「これだ!」と思える仕事が、ついに見つかった話|ハッピーライティングマラソン#27
「ユダヤ人大富豪の教え」などの著書で知られる本田健さんの「ハッピーライティングマラソン」という企画に参加しています。
今回は、27回目のお題【最近、心が「これだ!」と感じた瞬間は?】に沿って書いてみます。
今の仕事について
私は、どこにでもいる普通の事務員である。
正直に言えば、今の仕事は「消去法」で選んだ職業だ。
大学3年生のとき、就職活動が始まるにあたり、自己分析を行った。
自分の長所や短所らしきものは見えてきたが、肝心の「やりたいこと」は一向にわからなかった。
そこで私は、「これだけはない」と思う仕事を除外していき、最後に残った無難そうな選択肢が、一般事務職だった。
事務職に絞って数社を受けたところ、順調に選考を通過し、ありがたいことに複数の内定を得ることができた。
その中でもっとも規模の大きい企業を選んで就職した。
しかし、どこかで「これは私の天職ではないな」という予感が常にあった。
それでもせっかく手に入れた安定した職である。
波風を立てないように、自分を押し殺しながら当たり障りなくやっていこうと決めていた。
幸い、残業は少なく、休日はカレンダー通り。
この環境のおかげで、趣味に思い切り打ち込むことができた。
私は社会人になってから、あるスポーツに夢中になり、週に4〜6回はその時間に充てる生活を送っていた。
競技にも定期的に出場していたので、会社員と競技選手の二足のわらじともいえる状態だった。
このようなライフスタイルが可能であったという点では、今の仕事は非常に都合がよかった。
そのため、多少の違和感には目をつぶり、とりあえず数年間は勤め続けた。
だが今年の夏、思いがけず故障を経験し、競技から一時的に離れざるを得なくなった。
そのとき、これからの人生について否応なしに向き合うこととなった。
「今の仕事、本当にこのままでいいのだろうか?」
この問いを、私は初めて真剣に自分自身に投げかけた。
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自分に問いかけた5つのこと
私は、自分の内面と向き合う中で以下の問いを自分に投げかけた。
• 自分が本当に望んでいることは何か?
• これからなりたい自分像とは?
• 自分のどんな力を活かして仕事がしたいか?
• 自分に合った働き方とはどのようなものか?
• 「働くこと」に対して、自分が持っている前提やイメージは?
これらすべてに即答することはできなかったが、時間をかけてじっくり考えた結果、私に向いていそうな働き方のビジョンが少しずつ見えてきた。
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見えてきたビジョン
1週間ほどかけて書き出した「将来の仕事のビジョン」は、以下のようなものである。
• 雇われではなく独立する働き方
→ 裁量を持たせてもらったときの方がうまくいった経験が多かったため。
• スポーツ選手に向けた心身両面のサポートサービス
→ 趣味としてやってきた競技で、自分自身がこのアプローチで整ってきた実感があるため。
• 高単価かつリピーター中心のスタイル
→ 広く浅くより、狭く深く関わる方が得意だから。
• 香り・漢方・呼吸・瞑想などを取り入れたセッション
→ これらの分野に個人的な関心を持ち、長く探究してきた。検定の資格も保持している。
では、これらをすべて活かせる職業とは何だろうか。
何日も考え続けた。
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「これだ」と降りてきた仕事
そんなある日、散歩中に突然アイデアが降りてきた。
「これだ」と思った。
その仕事とは——
• 肩書は「スポーツメンタルトレーナー」
• スポーツチーム、学校、個人アスリートを対象にコーチングを提供
• 活動形態は個人セッション、継続講座、講演、執筆など多様
• コーチングを通して、「勝てるマインド」「ブレないメンタル」を一緒に育てる
• 心と身体の両面からアプローチする独自メソッドを構築
これなら、これまで自分が力を注いできたことがすべて活かせる。
たとえば——
・メンタル面でお金をかけてコーチングを受けてきた経験
・身体のコンディショニングのために通っていた整体や動作改善、バレエなどから得た学び
・大学で専攻していた心理学の知識
・香りや漢方についての体系的知識
・アルバイトでの長年の接客業経験
これらのスキルや経験は、私自身が「好きで」「頼まれなくてもやってきたこと」ばかりだ。
しかし今の仕事では、こうした力を活かす場面がほとんどない。
分野や求められる性質があまりにも違いすぎるからだ。
でももし、これらを活かせる仕事ができたら?
これまで注いできた時間とエネルギーが、必要としてくれる誰かの役に立ったら?
それは、ものすごく幸せな働き方だと思った。
これらのスキルは、誰にも奪えない私の財産である。
それを活かせない仕事をやり続けるよりも、
それを活かせる仕事を自分でつくりだすこと。
それこそが「自分で選んだ道を正解にする」ということなのではないか——。
そんなふうに思った。
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目標が見えた今
今、私にとって「これだ」と思える仕事のビジョンが見つかった。
そのことが、心から嬉しい。
目標が見えれば、あとはそこに向けて準備を進めるだけである。
今、私はその準備を一つひとつ進めていて、これまでにないワクワクを感じながら日々を過ごしている。
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