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【音源多数!】カーボンギター ENYA X4 Pro レビュー【試奏比較編】


この記事はENYA MUSIC様より提供されたカーボンファイバーギターX4 Proのレビュー記事です。
プロモーションを含みます。


今回はX4 Pro各エフェクトモードの実音、普通のアコギとの比較、実際に弾き語りした音源などなど多数ありますので、ぜひご覧ください。


前回の記事はこちら




アコギ奏者目線で徹底検証:41インチの「生音」の実力


前編ではENYA MUSICのX4 Proが持つ圧倒的なタフネスと、私との不思議な縁についてお話ししました。
後編となる今回は、ギタリストとして最も気になるサウンドの実力について、アコギ奏者の目線から徹底的に検証していきます。

X4 Proは41インチのフルサイズボディを持っているため、ケースから取り出して最初に生音を鳴らした瞬間、その豊かな音量に驚かされました。
カーボンファイバーという素材からイメージされるような、冷たく硬い音ではありません。
木製ギターに負けないほど豊かな低音と、非常にクリアで伸びやかな高音が一面に広がります。

もちろん、はっきりと伝統的な木製ギターの響きとは異なる個性を感じます。
おそらく、これが「カーボンファイバーが鳴っている音」というものなのでしょう。
私はこれを非常にクオリティの高い「いい音」だと捉えています。

ちなみに、私が以前から愛用しているミニギターのNova Go Miniは、よりカーボンらしく、ある意味より人工的ではっきりとした音が鳴る印象です。
同じカーボン製でも、サイズや設計によってここまでキャラクターが変わるのが非常に興味深く、Nova Go Miniについてもそのうち通常の弾き語り記事で使ってみたいと考えています。


【徹底比較】王道木製アコギ(YAMAHA)vs 最新カーボン(ENYA)


言葉だけで音の違いを説明するよりも、実際に聴いていただくのが一番分かりやすいと思います。
そこで、私のメインギターである木製アコギ「YAMAHA FSX875C」と、最新のカーボンギター「ENYA X4 Pro」の直接対決を行いました。

読者のみなさまに純粋な楽器そのものの音を耳で体感してもらうため、今回の録音は以下の等条件で統一しています。

・使用マイク:audio-technica AT-2040
・オーディオインターフェース:ARTURIA MINIFUSE2
・使用DAW:GarageBand
・GarageBandの設定:すべてのエフェクト、イコライザー、コンプレッサーを完全にカット


我が愛機 YAMAHA FSX875C のご紹介


そういえば私のnoteで、我が愛機の紹介をほとんどしていなかったことに気が付きました。
そこで、この機会に簡単に紹介させてください。

品名:YAMAHA FSX875C

こちらは実は島村楽器専用モデルとなります。
なので、実際に地元の島村楽器で試奏して購入しました。
ちなみに楽器店で試奏をするのはこれが初めてだったため、当時は超緊張したのを覚えています(笑)


左:YAMAHA FSX875C
右:ENYA X4 Pro





私が欲しかったのは、エレアコで、カッタウェイがあり、やや小ぶりで、いい音がするギターでした。
まさにこれがぴったりとはまったのです。

エレアコを選んだのは、マイク録音だけでなくシールド直結でも録音したかったからです(が、こちらはまだやっていません)。
カッタウェイを求めたのはソロギターを弾くときに助かるからです(が、最近はぜんぜんソロギターをやっていません)。

そして小ぶりなサイズが欲しかったのは、3回目の五十肩になりたくなかったからです(超切実)。

もちろん、いい音が鳴ることが必須なのは言うまでもありません。
このモデルは表板にスプルース単板、裏・側板にローズウッド単板なので響きがすごく良い、とどこかのレビューに書いてあったので期待していました。

実際に弾いてみるとまさにその通りだったため、試奏した瞬間に購入を決意していました。


🎵 「真夏の果実」イントロ(アルペジオ指弾き)


ではいよいよ、実際の音を聴いていただきます。

まずはアルペジオのフレーズによる聴き比べです。
選んだのは「真夏の果実」のイントロ。

・YAMAHA FSX875C


アコギらしく、ボディの木(オール単板)がしっかりと振動している心地よい感覚が伝わってきます。
特に低音が豊かによく出ているのが特徴です。
そのため、実は普段の録音時には少しだけイコライザーでLOWをカットして調整しています。


・X4 Pro 生音


一聴して、明らかに木の響きとは異なる独特の洗練されたサウンドが響きます。

ただ、面白いことに実際に録音したデータを聴き返してみると、弾いている時ほど違和感はなく、自然に聞こえました。
マイク乗りが良く、DTM(パソコン音楽制作)との相性が非常にいいギターなのかもしれません。

私の録音環境下において、サウンドホールの位置がマイクを向けやすい場所にあるというのも大いに関係しているでしょう。


・X4 Pro ディレイMAX、リバーブMIN




ここからは内蔵エフェクトをオンにした音です。
スイッチを入れた瞬間、音の雰囲気ががらりと変わります。
最初、音を鳴らした時は思わず「うひょっ」と変な声が出ました(笑)

後述するリバーブMAXとも共通する部分ですが、より音の人工的なギミック感が増し、一発で只者ではないギターであることが伝わる攻めたサウンドになります。

・X4 Pro リバーブMAX、ディレイMIN


ディレイに比べるとややナチュラルな広がりを見せますが、やはり生音とは全く印象が異なります。
部屋全体の空気がふわりと震えるような残響感です。


・X4 Pro ディレイとリバーブ半分ずつ

現状、私が一番使いやすいと感じているセッティングがこちらです。
実は、すでに録音を済ませていた弾き語り曲でも、ほとんどの曲でこの「半分ずつ」か、あるいはそこから少しだけリバーブを強めにした設定を採用しています。


🎵 「マリーゴールド」基本進行(コードストローク)


続いて、ピックを使ったコードストロークでの比較です。

基本的にはアルペジオの時に感じた印象と変わりません。
木製特有の温かみと重厚感を持つYAMAHAに対し、一音一音がくっきりとセパレートして前に出てくるX4 Proというキャラクターの違いが明確に出ています。


・YAMAHA FSX875C

・X4 Pro 生音

・X4 Pro ディレイMAX、リバーブMIN


・X4 Pro リバーブMAX、ディレイMIN

・X4 Pro ディレイとリバーブ半分ずつ



X4 Proにおいては、サウンドホールの位置がここでも好影響を与えていると感じました。
ピッキングする位置とは違うところをマイクで狙うことができるので、ピックが弦をこする音が控えめに録音できています。

ストロークプレイにおいて、内蔵エフェクト、特にディレイを掛けた状態での演奏はとても面白い効果を生み出してくれました。
ストロークした直後に右手を弦に当てて「ざっと」音をミュートした際、ボディの奥から遅れて返ってくる反響音が心地よく、弾いていて時間を忘れる楽しさがあります。


アンプ不要で空間が広がる「魔法の内蔵エフェクト」


アコギ派と初心者に革新をもたらすギミック


今回の体験で最も感動的だったギミックが、外部のアンプやエフェクターに一切接続していないにもかかわらず、ギター本体からリバーブやディレイが混ざった生音が飛び出してくるテクノロジーです。

これはボディ内部にアクチュエーター(振動子)を搭載し、裏板そのものをスピーカーのように振動させる仕組みによるものです。

この機能は、特にアコギ派のプレイヤーや、これからギターを始める初心者にとって計り知れない恩恵があります。
自宅のリビングでポロンと爪弾くだけで、空間全体が瞬時にコンサートホールになったかのような贅沢な残響に包まれます。

エフェクトが心地よくかかってくれるだけで、自分の演奏が何倍もうまくなったように聴こえるため、毎日の練習に対するモチベーションが間違いなく爆上がりするでしょう。

機材の難しい知識なしに、ボタン一つでこの至高の空間を作れるのはまさに魔法です。


【種明かし】実は、あの弾き語りで使っていたギターの正体は……


謎のニューギターの真実\(^o^)/


ここで、みなさまに一つ種明かしがあります。

実は、ここ最近私が通常更新としてアップしていた弾き語り記事と動画ですが、使用ギターを「ニューギター」とだけ書いて名前を伏せていました。

気づいた方はいらっしゃったでしょうか。

ここ最近の動画で鳴っていたギター音は、ほぼすべて今回ご紹介しているこの「ENYA X4 Pro」のサウンドだったのです!!


【予告編】「月の裏であいましょう」(レビュー公開後7/1に公開予定)


当初、X4 Proでの演奏は、とりあえず3曲くらいにする予定でした。
しかし個人的にサウンドも演奏感もすごく気に入ったため、あっという間にその倍以上の8曲を録音してしまいました。

普通この手の案件レビューは1〜2曲、というイメージがあります。
これだけでもいかに私がこのギターを気に入ったかがわかっていたけるかと思います。


ところで愛機のYAMAHA FSX875ちゃんがそろそろ拗ねてる頃合いかもしれません(@_@;)
今後はどちらも同じように愛するから許してね、と言い訳しておきます。



まとめ:どんな人にこのギターを勧めたいか


現代のライフスタイルにマッチする選択肢


今回、運命的な再会を果たして徹底的に使い込んでみましたが、X4 Proは「手軽に、簡単に、いつでもいい音で演奏ができる」という、現代のライフスタイルに完璧にマッチした素晴らしい楽器です。

「いい音」の基準は人それぞれです。
中には「伝統的な木の振動が鳴っていなければアコースティックギターとは呼べない」というこだわりを持つ方もいるでしょう。
それも一つの正解です。

しかし、私たちアマチュアプレイヤーが、自宅や好きな場所で、何の手間もなく最高に気持ちよく演奏を楽しめるという意味において、この楽器が奏でる音は間違いなく極上の「いい音」だと言えます。

ただし、ちょっとだけ演奏上のアドバイスがあります。
このギターはエフェクトが美しく響く分、ピッチのズレやミスタッチをすると、そのミスも一緒に増幅されて目立ってしまうという側面があります。

また、ボディを鳴らそうとして力んで強く弾きすぎると、カーボンの特性上、少し耳に痛い音になってしまいあまり綺麗に響きません。
これは普通のアコギでも同様に言えることですが、X4 Proは「より脱力を意識して優しく弾くこと」の重要性を、演奏者に自然と教えてくれるギターであると感じました。

日本のジメジメした梅雨や夏の湿度管理に疲れてしまった中級以上のアコギ弾きの方、そして、エフェクターの難しい接続や設定はわからないけれど、とにかく気持ちのいい残響音に包まれて弾き語りをしてみたいという初心者の方に、自信を持っておすすめしたい一台です。




俺たちの戦いはまだこれからだッ!?


さて、約束のレビューはここまでとなりますが、私とX4 Proの旅はこれからも続きます。
今後はいつもの日常の弾き語り記事の中で、長年の相棒であるYAMAHA FSX875と、この新しい相棒であるENYA X4 Proを交互、あるいは曲によって同時に使い分けながら投稿していく予定です。

その際には、普段はあまり細かく語ってこなかったGarageBandの具体的な設定や、自宅での録音環境といった一歩踏み込んだ内容にも触れていこうと考えています。

ぜひこれからの更新もお楽しみに(^_^)




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