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母から引き継いだ万年青が100均スリット鉢に救われるまで

うちの植木のほとんどは、母から引き継いだものです。2023年に私が手をかけるまで、15年以上植え替えられていませんでした。

2023年 手を入れる前の万年青

なかでも万年青(おもと)は、初心者の私にとって手ごわい存在です。2025年までに3度植え替えを行い、最終的にセリアの100円スリット鉢に落ち着かせました。当初よりは状態が改善されたように見えますが、葉が枯れたり倒れたりと、今も試行錯誤が続いています。

2024年 5号スリット鉢に植え替えた万年青

ネットで万年青を検索すると、小ぶりな高級陶器鉢に、黒くて丸い固形の専用用土で植えられた画像が出てきます。うちの万年青はもともと古びた7号程度の鉢に植わっていたため、そのような丁寧な扱いを受ける植物だとは思っていませんでした。もしかすると、ネットで見るものとは品種が異なるのかもしれません。

2024年4月 100円スリット鉢に植え替えた万年青

植え替えの際に掘り起こすと、太い茎を切ったような塊が出てきます。調べてみると、それが「芋」と呼ばれる部分だとわかりました。この芋が腐ると葉が倒れるそうです。小さな鉢に植えるのは、水はけをよくするためなのだと納得しました。今回はセリアの100円スリット鉢3号に植え替え、傷んだ根を取り除きましたが、土は手持ちの観葉植物用をそのまま使いました。

根はかなり傷んでいましたが、芋自体は硬かったため、回復できると判断しました。

スリット鉢が100均に登場した当初は画期的だと思いながらも、サイズが小さく苗用かな、と感じて使いかねていました。しかし今では、万年青がすっかり馴染んでいるので助かっています。私は園芸用品をよく100均でそろえます。

2024年 急に成長しだした万年青

2024年の冬、葉が倒れてきたため「寒さのせいか」と屋内に取り込み、針金で葉を立たせていました。ところが2025年12月になってようやく、原因は水切れだったと気づきました。針金など必要なかったのです。ぐったり倒れた葉は、適切な水やりをするだけでしっかり立ち上がります。

2025年12月 水切れからの回復途中の万年青
背景にあるのは制作中の油彩画たち

これは他の植物にも言えることですが、水はけが悪いと根が腐り、葉先から枯れていきます。季節や気温によって必要な水の量も変わるので難しいところですが、冬は葉がぐったりしてきたタイミングで水をやる程度でよい――今はそう思っています。


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