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from 図書館返却本棚 その32 「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」 ケリー・マクゴニガル 後編

ということで前回からの続きです。





第2章 人間関係をどう築くか

レッスン6 雑談の効用


雑談は単なる暇つぶしではなく、生産性を高め、人間関係を改善する力があるとのこと。
ここでは雑談のコツが5つ紹介されていました。

1 メールする代わりに直接出向く
2 雑談する際はスマホはしまっておく
3 前に話した会話をフォローする
4 ネガティブな噂話はNG
5 ポジティブな噂話はOK

私思うに、重要なのは3でしょうか。
「そういえばあの話はどうなったの?」
的な会話をすることで、相手は自分の話を聞いて覚えていてくれたことを嬉しく思ってくれます。
ただしここでもできる限りポジティブな話題のフォローをしたほうがいいのは間違いないでしょう。

でも「よーし雑談は有益だからがんばって雑談するぞ〜〜」とか思っていると妙にギクシャクしてしまうのは私だけでしょうか?(^_^;)

いつでもどこでも優雅な会話が楽しめる大人の男にいつかなりたいものです。



レッスン8 他人がどう思うかを気にするメリットとは


「よそはよそ、うちはうち」

と自分の親から散々言われ、自分も子供たちに散々言ってきたわけですが、それでも他人が気になることは止められません。
それはどうやら先述した通り人間は社会的な動物であることの本能から来ているらしいので、止めることはそもそも不可能なのでしょう。

でもここでは「他人がどう思うかを気にする」ことへの対処法が語られます。

1 すべての人を満足させることはできないという事実を受け入れる
2 他人には目標を追うべきかではなく、目標を達成するにはどうしたらいいのかを聞く
3 重要な目標にはすべて自分なりの成功基準を設ける

一言で言うなら、

いい人であることをやめて自分基準で動け

とでもなるでしょうか。


私は2の項目も重要だと思います。

なぜなら、人間というものは意識しているしていないにかかわらず、ドリームキラーになりがちだから。
他人に自分の夢・目標の「やるべきかやらざるべきか」は聞くべきではありません。
親しい人、親切な人ほど「やめたほうがいいんじゃない?」という答えが返ってくるからです。


第3章 やる気をどう出すか

レッスン11 やる気をどう高めるか


やる気はやればでる!
などという真実だけど少々食傷気味なアドバイスではありませんでした。

やる気というものは実はすべての人間が普通に持っているもの。
やる気がない人間なんていないのです。

……いや、いますよね。
……自分自身も常にやる気満々なわけじゃないですよね。

でもそれは単に具体的なやり方を見つけられないだけ、なのだといいます。


ならばどうするか。

やる気をだす方法を探すのではなく、自分を満足させる具体的な方法を探すことが大事なのだ、ということに気づくこと。

その具体例としてはジョブ・クラフティング。
やらされ仕事を工夫してどうにか楽しい仕事に変えようという試みです。

やっていることを少しだけ変えるだけもいいから、いろいろやってみるといつの間にか道が開けてくる印象です。

ジョブ・クラフティングは私の中ではライフハックとほぼ同義なイメージです。
そのうち追求してみたいジャンルの一つです。


第4章 マイナスの感情に状況にどう対処するか

レッスン18 不安を逆手に取る


不安になってドキドキしだすのは、チャレンジ反応と言って不安に対処するために脳と体にエネルギーをどんどん送り出すためのシステムです。
したがって不安になったときはそれを思い出すだけでも効果があるといいます。

したがって無理やり不安を抑え込もうとするのは逆効果で、悪影響があります。

私の場合は試験当日の朝などはそのドキドキを「おらワクワクしてきたぞ」と置き換えられますが、仕事や人間関係の不安はどうしても置き換えられず、そのままグダグダになりがちです。

次に不安になったときはどうにか思い出してみようと思います。
それがなかなか難しいのですが(-_-;)


第5章 ストレスをどう力にかえるか

レッスン22 ストレスを武器に変え成長する方法


最後にこの章をまとめましょう。

1 ストレスは健康に悪いと思わないこと
健康に悪いと思えば悪くなるし、思わないと力になる。

2 ストレスを減らそうとせずに受け入れようとすること
ストレスのない仕事はないのだから。

3 ジョブ・クラフティングを試みる

4 人生の重要な目標を自分よりも大きなものにおく

5 成長志向で考える
なぜ私がこんな目に、などと考えても仕方がない。
何のために起きたのかを考えるほうが成長できる。

6 自分の経験を書く
書く行為=癒やし行為だから。

7 ヨガや瞑想などのエクササイズをする

瞑想に関する私の試行錯誤についてはこちらの記事も御覧ください。


まとめ


非常に内容の濃い、「スタンフォード大」の名前にふさわしいいい本だったと思います。
こちらのマクゴニカル先生も、魔法の方のマクゴナガル先生に負けず劣らずいい先生なのでしょう。

私としては「生産性先延ばし」時間術と、ジョブ・クラフティングをいろいろと試していきたいと思いました。

ということでみなさんも機会があったら読んでみてください。





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