「~と思う」の言い換えを考えてみる
「~と思います」
「~と思っているのですが…」
みなさんは、このように「~と思う」を文章の中で多用していませんか?
今回は、ついつい多様しがちな「~と思う」の言い換えを考えてみたいと思います。
「~と思う」を多用していませんか?
文章を作成する際に、つい使ってしまいがちな「~と思う」。
「~に関して、私は~と思います。何故かというと、~と思うからです。」
「~と思いました。ですが、この場合は~と思います。」
「私は~と思うのですが、みなさんは~と思いませんか?」
などなど…
ビジネスシーン、普段のSNSでも多用されているのではないでしょうか?
便利だからこそ使いたくなる。ですが、文章をよくよく見てみると、「~と思う」ばかり。気になりませんか?
どんな言い換えがあるのか?考えてみる
「~と思う」の言い換えを一緒に考えてみましょう。以下の例文ではいかがでしょうか?
本件に関して、私はオンラインでの打ち合わせではなく、直接対面でお話ししたいと思います。重要な内容ですし、そのほうがお互いに感じていることをより率直に伝えやすいと思うからです。
言い換えを考えてみましょう。
本件に関して、私はオンラインでの打ち合わせではなく、直接対面でお話ししたいです。重要な内容ですし、そのほうがお互いに感じていることをより率直に伝えやすいためです。
「~と思う」を使うことをやめ、文末を思い切って言い切りの形にしてみました。以前の文章より、伝えたいことがストレートに伝わってきませんか?
もう一例見ていきましょう。
お話しを聞いて、Aさんの意見がより的を得ていると思いました。ですが、現場が困っており早急な対応が必要な場合は、Bさんの意見のような対応が必要かと思います。
こちらはいかがでしょう?言い換えを考えてみましょう。
お話しを聞いて、Aさんの意見がより的を得ていると感じました。ですが、現場が困っており早急な対応が必要な場合は、Bさんの意見のような対応が必要ではないでしょうか?
「~と思う」は「~と感じる」と言い換えても違和感ありません。また、二文目ではあえて文末に疑問形を使ってみました。
疑問形を使うことで、ただ自分の意見を述べるだけでなく、読み手や聞き手を引き込む文章にすることができます。
疑問形を使った文章については、以下noteでも解説しています。
最後にもう一例見ていきましょう。
私は、本書の主人公はもともとリーダーシップがあるタイプだと思うのですが、みなさんはそう思いませんでしたか?
言い換えを考えてみます。
私は、本書の主人公はもともとリーダーシップがあるタイプだと考えるのですが、みなさんはどう解釈されたでしょうか?
「~と思う」を「~と考える」や「解釈する」と言い換えてみました。
「思う」より少し固めな印象になりますが、論文などはこちらの言い回しのほうが適しているでしょう。
「~と思う」の言い換えポイントをおさらい
ここまでの言い換えポイントをおさらいしていきましょう。
①思い切って言い切りの形にしてみる
→よりストレートな印象になる
②「~と感じる」と言い換えてみる
→「~と思う」とほぼ同意で言い換えることができる
③あえて疑問形を使ってみる
→読み手を引き込む印象になる
④「~と考える」「~と解釈する」と言い換えてみる
→文章が少し硬い印象になる
おわりに
いかがでしたでしょうか?
便利な「~と思う」に頼りすぎず、文章のニュアンスに合わせて、バランスを見ながら言い換えを試してみる。それによって、より伝わりやすい表現になることもあるかもしれません。
次回もお楽しみに!
