そこにある真実《詩》
最後にはもう
なにも信じられなくなってしまったけど
そこに、わたしが欲しかった真実が
ひとつでもあったらいいのに。
たとえそれが信じられなくても
もう、そこにあるなら
それだけでいいから。
わたしがもう少し、つよかったら
今とはちがう未来があった?
特別だと思ってたけど
失うときは、一瞬だった。
特別なものほど
大切にするのはむずかしいのか
最初から特別なんかじゃなかったから
簡単に失ったのか
わたしにはもう、わかんないよ。
だから、もう見えなくてもいいから
せめて、そこに
欲しかった真実があってほしい。
そうじゃなきゃ
今までが全部
うそだったことになっちゃうから。

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