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原因不明の男性不妊の原因はこれ?精子DNA断片化率=DFI(精子の質の検査)検査から改善法まで【泌尿器科専門医が解説】

大学病院と不妊治療クリニックで勤務している、泌尿器科専門医のたま先生です。昨年は男性不妊の手術を約250件執刀しています。

今回のテーマは精子DNA検査
DFI検査(DNA fragmentation index)
などと言われている精子の詳細検査。

もとは、男性不妊外来ぐらいでしかできなかった検査ですが、女性不妊外来でも行っている病院も増えています。令和の男性不妊診療では必須の検査です。

①一般的な精液検査との違い

一般的な精液検査では、
・液体の量
・精子の数
・精子の動き を見ます。
(Kruger試験とか精子形態検査なんかも)

これらは精子の「見た目」の検査。
「見た目」がよくても「質」が悪い精子もいます。

「質」が悪いと、妊娠しにくいだけでなく流産率が上がります。
これは、人工授精や体外受精を行っても同じ。

精子の「質」を調べるのが、精子DNA検査=DFI
検査方法は、通常の精液検査と同じ。
だいたい、1万-2万円ぐらいが相場。

エビデンスも集まってきていて男性不妊診療ガイドラインでも記載があり、今後先進医療にも加えられるかも?という噂もあります。

②DFIは加齢に伴って増悪する

「男性は何歳になっても子供がもてる」っと思われがちですが、男性も35歳を超えるとDFIが上昇することが分かっています。

40代カップルの妊活の鉄則を学びたい方は、次の記事を読んでください。

③DFIを改善する方法

精巣の超音波検査を行い、精索静脈瘤がないか確認。手術適応のものがあれば手術をするのが一番大切です。あわせて、下記生活習慣の改善が大切です。
また、十分な改善がない場合には体外受精の際に、Zymotなどの精子選別を行うことで対策も可能です。

数ある不妊原因の中でも「唯一といっていい、劇的に改善する可能性がある疾患」である精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)については下の記事を読んでください!

まとめ


・精子の「見た目」が良くても「質」が悪い可能性がある
・男性も加齢とともに「質」が悪くなる
・DFIの改善には、精索静脈瘤・生活習慣・精子選別がカギ



たま先生(泌尿器科専門医)

  • 男性不妊とメンズヘルスのスペシャリスト

  • X(旧Twitter)でも発信中:@male_repro (フォロワー6000人突破!いつもありがとうございます!)

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