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今年聴いた音楽の話

 

 今年ももう師走ということで,早いものですね。紅白やカウントダウンイベントの出演者が発表されたり,各種サブスクでの今年のハイライトも出たりと,今年の音楽のまとめの時期です。と,いうことで今年聴いた音楽,まとめ回です。

 例のごとく,「今年リリースした曲」みたいな縛りはなく,よく聴いた曲や印象に残っている曲をピックアップ。お品書きはこちら。




Moonian / Empty old City

 まずは私のnoteでは定番となっているEmpty old Cityから「Moonian」。これ今年で取り上げるのは多分3回目になっているはず。ほぼ月一更新だっていうのに。まあ,それほど今年を象徴する一曲だったということで。

 EoCらしい四つ打ちのエレクトロサウンドをダンスミュージックでアレンジした曲。テーマは月面基地(多分)。透明感のあるボーカルが焦燥感のあるメロディーに乗って舞い上がっていくサビが心地いい。

 「Astronomy」とあわせて聴くと世界観が広がってまた一興。というかアルバムで聴いてほしい。



閃光だった / 理芽

 続いては理芽から「閃光だった」。こちらも今年リリースの曲です。理芽の低音のかすれたようなちょっと鼻にかかった声と,伸びと透明感のある高音のボーカルが非常に魅力的。ちょっと話すように歌うのがいい。

 夕暮れのスローさと夜が迫る焦燥感のとらえ方にどこか「若者のすべて」を感じる曲。ラストのフレーズにそれを特に強く感じました。

ためらったあの日の続きの計画を立てよう
それが愛だろ

理芽 「閃光だった」

 「若者のすべて」もそうですけど,こういう核心は何も語っていないのに聴いたときにやたらと情感が押し寄せてくるのが好きなんですよね。



アネモネ / 菅原圭

 菅原圭からはこちらも今年リリースの「アネモネ」。裏声と地声を行き来するエモーショナルなボーカルは相変わらず。この曲は途中から自身の「カーテン」という別の曲と合流するという変わった曲。この「カーテン」もいい曲なんですよね。


 こちらもどうぞ。どっちも朝によく聴いてた。



蜜蜂  / DUSTCELL

 続いてはDUSTCELLから「蜜蜂」。DUSTCELLは今年後半からよく聴くようになりました。キレのある高音のボーカルと畳みかけるような音作りの組み合わせが中毒的。ちょっとロック気味というか,世の中に背を向けている系の曲が聴きたかったのかもしれない。

 この「蜜蜂」もボーカルのEMAのパワフルな高音の伸びが堪能できる1曲。ダーク寄りな雰囲気の歌詞も好み。



illumina / 明透

 (多分)初登場の明透。こちらはKAMITSUBAKIつながりです。理芽やEoCが所属するレーベルのヴァーチャルシンガー。何曲か聴いていたものはありますが,「illumina」をチョイス。

 実はこの曲の作詞作曲はEoCのコンポーザーのNeuron。なのでエレクトロな四つ打ちになっていますが,一方で変化というか品数が多めでEoCとはまたちょっと違った雰囲気。

全知全能になってしまってんだよ今夜
光を浴びてる3分間だけ

明透 「illumina」

 この辺りにはちょっと「Neuron節」を感じる。



怪獣 / サカナクション

 サカナクションからは「怪獣」。いままで「???」だった人もこれは文句なしでしょう。そういう人はここに至るまでに離脱しているでしょうが。紅白も決まったサカナクションですが,おそらくこの曲の演奏になるでしょうから今年の一曲としてもいいでしょう。

 こちらでも触れましたが,何度聴いてもバケモンみたいな曲。「人類の知性・文明の進展」みたいなめちゃくちゃ重いテーマを,よくここまで表現したというか,この重いテーマに引っ張れる馬力の曲を仕上げたなという感じ。謎の上から目線ですが。

 テーマ的には「プラトー」の方が好きなんですが,それを上回る馬力・迫力・推進力。もう脱帽。まだ進化できるのかよ,サカナクション。



3020 / SuiseiNoboAz

 今年を象徴する曲,表が「Moonian」だとしたら裏はこの「3020」。過言ですが,note書くときに2回に一回は触れていた気もする。体感で。だけど「この曲があったから今年何とかやってこれた」,と言って終えられそうなのも確か。

 この曲自体はリリースされた2020年には知っていたんですけどね。5年もたって時間差でこんなに効くとは……。大人になるって,年を取るって,世の中はクソだと知ること,そしてそれでも前に進むんだと覚悟決めることなのかもしれない。

生きていくことは とても辛いことだ
泥のように眠り 朝を迎えるだけでやっとだ

SuiseiNoboAz 「3020」

 あとこのフレーズが特に印象的で事あるごとに引用してましたね。



Eye to Eye / Suchmos

 次は復活したSuchmosが引っ提げてきた「Eye to Eye」。一回聴いて「俺たちのSuchmosが帰ってきた!!」と思わせるサウンド。YONCEの色気のあるボーカル,グルービーなベースライン,訳のわからん歌詞,すべてがSuchmosといった仕上がり。なんだよ小幡鮫って。

 こんだけカッコよかったら意味ある歌詞すら邪魔だからこれでいいんだ,って思わせるくらいカッコいいサウンド。MVもよくって,最初のサビ後の間奏で「Suchmos」のロゴが出るのがなんかもう……。ただただカッコいい。



イケナイ太陽 / ORANGE RANGE

 今年って夏だけ平成37年だったんですけど,それはこの曲とMVのせい。もはや説明不要のキラーチューンです。当時は何とはなしに耳にしていましたが,いま改めて聴いてみると「結構すごい人たちだったんだな」と思い至りました。ハモりの概念を世間に浸透させたの彼らじゃない?

 この曲きっかけで当時の曲をちょこちょこ聴くことも増えました。あぁ……僕らの平成が古典になっていくよ。クレヨンしんちゃんのオトナ帝国の平成版とかも出てくるんだろうか。



 と,いうことで。都合9曲で今年聴いた曲の話でした。KAMITSUBAKI率高めでしたね。そんでダーク率もちょっと高め。なんとなく去年よりバランスがとれている気がする(当社比)。来年はここにどんな変化が生じるのか楽しみ。

 それではまた。




おまけ

 実写MVってびっくりしたんですよ。



 


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