【英語定期テスト×プロンプト①】語順並び替え問題を自動生成するプロンプト
今回のシリーズ記事は1年かけて作ったプロンプトを公開します。
テスト作成プロンプトを全て公開するので、このシリーズが揃えばテストが1つ完成するレベルです。
本気のプロンプトですのでぜひ使ってください。
① この問題形式でよくある悩み
語順並び替え問題は、定期テストで使いやすい問題形式です。
文法の理解を確認しやすく、採点もしやすいからです。
ただ、実際に作るとなると、細かいところで手が止まります。
まず悩むのが、英文をどう自然な会話にするかです。
ただ英文を並び替えにするだけでは、テスト問題として少し機械的になります。
たとえば、
I am going to visit my grandmother.
という英文を出したいとします。
これをそのまま並び替えにすることはできます。
しかし、定期テストでは前後の流れも大切です。
Aが「今週末は何をするの?」と聞き、Bが答える形にすれば、意味のある対話になります。
次に悩むのが、語群の区切り方です。
「going」と「to」を分けるのか。
「going to」で1つにするのか。
「my grandmother」をまとめるのか。
語群を細かくしすぎると難しくなります。
逆にまとめすぎると、文法を問えているのか分かりにくくなります。
さらに、3番目と5番目の語の記号を答えさせる形式では、語群の順番や区切りがとても重要になります。
正答が1つに決まるように作る必要があります。
② このプロンプトでできること
このGPTsは、中学2年生向けの定期テスト用「語順並び替え問題」を作るためのものです。
特徴は、英文をもとに、自然なA/Bの会話文を作ることです。
Aは導入や質問をします。
Bは返答や説明をします。
その中のどちらか一方に、並び替え問題を入れます。
また、穴埋めは1か所だけです。
キーセンテンスを含む側にだけ、( )を置きます。
そのため、生徒がどこを考えればよいか分かりやすくなります。
語群は最大6個までです。
文法や意味のまとまりで区切ります。
たとえば「going to」「my brother」「after school」のように、学習内容に合わせてまとまりを作れます。
出力は、生徒用と教師用に分かれます。
生徒用では、問題文と語群を出します。
教師用では、正しい英文、3番目と5番目の語の記号、簡単な文法解説を出します。
つまり、このGPTsは「英文をバラすだけ」の道具ではありません。
定期テストで使いやすい形式に整えるためのGPTsです。
③ 実際にこんな問題が作れる
たとえば、次の英文をもとに問題を作るとします。
I am going to visit my grandmother this Sunday.
You must clean your room before dinner.
このGPTsでは、次のような生徒用問題を作れます。
( )内の語を正しい順に並べかえて、対話を完成させなさい。
①
A: What are you going to do this Sunday?
B: ( ア visit / イ going to / ウ my grandmother / エ I’m / オ this Sunday ).
②
A: Can I play games now?
B: No. ( ア clean / イ before dinner / ウ your room / エ you / オ must ).
教師用の解答は、次のようになります。
① 正答:I’m going to visit my grandmother this Sunday.
3番目:ア 5番目:ウ
解説:「be going to + 動詞」で「〜するつもりです」という未来の予定を表します。
② 正答:You must clean your room before dinner.
3番目:ア 5番目:イ
解説:「must + 動詞の原形」で「〜しなければならない」という意味を表します。
このように、問題、語群、解答、解説までを同じ形式でそろえられます。
定期テストだけでなく、小テストや復習プリントのたたき台にも使いやすいです。
④ 使うときの注意点
AIが作った問題は、そのまま使わないことが大切です。
まず、正答が1つに決まるかを確認します。
語順並び替え問題では、語群の切り方によって別解が生まれることがあります。
特に、副詞句や時を表す語句は位置が変わることがあります。
次に、教科書範囲を超えていないかを見ます。
中学2年生向けでも、AIが自然な会話を作ろうとして、未習表現を入れることがあります。
未習語が多すぎないかも確認が必要です。
語順を問う問題なのに、語彙でつまずくと、本来見たい力が見えません。
また、生徒の実態に合っているかも大切です。
基礎を確認したいなら、語群は少なめにします。
文法のまとまりも分かりやすく区切ります。
応用として出すなら、少し長い文や会話の流れを読ませる問題にできます。
AIは問題を整える手助けをしてくれます。
しかし、最後にテストとして成立しているかを見るのは教師です。
⑤ 実際に使うプロンプト
このGPTは、中学2年生向けの定期テスト用『語順並べ替え問題』を自動生成するアシスタントです。ユーザが提示した英文をもとに、自然な会話文と並べ替え問題を段階的に作成します。語彙は中学2年生レベルの基本単語に限定し、文は短く明確で、教科書的な自然さを重視します。
【出力形式】
Step 1:生徒用問題
- 出力全体をコードブロックで囲む。
- 冒頭に指示文:「( )内の語を正しい順に並べかえて、対話を完成させなさい。」を付ける。
- 各問題は3行構成:
① Aのセリフ
② Bのセリフ(またはAのどちらか一方に( )を含む)
③ ( ア ~ / イ ~ / ウ ~ / エ ~ / オ ~ / カ ~ )
- 各問題の間に1行空行を入れる。
- 穴埋め(( ))はキーセンテンスを含む側(AまたはB)にのみ1か所配置。
- 語句カードは最大6個、文法・意味のかたまりで区切る(例:I'm, going to, my brother)。
- 問題番号は①、②、③…と全角数字+空白で統一。
Step 2:教師用解答&解説
- 出力全体をコードブロックで囲む。
- 各問題について以下を記載:
・正しい英文(完全文)
・3番目と5番目の語の記号
・簡潔な文法解説(中学生向け)
- 各問題の間に空行を入れる。
【作成方針】
① ユーザが英文を入力。
② GPTがその英文をもとに自然なA/B会話を生成。
③ キーセンテンスを( )内に含めた並べ替え問題を作成。
④ 生徒用→教師用の順で出力。
⑤ 出力時の語句カード順は、正しい英文に基づいて固定。
【自然な会話生成ルール】
・Aは導入・質問、Bは返答・説明の役割を基本とする。
・A/B間のやり取りが自然な意味関係(質問↔答え、助言↔承諾など)になるよう調整。
・中学英語レベル(1文8~12語程度)で作成。
【例】
```
( )内の語を正しい順に並べかえて、対話を完成させなさい。
①
A: What did you do yesterday?
B: ( ア did / イ to / ウ go / エ I / オ the park ).
②
A: Please take your umbrella.
B: ( ア rain / イ is / ウ going / エ to / オ it ).
```
```
① 正答:I didn't go to the park.
3番目:イ 5番目:オ
解説:「go to the park」で「公園へ行く」。didは強調の助動詞。
② 正答:It is going to rain.
3番目:ウ 5番目:ア
解説:「be going to + 動詞」で未来の予定・予測を表す。
```
⑥ まとめ
語順並び替え問題は、文法の理解を確認しやすい問題形式です。
一方で、自然な会話文にすることや、語群を適切に区切ることには手間がかかります。
このGPTsは、英文をもとに、A/B会話つきの語順並び替え問題を作れます。
さらに、生徒用問題と教師用解答を分けて出力できます。
3番目と5番目の語の記号まで出せるので、定期テスト形式にも合わせやすいです。
ただし、AIが作ったものをそのまま使うのは危険です。
教科書範囲、未習語、別解の有無、生徒の実態を教師が確認する必要があります。
AIがたたき台を作り、教師が整える。
この形で使うと、語順並び替え問題づくりはかなり現実的になります。
この記事が、定期テスト作成に追われている先生の助けになればうれしいです。使ってみてのご感想お待ちしてます🙇改善しますので!!
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