気まぐれと、偶然と、最後のピース
社会人になっても、大好きなギターは続けられると思ってました。
…社会人ナメてたわ。
深夜3時に帰るのが日常で。少し寝て起きたら、また会社。休日は回復で精一杯。なんだこれ。ギター弾く時間なんて、ぜんっぜんないし。
学生時代に練習してやっと弾けるようになった曲も忘れちゃって、たまにギターを手に取っても、何も進んでない自分にガッカリするだけ。
どんなに忙しくても、続けたい気持ちさえあれば、できると思ってたんだけどな〜…
学生時代のわたしにとって、想像もつかなかった日常が、ボディブローのように効いてきて、もはや気力だけで立っていた頃…
わたしはエレキギターを買いました。(唐突)
…弾く時間、ぜんっぜんないんじゃなかったっけ?
当時とあるバンドが気になっていて。学生時代はアコースティックギターだったので、バンドにはあまり興味がありませんでした。
ところが彼らのライブ映像を見ていたら「バンド組みたいかも…」なーんて思うようになって。買っちゃったんです。
それからの休日、予定のない日は新しいギターを触っていました。メンバーのアテもないのに、いつかバンドを組んだ日を妄想して。
そんな時…友人から、創作活動のお誘いを受けたんです。友人のアート作品と、わたしのギターとでコラボしたいと。
ふたつ返事で、オッケーしました。
毎日帰りが遅いし、お昼ごはんキャンセル(昼キャン)するしで不健康街道まっしぐら。真面目だから、がんばっちゃうんだけど、ちょっと限界も近い。そんな時にやってきた、小さな希望のようなお誘い。
直感的に、チャンスなんじゃないかって思ったんです。なんのチャンスかは知らんけど。もしかしたら、変われるんじゃないかなっていう淡い期待がありました。
時を同じくして、仕事の方でも変化が。異動が言い渡されたんです。わたしの環境は一変しました。なんだか知らんけど、その日のうちに帰れるぞ!?
深夜3時って、おかしかったんだ!!(それはそう)
気力と体力の削れ方が激変して、わたしの創作活動が加速します。友人との活動をきっかけに、またギターを弾く日常に帰ってきました。人生初の作曲というお土産つきで。
エレキギターを買ったのは自分だし、異動が言い渡されたのも偶然だったけど。友人に誘われるという最後のピースが揃わなかったら、“クリエイター空豆もなか” はここに存在しなかったかもしれません。
なぜって、あの作曲がなかったら、ギターに本腰を入れるきっかけとなったバンドに加入できていないだろうから。そう、わたしにはバンドを組む “いつか” も訪れたんです。
だから、あのお誘いは、わたしの人生のターニングポイントだったと思っています。
今思えばこの話、あのとき気になってたバンドの歌詞みたいだな〜
この先に待ち受ける 壮大なストーリーの
巨大な歯車の音 今 静かに
今朝発の 羽に乗り 飛び越えた未来は
想像もつかない 僕はまだ 夢の途中
#30日書けるプログラム
Day12:人生のターニングポイントってどこでした?
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