『マイティ・ナイン』おまけ:D&D5e用非公式データ・モンクのサブクラス「青魂門」
『マイティ・ナイン』解説の延長線上として、原典『Critical Role』でキャラクターデータとして使用されていたモンクのオリジナルサブクラス「青魂門」(Way of the Cobalt Soul)を翻訳する。
これは作中のエクサンドリアの世界観における「コバルト・ソウル」のモンクを表したもので、心身を鍛えるだけでなく、知識も味方につけて戦うモンクである。
『マイティ・ナイン』、『Critical Role』、および作中世界における「コバルト・ソウル」等については以下の記事を参照。
なお、制作時期の関係上、2014年版ルールを基準として制作されている事に注意してほしい。
また、フレーバーはエクサンドリアの世界観とコバルト・ソウルに強く関連するものであり、他の世界観で使用する場合は設定を大きく変更する必要が出る可能性がある点にも注意してほしい。
元システム製作:Wizards of the Coast
製作:Matthew Mercer、Critical Roleチーム
出展:D&D Beyond
https://www.dndbeyond.com/classes/11-monk
翻訳、再構成:マイケル・スタンフォード / MSLabo102
モンク:青魂門/Way of the Cobalt Soul
知識の追及と学者たちの”全知なる導師”(訳注:The Knowing Mentor、アイウーンの二つ名 公式の訳知ってたら教えてください)への信仰を根本とするコバルト・ソウルの書庫は、エクサンドリア全土で最高の名声と最大の警備を持つ書物、歴史、情報の保管庫の一つだ。世界中の人々が知識を求めこの書庫を訪れ、その中でも真実という美徳に深く帰依する者の多くが、コバルト・ソウルの大義にその身と心を捧げるのだ。
コバルト・ソウルの一員となるという事は、人生の謎を解き明かし、隠された邪悪を白日の下へと晒し、不純な知識欲を持ち、死と苦痛をもたらしうる者たちから危険で強大な真実を守るため、その身を投じるということである。
コバルト・ソウルのモンクとは「彼を知り己を知れば百戦殆からず」を体現するものだ。彼らは不断の研究を重ねることで容赦なき邪悪に対して決意を固め、厳しい修行を通して敵の精神と物理、両面の守りを貫く。そして戦いが終われば、その中で見つけた物を次の世代のモンクたちが学ぶために記録するのだ。
3レベル:特性看破/Extract Aspects
君は敵の秘孔を突き重要な情報を引き出すことができる。
君が”連打”によって得た攻撃をクリーチャーにヒットさせたなら、そのクリーチャーを分析することができる。クリーチャーを分析したとき、そのクリーチャーのダメージ脆弱性、ダメージ抵抗、ダメージ完全耐性、状態完全耐性をすべて知る。
さらに、分析中のクリーチャーが君への攻撃をミスする度に、もしそのクリーチャーが君の間合いにいるなら、君は即座にリアクションを使ってそのクリーチャーに素手攻撃を行うことができる。この利益は君が小休憩か大休憩を終えるまで続く。
6レベル:真実摘出/Extort Truth
君はクリーチャーの隠された神経節を的確に突き、一時的に本当の考えと意図を包み隠さず話させることができる。
君が素手攻撃をクリーチャーにヒットさせた時、気ポイント1点を消費し、そのクリーチャーに【魅力】セーヴィング・スローを行なわせることができる。セーヴに失敗したなら、最大10分まで、そのクリーチャーは故意に嘘をつくことができず、そのクリーチャーへの【魅力】判定はすべて有利になる。君は目標がセーヴィング・スローに成功したか、失敗したかを知る。
君がクリーチャーを傷つけずにこの効果を与えたい場合、ただ触れるためだけに攻撃を行い、ダメージを与えないこともできる(訳注:ダメージを与えずに触れてもこの特徴は使用できる)。
6レベル:神秘の学識/Mystical Erudition
君はコバルト・ソウルの記録を広く学んできた。
君は言語を1つ選んで修得し、次の技能の中から1つを選んで習熟する:〈魔法学〉、〈歴史〉、〈捜査〉、〈自然〉または〈宗教〉。君がすでにこの中の技能に習熟しているなら、習熟する代わりに、その技能を使用して行なう能力値判定において、習熟ボーナスを2倍にすることができる(訳注:ローグやバードの”習熟強化”に相当)。
君は11レベルと17レベルの時点で、それぞれ言語を追加で1つ選んで修得し、上の一覧の中から技能を1つ選んで習熟する(もしくは既に習熟している技能の習熟ボーナスを2倍にする)ことができる。
11レベル:流動的精神/Mind of Mercury
君は君自身の適正とパターン認識を通して、洞察力と反射神経を磨いてきた。
1ターンに1度、このターンに既にリアクションを行なっていたなら、気ポイントを1点消費することで、もう一回リアクションを行なうことができる。トリガーとなる効果1つにつきリアクションは1回だけ行うことができる。
11レベル:神秘の学識(追加)
君は言語を追加で1つ選んで修得し、”神秘の学識”で選べる技能の中から技能を1つ選んで習熟する(もしくは既に習熟している技能の習熟ボーナスを2倍にする)ことができる。
17レベル:衰弱連撃/Debilitating Barrage
君はクリーチャーの気を操り、相手の守りを崩すための知識を得た。
君が素手攻撃でクリーチャーにヒットを与えた時、気ポイント3点を消費して、そのクリーチャーにダメージ系統1つ(君が選ぶ)への脆弱性を与えることができる。この脆弱性は1分間、またはそのタイプのダメージを受けたターンの終わりまで続く。
目標がその系統へのダメージ抵抗を持っていたなら、脆弱性を与える代わりに1分間その系統へのダメージ抵抗を無効化する。そのクリーチャーが選んだダメージ系統に完全耐性を持っていたなら、効果はない。この特徴を1度受けたクリーチャーは、その後24時間の間、この効果を受けない。
17レベル:神秘の学識(追加)
君は言語を追加で1つ選んで修得し、”神秘の学識”で選べる技能の中から技能を1つ選んで習熟する(もしくは既に習熟している技能の習熟ボーナスを2倍にする)ことができる。
