【MX Global】海外経験ゼロから、ブランドのグローバル責任者に。世界中で“あなたの猫がいちばん”を叶えるまでの挑戦
MOON-Xの海外事業シリーズ第1弾は、猫用品ブランド「猫壱」で北米市場に挑むTai-chanが登場!
海外経験ゼロからグローバル事業のリーダーとなった彼が、どんな思いで挑戦し、どんな壁にぶつかり、そしてどんな発見をしてきたのか。
本人がリアルな言葉で綴る、挑戦と成長のストーリーをお届けします👏
こんにちは、MOON-Xで猫用品ブランド「猫壱」の北米事業を担当しているTai-chan(社内ニックネーム)です。(北米でのブランド名は「Necoichi」)
突然ですが、僕の仕事は「世界中の猫の生活をよくすること」です。
それだけ聞くと「何言ってるんだ?笑」と思われるかもしれませんが、実際にやっているのは、商品開発、営業、マーケティング、工場開拓…と、なんでも屋です。2024年は1人でアジア数カ国の工場をまわり、北米での販売体制を整えるのに奔走していました。
でも、なぜそんな仕事をしているのか?どうして“グローバル×猫”にたどり着いたのか? 今日はそんな話をしてみようと思います。

日本ではまずないことだけど、この国ではそれも当たり前の日常
「事業に真っ直ぐ向き合いたい」と思った学生時代
僕のキャリアは、大学時代に先輩に誘われてジョインしたECコンサル会社から始まりました。創業メンバーとして立ち上げから携わり、楽天のコンサルを中心に、モール運用、メーカーとの商品開発、販路開拓、卸営業など、事業を一通り経験させてもらいました。
ありがたいことに事業は軌道に乗り、最後はひとつのブランドの事業責任者として、売上・在庫・メンバー管理を任せてもらうまでに。
ただ、組織が大きくなるにつれて、自分の中で“本当にやりたいこと”が少しずつ見えなくなっていく感覚もありました。
そこで、もう一度「事業に真っ直ぐ向き合いたい」と思い、転職を決意します。
転職の軸は“自分が仕組みをつくる”ということ
転職活動で掲げていた軸は3つ。
1. 自分が知らないやり方・考え方を学べる環境であること
2. “誰でも売上を維持できる仕組み”を、自分自身がつくれる環境であること
3. 裁量が大きく、自由度の高いカルチャーであること
そんな中で出会ったのが、MOON-Xという会社でした。
正直、最終面接でShinさん(代表)と話した30分で「この人がつくった会社で働きたい」と思いました。なんというか、言葉にできない“本物の凄さ”のようなものを感じて。
入社を決めた理由は、最終的にはシンプルに「この人たちと働きたい」でした。
「英語もできないのに、北米のPMI任されました(笑)」
入社後は「何をやるか」は決まっておらず、最初に「何がやりたい?」と聞かれたときにこう答えました。
「ECだけじゃなく、キャリアの幅を広げたい。MOON-Xでしかできないことに挑戦したい。海外ビジネスにも興味があります」
まさか、それがそのまま実現するとは思っていませんでした。
グループに加わった猫用品ブランド「猫壱」のPMI(M&A後の統合業務)を任され、ブランドの理解から仕組みづくり、オーナーとの協議まで、全て自分の役割になったんです。
北米での展開に本格的に乗り出すことになり、そこからはひたすら、現地市場と向き合う日々が始まりました。
北米における“当たり前”は、日本とは全く違う
北米では、日本と同じやり方では通用しないことが本当に多いです。
たとえば、食器一つとっても「真っ白でシンプルなものが好まれる」とは限らないし、素材に対する考え方、ペットの飼い方、流通のルールも全部違う。
だから、単純に日本ですでに販売されている「猫壱」の商品を海外へ輸出するだけではうまくいかず、イチからサプライヤーを探して、地域に好まれる最適なデザインや作りを製品はもちろんパッケージ、の細部まで設計し直し、さらにお客様の元へ届けるための新たな流通経路なども確保しなければいけません。
さらに、FDAや州ごとの認証制度、急に上がる関税など、“想定外の壁”が毎月のように現れます。
そのたびに「じゃあ、どうする?」を考え、動く。その繰り返しです。
世界中の工場を自分の足でまわってわかったこと
商品づくりの第一歩として、サプライヤーを探し始めました。
インド、ベトナム、カンボジア、タイ、台湾、韓国、マレーシア、インドネシア…約10カ国、30以上の工場と商談し、実際に現地を訪れて、製造ラインや働く人の様子、工場の考え方をひとつひとつ見て回りました。
言葉も文化も違う中で、日本の「こだわり」を伝えるのは簡単じゃありません。でも、「本当にいいものをつくりたい」という想いは、どの国でも必ず通じると信じています。
特に印象的なのは、会社がどんなことをやっていて、どんな規模でみたいな日本式なスタイルだと全く相手にされないことです。インドやベトナムでは、「そんなことよりお前はどんな人物で、どんなことが好きで、どういうことがしたいのか?」という個人にフォーカスして話を聞かれることが多く、そこで意気投合できるとトップダウンで一気に物事が進むということが多いです。
なので、細かいですが、自己紹介は必ずその国の観光地と自分が写っている画像を載せて、まずは話題を作って仲良くして本題にはいるなど、ちょっとフランクな海外特有の文化に合わせてアジャストをしています。


いつも1人だけど、1人じゃない
実はこれまでの出張、基本すべて1人です。営業も交渉も撮影も、ぜんぶ1人でやってます(笑)。
でも、それって孤独というより、“任せてもらっている”という感覚に近いです。もちろん今後は、こうした経験を一緒にできるチームをつくっていきたいと思っています。グローバルを舞台に、一緒に泥臭く、仕組みをつくっていける仲間を募集中です。
海外の店頭に、日本のブランドが並ぶということ
先日、アメリカのペットストアで、Necoichiの商品が棚に並んでいるのを見つけました。思わず写真を撮って、チームに送ってしまいました(笑)。
そのとき、ふと感じたんです。「ああ、自分たちは本当に素晴らしいことをしているんだな」って。
自分たちの商品が、世界中のストアに並び、世界中のお客様に興味を持ってもらい、さらには世界中の猫たちにも愛されている。そんな実感があり、自分達の地道な仕事が少しずつ世の中を変えているんだな、と誇りに思いました。
少し照れくさい気もしますが、これからも熱い思いを持って、頑張り続けたいと感じた瞬間でした。

最後に
Necoichiのブランドメッセージは「Your cat comes first.(あなたの猫がいちばん)」。
実は、世界中の猫好きの間で、日本の猫文化は特別な存在として知られているんです。猫を「猫様」と呼ぶ人もいるくらい、自分以上に猫を大切にする、日本ならではの「猫ファースト」な姿勢は、海外から見るととてもユニークで、一目置かれています。
だからこそ、私たちの「Your cat comes first.」というメッセージには、単なる言葉以上の、日本人ならではの細やかなこだわりと、猫たちへの深い愛情が詰まったメッセージなんです。
実は私自身、この仕事を始めて初めて猫と暮らすようになりました。毎日が本当に楽しくて、大切な存在との時間を、もっと心地よくしたいと自然に思うようになりました。
そんな想いを、もっと多くの国に届けたい。
猫と、人と、ブランドと。海外でも、そんなつながりを一緒につくっていける仲間を、心からお待ちしています。

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