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【#147】第27回参議院議員選挙レポート(2025 7.20)

※この記事はメンバーシップ金城ガンヂの選挙取材をサポートする会 活動支援プランmini」の特典「2025年7月分」になります。 メンバーの方は個人アカウントの「メンバーシップ」⇒「参加中」から入ってご覧ください。


(選挙ドットコム より引用)

 参院選が、終わりました。 自公過半数割れ、参政党の躍進などトピックが有る中、私なりに感じたコトを書き、振り返ろうと思います。
 有料となっていますが大半の殆どは無料で読めますので、お時間が有る時にでも読んでいただければ幸いです。


◆この選挙で問われたのは「熱量」だった


 取材をして感じたコト。 それは、

良くも悪くも「熱量」の差が勝敗を分ける

というモノで、結果を見てもそれは間違ってなかったと感じています。

 自らの主張、訴えをしっかり真面目に、熱量高く訴えた候補が勝つだろうと。 それは(残念ながら)参政党の排外主義も含めてで、どんなトンデモな主張でも熱量高く訴え、活動した人が勝つ。 逆に、変にマイルドにしたり、ちょける(おどける)ようなコトをした候補は落ちたという結果だと。

 その象徴なのが、

たけまさ公一HP より引用)

立憲の小沼巧候補が茨城選挙区(定数2)で参政党候補に抜かれ落選してしまった点。 立憲内、いや、参院議員で随一の論客である小沼氏は質疑で見せた実力を存分にアピールすれば良かったものを、自身が学生時代に所属していたラグビーユニフォーム風シャツを着て活動していた点。

 この姿で以前から活動していたのは知っていますし参政党がここまで伸びるとは思いもしなかった事情も有るでしょうが、自身のストロングポイントと未だ39歳という若さを考えれば、より頼りがいのあるキャラクターを創り上げるのが正しい方向性で、この姿でウケると思う発想がオッサンそのもの。 現に選挙戦ラストウィークはスーツ姿で活動しているおり、参政党の脅威に戦略を替えたのは明らかで、選挙戦略を考えた人間は責任を取らなければならないでしょうし、党のリソースを小沼氏ではない別の候補に割きすぎていた党や支持者の姿勢も問われなければなりません


(6月27日 松本街宣にて)

 参政党が躍進したのも、デマでもヘイトでも何でも、強い熱量で訴えたコトが勝因でしょう。 勿論、6月から突然浮上した「排外主義」問題に全力で乗っかったコトが最大の勝因で、

春先まで「迷走」していた方向性が(本来主張していたモノに)定まり、そこに全乗りした結果、何をやっても何を言ってもウケる “無双モード” に突入したまま選挙戦を闘い抜き、大ブレイクです。

 ただ、注目を集め、その主張があまりにもとんでもないコトが方々で取り上げられたら神谷氏の主張が中身が無く人間性もペラペラだというコトがバレてしまいました。
 ここから先、彼は絶対にヤらかすでしょう。 今でこそペラペラな対応でもごまかせていますが、それは “無双モード” という魔法がかかっている間の話。 魔法が解けたら、凋落は結構早いですよ。
 それに、選挙区で当選した候補は比例票掘り起しのために立てた “かかし候補” なので、国会議員としての能力は、ありません(断言)。 その辺りからもボロが出てくるのではないかと見ています。

 とりあえず今のところは、

「たたいてくれてよかった」とアンチやカウンターに感謝しているようなので、ならばコチラも引き続き全力で行かせていただきますよ。

おまえは、絶対に許さない。


 熱量高く選挙活動して大成功したもうひとつの政党が、社民党。 5月頃までは当選なんて全く見えない状況でしたが、

(社民党HP より引用)

「社民党Reboot 2025」と掲げ、ラサール石井氏を擁立するという攻めの姿勢を見せ、ラサール氏が第一声で「人間にファーストもセカンドもない」と言ったコトが大きく報じられた結果、排外主義に抗う存在の先頭に立つコトが出来ました。 いつもの1議席獲得なので目立たないですが、事前の情勢から選挙戦で支持が一気に倍増したのですから、快挙と言って良いでしょう。

(7月15日 上諏訪駅前で撮影)

 躍進の代償として大椿ゆうこ副党首が落選したのは痛恨の極みなのですが、そこまでしないと議席が得られなかったのならば受け入れなければなりません。 3年間自由に全国を動き回り、次の参院選で福島党首とバトンタッチして出馬するという流れとなるのではないでしょうか。
 いずれにせよ社民党が今回の選挙の重要な登場人物だったというコトは間違いありません。 闘い抜いてくれて有難う御座いました。


 一方、社民党と違い “初動“ を誤ったのが、共産党

時事通信 より引用)

今や左派層の主張を一手に担う存在になった共産ですから、多種多様な社会の問題を取り上げるのは仕方が無いとはいえ、それが結果としてこの選挙の最も大きな争点となった排外主義に抗う主張が、社民党に後れをとってしまい、最後まで響いたのだろうと。 それは、京都で倉林明子候補が落選したコトに表れています。
 しかし比例2議席は少なすぎますが、あまりにも下劣過ぎた今回の選挙模様の中では戦い方が上品過ぎました。 次はもっとなりふり構わぬ戦い方が必要になる気がします。 その第一歩は、政党の政策・主張より候補者の「個」を尊重・優先するコトから始まるのかもしれません。


 さて、この参院選、最大のトピックは「自公、参院でも過半数割れ」となりますね。

ARAB NEWS より引用)

 衆参共に自公が少数になったのだから、枠組みを変えるのは必至。 というか、そうせねばならないでしょう。
 総理大臣を国会議員の中から選ぶ「間接民主制」を敷く日本の仕組みにおいて少数の側が与党でいるというものは有り得ない話で、与党を降りるか枠組みを替えて多数を形成しなければ筋が立ちません。 元々昨年の衆院選の時点で枠組みが変わらなかったのがおかしかったので、今回こそ維新なり国民民主なり、または参政党。 はたまた立憲との大連立でも何でもイイので枠組みを替えてもらいましょう。
 それが出来ないのなら、一刻も早く下野するべきです。


西田久美守口市議blog より引用)

 そして、公明党。 もういいかげん、与党にしがみつくのは止めましょうよ。 ただ何かゴチャゴチャ書いてあるダケの地味なポスターを見ると、なっちゃん(山口那津男前代表)が如何にがあったのかと分かります。 
 かつての「平和の党」の看板は何処へやら。 自民の政策をドンドン受け入れ、遂には「私たちこそ日本人ファースト」と語り排外主義にもすり寄る醜態を見せてまで権力の座にしがみつきたいですか? そろそろ “原点“ に還るべきではないでしょうか。


 非自民で初動を誤ったといえば、れいわもそうでしょう。 排外主義が争点となっている中、党是である消費税廃止を始めとする経済政策に拘り続けた結果、3議席獲得に留まりました。
 結党から6年。 国会議員も2ケタに達し中堅政党となった現状では、(共産への指摘と逆になってしまいますが)ワンイシューで戦うのは相応しくないでしょう。 もっと多様な政策を引き受けられる存在にレベルアップする時期なのかもしれません。

 あと、れいわの国政選挙といえば、山本太郎代表の “やらかし”

れいわ新選組YouTube より引用)

 2022年の参院選では約30年ぶりに「メロリンキュー」を復活させるも、バスローブを脱がない思い切りの悪さで話題にならず(自身は当選)、

FNNプライムオンラインYouTube より引用)

 昨年の衆院選ではタイのインフルエンサーのマネで投票を呼び掛ける動画が炎上しましたが、今回は、

J-CASTニュース より引用)

「Zガンダム」の声優さんを擁立したため、クワトロ・バジーナ(=シャア・アズナブル)のコスチューム姿(と、思われるもの)で投票を呼び掛けた結果、、、 炎上しない代わりに大した話題にもなりませんでした。 次の国政選挙では何をやらかして やってくれるのか、楽しみです。

 イヤ、頑張ってほしいのですよ、れいわには。 私は元れいわ信者。 そのキモチは僅かながらですが残り続けているので。 もう反則も変化球もいらないから、中堅政党として王道を歩んでほしいのですが・・・


 それと日本保守党が2議席獲得したのは厳しく感じる一方で、“あの” 百田尚樹党首が当選して “しまった” のは個人的に爆笑案件です。 党首のクセに国会議員になりたくない百田氏は、昨年の衆院選で自身を比例近畿ブロックの「3位」に入れて当選を回避(1位に入れておけば当選出来てた)。 そして今回も、

NHKニュース より引用)

北村晴男弁護士を擁立して国会議員にならぬように頑張ってきましたが、いよいよ年貢の納め時、百田氏も当選と相成りました。 一部では直ぐに辞職して有村香氏に議席を譲渡するというウワサも有りますが、何はともあれ、ネットで好き勝手言うコトで人気を得た百田氏が国会の長時間審議に耐えられるのかを見てやろうじゃないですか。


産経ニュース より引用)

 そうそう、「みらいに未来が来て、再生は道が出来ない」というコトも有りましたね。 私は未だに安野氏は「令和のドクター中松」にしか見えないのですが、当選したからには森羅万象の問題をお得意のAIで解決してもらいましょうか。 おそらく次のデジタル担当大臣に選ばれると思います(選ばれないのなら存在意義ナシ!)が、政治未経験の技術屋に何が出来るのか、お手並み拝見です。
 そして再生の道は今回も当選ならず、石丸伸二氏が絡んだ候補は当選出来ないというジンクスは継続となっています。 未だスタートを切れていないのに党名が「再生の道」とは片腹痛いですが、もはや党を立て直すには「代表を替える」といった思い切った手が必要かもしれませんね。


 そして、N国「滅亡」と。 まずはコレが喜ばしいニュースでした。 あとは「Xday」を待つばかりです。


 以上、私から見た参院選の振り返りでした。

 有料部分では私の比例投票先を載せています。有益な情報は特にないですが立場上、投票先を示す方がイイと思うので載せますが、個人情報となるため100円で「鍵」をかけた形です。
 それダケじゃ申し訳ないので、選挙取材中の私に起きた「事件」について書きます。 これまたどーでもイイ情報ですが、私なりに頑張った私に「ガリガリ君」「チロルチョコ」を奢るつもりで買ってもらえたら嬉しいです。



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