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はじめての学級経営①朝の支度

朝の支度

朝教室に入りあいさつをした後、まず始めにすることが「朝の支度」です。

ここでは、子ども達が朝の支度をスムーズに進めることができるよう担任としてやっておきたい3つのポイントを紹介します。

1.手順共有

「朝の支度」と一言で言っても、次の活動に移るまでの工程はいくつかあります。

まずは教師が「子どもは何をするのか」具体的なステップを書き出してみましょう。

例えば朝の支度の手順はこのように細分化することができます。

①背負っていたランドセル(カバン)を机の上に置く
②宿題や提出物をランドセルから取り出し、提出する
③ランドセル(カバン)からその他の中身を取り出し、机の中にしまう
③ランドセル(カバン)をロッカーに入れる
④手洗い・うがいをする
⑤次の活動時間の3分前までに着席する(整列する)

もちろん、朝に連絡帳を書かせたり、読書や学習をして待つなど過ごし方は学校によっても様々ですが、ひとまず自分のクラスで毎朝子ども達がしている「朝の支度」の手順をはっきりさせましょう。


小学1年生や他の学年であっても新学期当初の頃は、朝の板書にこのような手順がかんたんに書かれたものを掲示してもいいかもしれません。


教室に入ってから、朝の会や朝学習、朝会など、次の活動に移るまでに何をしておくとよいか、その理想的な手順を把握して、学級全体に手順を共有します。

※最初から、厳しく指導をする必要はありません。あくまで手順の共有に留めましょう。


2.全体指導をする

手順を共有しても、しばらくすると朝の支度が遅くなることがあります。

全校に関わる活動であれば、必ず定刻通りに進めます。


ですが、朝学習などのクラス単位で進める活動の場合、担任が声をかけないとなかなか次の活動に進まない…

なんてこともありますよね。


そのようなタイミングで、全体に向けて指導をします。

指導と言っても、叱責をするということではありません。

ここで朝の支度が遅いとどんなデメリットがあるのか、子ども達にイメージさせます。


朝の活動の開始時刻が遅れたときに、次のような話をします。

・みなさんが〇年生として登校する日はだいたい200日あります。
・朝学習の時間が毎日3分遅れると、一年間で600分、学習の時間が減ります。
・朝の支度をスムーズに行い、定刻通りに朝学習が始められると、みなさんはそれだけ賢くなれますよ。


そして、実際に朝の支度に何分くらい時間がかかるのか、全体で共有します。

一人の子どもが手本として、実際に朝の支度をしてみます。担任はストップウォッチなど時間が測れるを用意しておきます。

支度が終わったら、どのくらい時間がかかったのか全体に共有します。

※意外と早いことに驚く子も多いです。


ですが、実際には学校に来てから10分、15分と時間があるのに準備が終わっていない人が多い。

どうしてだろう?と問いかけると、朝の支度をする前にしゃべっている、遊んでいるなどの意見が出てきます。


では、時間通りに次の活動を始めるには、どうすればいい?と問いかけ、約束を決めます。


これで、

⑴【手順共有】朝の支度のやり方を共有する
⑵【ルールづくり】朝の支度をするときの約束を決める

ここまで進みました。


そして、これらのことをしても「やらない」子がいたら声をかけること、「手助けが必要な」(「できない」)子は支援をすることも伝えておくことをおすすめします。


3.システムをつくる

これでも朝の支度を「やらない」「できない」子がいる場合はシステムを組んでいきます。


準備が遅いクラスによくありがちなのが、

「担任ができていない子全員を注意する」

というパターンです。


これではモグラたたきのようになってしまい、担任の手は足りません。


そこで、「班→日直→担任」というシステムを組みます。

準備が遅い子がいた場合、まずは班のメンバーが声をかけたり手伝ったりします。

次に、日直が次の活動までの時間をタイマーを使って全体に共有します。

最後に、それでも朝の支度ができずに支援を必要としている子どもにのみ、担任が手助けをします。


班で助け合う、

日直がのこり時間を示す、

担任が子ども達では手に負えない子どもの支援に回る

このように担任が手を動かすまでに複数の関門を用意しておくことで、

担任一人であっちにもこっちにも注意をして朝からヘトヘト…

なんてことはなくなっていきます。


おわりに

朝の支度ができ、定刻で次の活動を始められるクラスであればこのような仕組みは必要ありません。


ですが、もし朝の支度が遅い…という課題を抱えているのであれば、今回紹介した3つのポイントを実践してみましょう。


隣のクラスに比べて準備が遅い…

なんて落ち込む必要はありません。

子ども達を信じて、一つ一つできることを増やしていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

お相手はもみじでした。

それではまた次の記事でお会いしましょう👋


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