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ルーツ旅【山形庄内地方⑤】「白蛇の恩返し」…なわけがない

白蛇と出会った数ヶ月後の、秋か冬のことでした。私は両親に車で送ってもらい、ひとりで京都の祖母の家に泊まっていました

その夜、祖母は、台所で夕食の後片付けをしていました。私は平皿を何枚か両手に持ち、台所から隣の部屋のテーブルに運ぼうと、歩き出しました
その時ふと、あの白蛇のことを思い出したのです。

「また、玄関に来ているかもしれない」
そんな気がしました。

▼私が玄関先で見たものとは

私はお皿を持ったまま、廊下に通じるドアを開けました。廊下は明かりがついておらず、数メートル先に玄関が見えます。

玄関ドアは、格子のはまった和風の横開きのタイプで、でこぼこした半透明のガラスがはまっています。外に門灯の明かりがあるので、ドアの向こうが少し透けて見えました。右のほうに、なにか白っぽいものが見えます。

よくみると、人のような大きさの、全身真っ白なものが立っていました。

やっぱり。
私は驚きませんでした。

「ガイコツだ」
そう思いました。

でも実際、その影はただ真っ白なだけで、黒々とした隙間がのぞいていないから、骸骨でないことは自分にもわかっていました。ただ、白い人のようなものを表す言葉が、それ以外に思いつかなかったのです。

私はしばらくその白いものをみてから、もう十分な気がして、台所に引き返しました。

その家の玄関は2階にあり、そこに来るには、1階の駐車場にある門を開けて、階段を上がらねばなりません。だから、その人影は通りすがりの人ではなかったし、その夜、家を訪ねる人もいなかったので、今でもその正体はわかりません

ただ、そのシチュエーションや白いものという共通点から、きっと、その前にみた白蛇と似たようなものなんだろうなという気がしています。

▼白蛇=幸運のシンボル?

・・・と、ここまで読んで、もしかしたら、私が前に書いたことを思い出した方がいるかもしれません。

そう、「私は運が強いが、その理由を知りたい」ということです(>>ルーツ旅立ち前の話⑤)。

一般的に、「白蛇=幸運のシンボル」みたいなイメージがあるので、
「白蛇に会ったんだから、それで運が良くなったと思えばいいんじゃないか?」と思ったのではないでしょうか。

でも、私にとっては、それはあまりにも短絡的で、それこそ単なる迷信のような気がするのです。白蛇に会ったから運が良くなるというのは、因果関係としてはちょっと弱い。そこに何か、もう1つ挟みたいところです。

たとえば私が昔、ケガをした白蛇を助けてあげたというような事情があれば、「そうか、白蛇は恩返しのために、私を幸運な体質にしてくれたんだな」と納得できるでしょうが、単に白蛇を見ただけで幸運になるとは、とても思えません。

白蛇が私に会いに来たのは、きっと何か理由があるはず。

ルーツ探しを始めた当時、私はそう思っていました。その後、私は別の旅で、やっと納得できそうな答えにたどり着くのですが、それはまだ先の話です。

▼母も白蛇を見ていた

そもそも、なぜ私が、白蛇が母方のルーツに関係していると思ったかというと、実は、母も別のシチュエーションで、白蛇を見たことがあるからです。
この話は、今回の山形の旅にも関係があるので、もう1回だけ続きます。

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もののふ椿🌺ルーツ旅であなたもドラマの主人公に✨ サポートありがとうございます! 近々、家系図のよくわからない部分を業者さんに現代語訳してもらおうと考えているので、サポートはその費用にあてさせていただきます。現代語訳はこのnoteで公開しますので、どうぞご期待ください。

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