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【加湿器の決定版!】高気密住宅で選んだ『正解』の加湿器と、絶対にスチーム式を選んではいけない理由

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こんにちは。はぐれゴリラです。

冬の乾燥対策バッチリでしょうか?
我が家も高気密故の超乾燥に苦しんで「いました」。
そうこの問題はもう解決したのです。

ついに「絶対湿度12g」の壁を超えた

高気密住宅の「乾燥」は質が違う

僕の家はC値0.3以下の高気密住宅です。
冬になり、やはり高気密住宅特有の「乾燥」の洗礼を受けていました。
どうして「隙間風がないのに乾燥するのか?」
気密性が高いと計画換気がしっかりとお仕事するからです。
計画的に空気を入れ替えるので水分もきっちり排出してしまいます。
※厳密にはある程度回収してます。ですが冬の外気の湿度が低すぎるので、結果新鮮な外気と一緒に乾燥も連れ込んでしまうのですね。

我が家では前の賃貸から使ってた14畳用ほどの加湿器2台で戦っていたのですが、ついに絶対湿度10付近から上がらなくなってきたので新しい加湿器の購入を検討しました。

適用畳数を信じるな!高気密住宅ならではの理論

メーカーの説明する木造◯畳用はスカスカの昔ながらの住宅がベースになってます。高気密住宅では当てになりません。気にするべきポイントは以下の点です。

  • 湿度は隙間から逃げない。しかし換気システムの排出量に勝つ必要がある!

  • 室温が高いと飽和水蒸気量が大きいため必要な加湿力が爆増する!

まとめると「部屋の広さ」ではなく「換気量(必要加湿量)」と「目標絶対湿度」で加湿器を選ぶ必要があります!

「え、絶対湿度って何?%じゃないの?」という方や「そもそも湿度を知る術がない!」という方は、まずはこちらの記事を読んでみてください。

細かい計算は省きます(別の機会に計算目安を公開します。)が、僕が計算した結果、
「高気密、38坪平屋」「室温26℃くらいほしい」「できれば一台で」
と言う条件では単純計算で「1500ml/h」想定、換気装置の回収分も考えて「1000ml/h」は欲しいと考えました。

2. 我が家の回答:Panasonicの「白い巨塔」

そこで僕が買ったのはこちら

導入機種: Panasonic FE-KXF15(42畳用気化式)

スペックの暴力

  • 加湿能力 1500ml/h(先代は500ml/h)

  • タンク容量 9L(4.5L×2)デュアルタンク

  • 「デカい。とにかくデカい」でもそれがいい!

左は先代14畳用。
だいたい2.5倍くらい大きさ。

えーとですねおそらくこちら業務用です。42畳用、見間違えではないです笑
なのでデカいです。
【単純計算で「1500ml/h」、最低でも「1000ml/h」】という条件を満たしています。
余力を持たせて加湿力の強いものを選ぶことで弱運転や中運転でも戦ってくれます。
ここでギリギリのものを選ぶと湿度は上がるけどファンの轟音で「うるせぇ…」という後悔につながるので注意!

我が家では基本的にこれ一台で加湿しています。
気化式の注意点として、気化熱でやや室温が下がるのでエアコンの下などに設置するのが良いと思います。

カメラを向けたら11.9になった…
12.0あったんだけどね…

実機レビュー

弱〜中運転でだいたい絶対湿度12g弱です。弱運転だと音はほとんど聞こえないです。
やはり湿度が維持できると体感温度が上がり、生活が快適になります。
まず喉やられるのが減りました!
そして歯科医師という職業柄頻繁に手洗いするので例年ハンドクリームがワンシーズンでなくなるのですが、今年まだまだ余ってます笑
家のおかげかどうかはわからないですけどね!

最大の問題【水の運び屋】

デカさで設置場所を選ぶのはもちろんデメリットなんですがそれよりもキツイのはこれです。
4.5ℓが2つ、大体朝晩1回づつで一日2回給水が必要です。
重さはそんなに苦にならないのですがシンクの深さ次第では給水自体が難しいかもしれません。
タンクの高さはあります。だいたい34cmほどでした。
ちなみに先代の14畳用は32cmだったのでそこまで変わらないかも?

普通の加湿器2台分ほどのタンク!

間取りやスタイルにもよりますが何箇所も設置して水を配り回るより1箇所で完結する方が楽かもしれませんね。

メンテナンスはデカさの割に楽

メンテナンス担当の妻は今まで使ってたパナソニックの小型機と仕組みは同じなので簡単とおっしゃっていました。
なので女性1人でも苦ではないと思います。(お前やってないんかい!って言われそうですがホントスンマセン)

【警告】「スチーム式」は絶対NG

「加湿といえば象印(ポット型)最強」は、高気密住宅では通用しません。

NG理由①:コントロール不能な「過加湿」

スチーム式は強制的に煮沸して蒸気を出すので、あっという間に湿度が上がりすぎてサウナになります。
工夫して設置しない限り足元が潤う頃には天井付近は湿度エラいことになってます。(室温でも結露し始めます。)
いくら部屋は快適でも、見えない『壁の中』で柱が腐っているかもしれません。家をカビさせるために高い電気代を払うなんていう、笑えないことになってしまいます。

リビングなど広い部屋で使うと本体周りだけ湿度が高くなります。そうなると自動運転の場合パワーを落としますよね。
それを補うために自動ではなく「強」運転にしようものならそれは「過湿器」になってしまう可能性があります。

NG理由②:エネルギーの無駄遣い

気化式の弱点は室温が低いと能力が発揮しにくいところです。
スチーム式はポットのようにお湯を沸かして強制的に飛ばすので室温が低くても加湿できます。(+室温も上がります。)

しかし高気密住宅は我々の家はすでに暖かい(室温25〜26度)です。
わざわざ電気代をかけてお湯を沸かさなくても、気化式(風)だけで水は十分に蒸発します。
この消費電力の差(パナ47W vs スチーム985Wとか)はお財布に致命的です。

そもそも特大サイズがない

電気代の話にもつながりますがスチーム式は1000Wクラスの電力を使うにも関わらず、加湿力は500ml/hほどです。
1500ml/hの機種も探す限りありません。
スチーム式を数台置いて1500ml/hのパワーを出そうとするとブレーカーが飛びます…

ちなみに電気代ですが仮に同サイズのスチーム式があるとしたら、ざっくり月3万円を超えます。パナなら月1,000円ちょっとなのに…
その差は20〜30倍ほどです。
(※厳密には気化式は室温を少し下げるのでエアコンで熱を補うのですがそれすらも無視できるレベルの差があります。)
また、ハイブリッド式(仕組みはまたの機会に)でも10倍近い差がでます。

コスト的にも高気密住宅で大空間を加湿するなら気化式一択ということです。

まとめ

高気密住宅なら、黙ってパナのデカい気化式を買いましょう。
もし道場のような広さのリビングに住んでて気化式でもっとでかいのが欲しい!という方にはこちら64畳なんていうものもあります。
(実機見てきましたがサイズ小型冷蔵庫くらいありますので注意笑)

スチーム式は「家の寿命」を縮めるリスクがあるのでやめておきましょう。
ちなみに高気密ではない普通の家ではもっと「住宅寿命を縮める」と思います。いずれにしてもオススメできません。

次回ですが、「じゃあ超音波式はどうなの?」「ハイブリッド式は?」などの疑問を握りつぶしていきたいと思います。
興味ない方はとりあえず「高気密住宅では気化式にしとけ!」だけ心に刻んでおいてください。

加湿器は選び方を間違えると住宅だけでなく換気システムの寿命も縮めます。
加湿器のタイプと全館空調や第1種換気(澄家)との相性についても、握力全開で解説します。

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