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「焚き火ではなく、熾火を残す年末」

年内の大掃除をしていて、改めて熾火の凄さに気づいた。

焚き火は派手だ。
明るくて、温かくて、人の目を引く。
でも、片付けの途中で本当に手強いのは、もう火が消えたように見える熾火だった。

炎はない。音もしない。
それなのに、触れれば確実に熱を持っている。
油断すれば、ちゃんと火傷する。

熾火は「終わったもの」に見える。
でも実際は、次の火を起こす力を、内側に溜め込んでいる状態だ。

焚き火がイベントだとしたら、熾火は構造。
焚き火が今だとしたら、熾火は未来。

大掃除は、過去を燃やし尽くす作業じゃない。
燃え残ったものの中から、
何を捨て、何を灰にし、何を熾火として残すかを見極める作業だ。

僕も、こうして来年に繋げる。
派手に燃えなくていい。
熾火は、必要なときに必ず火になる。

来年もよろしくお願いします。

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