「キャリコンの日」制定アンケートの結果発表と考察
「キャリコンの日」を、私たちで決めませんか?
そんな呼びかけをしたのが6月23日。あれから一ヶ月ちょっと。
ついに結果発表です。
まずは、回答してくださった420名の皆さま、そして拡散に協力してくださった方々、本当にありがとうございました。
これだけ集まったのは、私一人の力ではありません。本当に、私だけでは到底できませんでした。
これぞキャリコンの輪が目指す、「ゆるい紐帯」の力!
今回のnoteは、以前書いたこちらの記事のいったんの回答編になります。
結果と、そこから得られた気づきをまとめました。
「どうやって420件も集まったのか」
「どんな結果になったのか」
「これからどうするのか」
お付き合いいただければ嬉しいです。
結果の考察①:420件の内訳と妥当性
まずは回答者の内訳から。以下をご確認ください。

予想どおり、有資格者が大多数でした。
養成講座生や「興味はあるけど資格はまだ」という層への浸透は、正直足りなかったかなと感じます。
アンケートの設計時、「対象をどこまで広げるか」は悩んだポイントです。あまり広くすると趣旨がぼやけるし、かといって閉じすぎても意味がない。
結果的に、有資格者中心の回答になったのは仕方がないのかもしれません。
では、この420件という数字は母数として十分なのでしょうか?
2025年6月末時点でのキャリアコンサルタント登録者数は 82,527人(キャリアコンサルタント登録センターHPより)。
統計学で使う「比例推定の標本サイズ計算式(アンケートの必要人数を求める公式)」に当てはめてみると・・・。

「比例推定の標本サイズ計算式」に基づくと、必要なのは382件程度。
今回の420件は、統計的に十分なサンプル数と言えます。
これはもう、本当に皆さんのおかげです。森田一人の力では、どう頑張っても絶対に集められませんでした。皆さんの協力があったからこそ、この数字にたどり着けました。
この結果は数字以上に「キャリコン同士がつながる力」を示しているように思います。
キャリコンの輪が掲げる「ゆるい紐帯」の強さを、改めて実感しています。
結果の考察②:3案の妥当性
今回のアンケートは、わかりやすさを最優先して3つの案に絞りました。
・4/4(キャリアコンサルタント、略してCC→4/4)
・8/21(国家資格化して初めての試験日)
・11/11(キャリアマンスのなかで設定)
結果はこちら。

一番多かったのは4/4(CCの日)ですが、この微差は果たして意味があるのでしょうか?
そこで登場するのが、「カイ二乗検定」
統計の世界で、こうした“人気投票の差が本当に意味があるかどうか”を調べるのに使う手法です。
簡単にいうと、「実際の結果」 と 「もし全部同じ人気だったらこうなるはず」 の数字を比べて、差が偶然かどうかを判定する方法です。
計算してみると、

χ² (5.45)< 5.99 となり、3案の人気の差は統計的には有意ではない、「たまたまの差」と考えられます。
つまり、4/4がちょっと多いけど、「統計的にはたまたまの範囲」ということです。
事前情報がほとんどない状態だと、やっぱり票は割れます。
ちなみに、キャリコンの輪事務局(賛同団体の代表の方々)での事前投票も、この3案で完全に割れていました(笑)。
統計まで持ち出して検証しましたが、結果として「どれも同じくらい人気」という結論。「キャリコンの日」を1日に決めるのは、想像以上に難しいものだな… と痛感しました。
経過の考察:39日間の動き
アンケート期間は39日間でした。

グラフを見てもらうと、一目でわかります。
スタート直後にぐっと票が入り、その後はじわじわと緩やかな伸び、そして締め切りが近づくと再び伸びる――典型的なWebアンケートの動きでした。
特に7月23日以降、急に回答が増えたのは・・・私がSNSで “泣き言”をつぶやいたから です(笑)。
「全然回答が集まらない…助けてください…!」と本気で嘆いたところ、そこから一気に票が増えました。

泣き言の拡散力、恐るべし。そこから勢いが加速していきました。
今回のアンケート運営で学んだのは、この2点です。
期間がちょっと長かった。→ 2週間、長くても1か月で十分だった。
泣き言ブーストはもっと早めにかけるべきだった。→ 週1くらいでてこ入れしていれば、もっと票が集まったかもしれない。
改めて、SNSで拡散してくださった方、メルマガやオープンチャットで声をあげてくれた賛同団体の方々、本当にありがとうございました。
この420件は、私一人の力では絶対に集められませんでした。
これぞキャリコンの輪が目指す、「ゆるい紐帯」の力。数字以上に、このつながりこそが今回の最大の成果だったと思っています。
今後の展開
アンケート集計数の目標は1,000件でした。結果は42%。正直、力不足です。
ただ、このようなWebアンケートの回収率は20〜30%が一般的。今回の結果から逆算すると、およそ1,400〜2,100人がアンケートを目にした計算になります。
拡散自体は、十分にできたと思っています。
とはいえ、3案に有意差はありません。
次の一手が必要です。
今後は ACCN、JCDA、キャリコンサーチ など、関係団体にも協力をお願いし、さらに多くの人に聞く機会を作りたいと個人的には考えています。果たして協力いただけるかどうかはわかりませんが、ここは関係団体の器量に期待したいところです。
もちろん、これは私の私案なので、今後の動きは、キャリコンの輪事務局(賛同団体の代表の方々)で相談して決めていきます。
この420件は、きっと試験団体や厚労省を動かす「蟻の一穴」になると信じています。進展については、Xやnoteで随時共有しますので、ぜひフォローしてください。
改めて、アンケートに回答してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
「キャリコンの日」を、みんなで決める。
その第一歩として、420名から集まったこの結果は、間違いなく大きな意味を持つと確信しています。
最後に
キャリコンの輪は、
【伊達と酔狂】で運営しています。(by 銀河英雄伝説)
ご興味ある方は、ぜひお気軽にお声がけください!
