群青8

前回はこちら


楽しめって、楽しめって、
僕って、振り返るとずっと父さんに遊んでもらっていたから、自発的に楽しんでいたのって、ゲームセンターでのゲームくらいだ。
あとは、愛子と遊ぶこと。

どうしよう。
何をしたら楽しいんだろう。


そういえば、学校暫く行ってないな。
そろそろ、行くか、行かない理由はもう無いし。

久しぶりに行くと、武志はいつも通り接してくれた。
今まで起こった全てを話した。
おいおい、そんなことより、出席日数大丈夫か?
武志は今まで起こったことなんてなかったように僕を心配した。

やべえ、ギリギリだわ、出席日数のこと、考えてなかったわw
武志、成績どうだ?おう、ずっとトップ独走中だぜ!ま、負けねえぞ!

それからは学校に行くのが楽しくて楽しくて仕方なかった。
学校の帰りはいつも通りゲームセンターに行って、愛子とも変わらずに付き合った。
これが、順風満帆というやつか。
でも、なんだか、何かが足りない。
わかってる。わかっている。わかっているけれども、もう父さんは居ない。

正直今までの出来事が刺戟的すぎて、通常の生活に物足りなさを感じてきた。



いいなと思ったら応援しよう!

光治(みつおさむ) よろぴく!

この記事が参加している募集