に他者に一切の興味がなく冷たい人もいるかもしれない。だけど、多くの人はたぶん冷たいのではなく、ただ今を、自分の人生だけを、一生懸命生きているだけなのだと思う。


少なくとも私の夫は、そういう人だと思う。




いや、ナチュラルにその領域はズルいだろ!笑

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