エニアグラム:分かりやすいタイプ2・5・8 II
↓以前、著者によりタイプの描写に違いが生ずる事を指摘した。但しタイプ5は振れない、と。
↓それは何故か、答えたつもりであった。
しかし読み返してみると、その結論は
●タイプ2・5・8の記述は一貫している(ので分かりやすい)
とはなっているが
●タイプ2・5・8の記述は異なる著者を跨っても一貫性している
には届いていないので充分な回答ではない。いや、実際には充分なのだが、補足すればもっと分かりやすいかもしれない。これが本稿の動機である。まぁ、所詮、話の組み換えではあるが。
復習すると、9タイプから成るエニアグラムにはタイプを3x3のように扱う考え方があり、それはセンター
ガッツセンター:8・9・1
ハートセンター:2・3・4
ヘッドセンター:5・6・7
次にKaren Horney
主張型:3・7・8
追従型:1・2・6
遊離型:4・5・9
そしてハーモニック
反応型:4・6・8
楽観型:2・7・9
合理型:1・3・5
であった。教科書的な説明ではこの3分類は全く独立しているが、綾紫は
ガッツセンター=主張型=反応型
ハートセンター=追従型=楽観型
ヘッドセンター=遊離型=合理型
という類似性を指摘した。そこでタイプ順に整理すると、
タイプ1:ガッツ/追従/合理
タイプ2:ハート/追従/楽観
タイプ3:ハート/主張/合理
タイプ4:ハート/遊離/反応
タイプ5:ヘッド/遊離/合理
タイプ6:ヘッド/追従/反応
タイプ7:ヘッド/主張/楽観
タイプ8:ガッツ/主張/反応
タイプ9:ガッツ/遊離/楽観
となる(心の声:こういう時こそ表や色が使えれば便利なのだが)。エニアグラムでは建前上、センターが最優先の3つ組で、他は付属品である。しかし実際の人物像ではHorneyやハーモニックの特徴が全面に出る場合もあり得る。それでもタイプ2ならば
タイプ2ハート・タイプ2追従・タイプ2楽観→全て同じタイプ2
となって余り変わらない人物像が出来上がる。タイプ5・8も同じ事である。一方タイプ1ならば
タイプ1ガッツ・タイプ1追従・タイプ1合理→バラバラなタイプ1
になってしまう。例えば
タイプ1ガッツ→タイプ8っぽい
タイプ1追従→タイプ6っぽい
タイプ1合理→タイプ5っぽい
みたいな感じだ。従って、1人の著者が描くタイプ1も場面、場面で揺らいで見えるが、その度合いは著者を跨った差、となればもっと顕著になる事は想像に難くない。逆にタイプ2は誰の手に掛かってもタイプ2に落ち着いてしまう。現実社会にはタイプ2らしくないタイプ2もいるだろうが、それはもはや当該の個人の問題である。
今日はここまで。
追伸:似た意見を述べていた本、及び紹介していた動画もあった。というよりそこから今の話を組み立てた。それはM8小隊
のどこかだったが、膨大な数のため見失ってしまった。特定できたら報告したい。
