第1部 分かりやすい授業なのに、英語ができるようにならない理由
英語の授業をしていると、ずっと気になっていることがあります。
それは、
「真面目なのにできない生徒がいる」
ということです。
授業はしっかり聞いている。
提出物もやってくる。
それでも、いざ問題を解こうとすると手が止まる。
文法説明のあとにワークをやらせると、
なかなか文が書けない生徒がいます。
もちろん、単語が書けないということもあります。
しかし、それ以上に多いのは、
文を作るための型が頭に入っていない
というケースです。
でも、よくよく考えると、これは当然のことだと思うようになりました。
どれだけ文法を丁寧に説明しても、
どれだけスライドをきれいに作っても、
説明を聞いただけで文が作れるようになるわけではない
からです。
分かりやすい授業の限界
私はこれまで、文法導入をスライドで行っていました。
色分けをしたり、
見やすくまとめたり、
イラストを入れたり。
生徒からも
「分かりやすい」
と言われることは多かったです。
しかし、その説明を聞いたあとにワークをやると、
文が作れない
穴埋めができない
という場面がよく起きました。
そのときに気づいたことがあります。
それは、
「分かる」と「できる」は違う
ということです。
文法を理解することと、
実際に文を作ることは別の力です。
問題は、
文を作るプロセスを経験していないこと
でした。
必要だったのは「プロセス」
英語ができるようになるためには、
どう考えるのか
どの型を使うのか
どう文を組み立てるのか
このプロセスを経験する必要があります。
しかも、それは
一人でやれと言っても難しい
ことです。
だからこそ、
授業の中で一緒にそのプロセスを経験する
時間が必要だと考えるようになりました。
私が作りたい授業
私が理想としている授業は、
全員が同じ問題に取り組む
同じプロセスを経験する
スモールステップで進む
そんな授業です。
一つのステップをクリアしたら次へ進む。
全員が同じ問題に集中し、
同じプロセスを経験しながら、
少しずつ理解を積み上げていく。
そして、
「なぜこの答えになるのか」
という根拠を共有し、
全員が納得して次に進む。
そんな授業を作りたいと思っていました。
紙プリントでは難しかった
ただ、この形を紙プリントでやろうとすると
どうしても難しい問題が出てきます。
それが、
書くスピードの差
です。
すぐ終わる生徒
時間がかかる生徒
この差が大きくなりすぎると、
授業のテンポが崩れてしまいます。
また、
今どこを見ているのか
どこまで進んでいるの
が揃わないこともありました。
授業はテンポが命
私が授業で大切にしているのは、
テンポ
です。
50分という時間を、
できるだけ止めずに回す。
インプット
アウトプット
最大速で繰り返しながら、
全員が脳をフル回転させている授業
を作りたいと思っています。
プリントを配る時間。
準備を待つ時間。
そういうものは、できるだけ省きたい。
とにかく、
必要なことだけをテンポよく回す
そんな授業を作りたいと考えるようになりました。
そこで生まれたのが
そんな試行錯誤の中で生まれたのが、
デジタル学習プリント
です。
このプリントを使うことで、
全員が同じ問題に取り組み
同じプロセスを経験し
テンポよく授業を進める
そんな授業に近づいてきた気がします。
次の記事では、
実際に私がどのように授業を進めているのか
について紹介します。
です。
↓第2部はこちら
デジタル学習プリントはこちら↓
生徒にURLを配布するだけで
文法導入スライド&問題演出が行えます。
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