荒れ果てた引継ぎアロエを、2年越しで仕立て直しました
2023年6月、荒れ果てた状態で引き継いだアロエ2鉢に、ようやく手を入れ始めました。
1鉢は茎だけが約80cmほど伸び、その先に葉が3枚ほど残るだけという状態。2鉢とも根が鉢の内側にびっしりと張り付いており、鉢から堀り出すのにひと苦労しました。

根の中にも複数の芽が出ていましたが、土はほとんど残っておらず鉢の上辺にわずかにある程度。それでも次々と芽吹くアロエの生命力には驚かされました。枯れた葉のそばに新芽が出ているのは、枯れた分を補おうとしているのでしょうか。荒れ果てたまま放置されていても枯れることなく生き続けていたようです。

そこで、画像のようにバッサリと剪定することにしました。根を切り、茎を切り、葉を間引いていくうちに、驚くほどコンパクトな姿になりました。全体の状態を見て、「挿し木で最初からやり直さなければスッキリした植木にはならない」と判断。一番勢いのある箇所と、まとまりのある箇所だけを残し、挿し木用に乾燥させることにしました。
残ったまともな葉は洗ってジップロックに入れ冷蔵保存。1週間ほど持つとのことで、葉の表皮を切り取って食べてみました。ほんのり苦味のあるゼリー状で、特別美味しくも不味くもありませんが、身体によいと聞いているので積極的に食べるようにしました。
挿し木から約1ヶ月、発根を待ってようやく植え替えが完了しました。ただし、これは「とりあえずの完了」です。発根の状態が今ひとつで、大きい方のアロエは発根がなく、小さい方はやっと幹の切り口全体から5mm程度の根が出ている状態でした。これ以上待っても変わらないと判断し、植え込みに踏み切りました。

アロエは強い植物というイメージがあり、根もすぐ張ると思っていましたが、成長の波に乗るまでは、意外と時間がかかるようです。

観葉植物としてのアロエは、あまり人気がないかもしれません。ですが私は、上から見下ろしたときのギザギザとした景色が嫌いではありません。2025年夏、アロエをプランターに植え替えました。数年後にはプランター一杯に育つと予想しており、ギザギザがてんこ盛りになった姿も、それはそれで面白いかもしれないと密かに企んでいます。

荒れた引継ぎ植木の世話から始まった私のにわか園芸は、植え替えの連続でした。いつの間にか湿った土の匂いが好きになり、植え替え自体がクセになっています。成長の観察も楽しく、植物からは絵へのインスピレーションをもらえることもあります。植物に似合う油彩画を制作したいと思うようになり、今では植木の仕立て直しもアート制作のひとつだと感じています。

余談ですが、先日、園芸店でうちのアロエと同じ種類の5号鉢が1,890円で販売されていました。人気がないと思っていたアロエですが、この価格はモンステラと同じくらい。案外、需要があるのかもしれません。
Mediumにて50clapsをいただいたので気を良くして、ココにリンクを貼らせていただだきます。
