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やったことのない仕事が、来るのが怖くなくなった

「これ、できますか?」

クライアントから、そんな一行が届くことがあります。

新しい相談。ありがたい話のはずなのに、
やったことのない内容だと、画面の前で、ふっと指が止まる。

正直に言うと、昔の僕は、ここでよく固まっていました。

できるとも、できないとも言えない。
ゴールまでの道のりが見えないし、
そもそも、最初の一歩をどこに置けばいいのかも分からない。

調べて分かることなら、まだいい。
でも、ネットに出てくるのは、たいてい「誰かの事例」です。

部分的だったり、その人のケースの話だったり。
記事が古くて、今はもう違う、なんてこともある。

「僕の、今の、この案件」にぴたっと当てはまる答えは、
どこにも落ちていませんでした。

ザクッと聞ける、というだけのこと

そこにAIが来て、何が変わったか。

たいそうな話ではありません。
ただ、とりあえずザクッと聞けるようになった。それだけです。

全体の流れを聞いてもいい。
一歩目だけ聞いてもいい。
途中で「これで合ってる?」と聞き直してもいい。

何回聞いても、誰にも迷惑をかけない。
これが、思っていたより、ずっと効きました。

未知のツール。使ったことのない機能。
今まで「う……」となっていた相手に、
気軽に手をのばせるようになったんです。

「手探り」とは、ちょっと違う

おもしろいのは、これが「手探り」とは違う感覚だということ。

昔の見切り発車は、暗い場所を、手だけで進むようなものでした。
当たったものが何かも分からないまま、こわごわ前に出る。

今は、隣に聞ける相手がいる。
「これ、こういうこと?」と確かめながら、
疑問を一個ずつ潰して進んでいける。

同じ「分からないまま始める」でも、
足の裏の感触が、ぜんぜん違うんです。

そして、ここがいちばん大きいかもしれません。

「なんだか分からないけど、これで動いた」ではなく、
「なぜ、これで動くのか」を消化しながら進める。

だから、理解が残る。
一個分かると、次に「じゃあ、この場合はこうできるんじゃない?」と、
手が伸びる。

分かることが、静かに積み重なっていく。
この感覚が、地味にうれしいんです。

やってみると、案外できる。
その「なんとかなった」が積み重なると、
次の未知が来ても、前ほど身構えなくなります。

分からないことは、もう、止まる理由ではなくなりました。

できるかどうか、ではなく、聞きながらやれば、たぶんいける。
そう思えるだけで、受けられる仕事の幅は、静かに広がっていきます。

やったことのない「これ、できますか?」が、
ちょっとだけ、楽しみになってきました。


AIとの向き合い方は、こちらにも少し書きました。

ちなみに。

それでも、自分の手に余るな、というときはあります。
そんなときは、作りの部分だけリライトシステムズのような外の手にあずける、という選択肢もある。
全部を自分で抱えることが、目的ではないので。

#AI活用 #フリーランス #一人起業 #働き方 #仕事論 #経営者

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