もし、キュゥべえがnoterだったら?<其の五>失敗を成功の材料へ変化させる
※本記事は、魔法少女まどか☆マギカを視聴している前提で記載しております。未視聴でも理解できますが、視聴済みだとより楽しめます。
第5話「後悔なんて、あるわけない」
第4話で、まどかとの魔法少女の契約は困難で、潔くあきらめたはずですが、実は「まどか」という本丸の攻略からターゲットを変更し、さやかを契約させ、外堀を埋める作戦に切り替えたとわかる回です。
どういうことかというと、まどかとさやかはとても仲が良い友達です。
さやかを魔法少女にし、さやかが危なくなった時にさやかを助けさせるためにまどかを魔法少女にするという狙いです。
前回、伏線としてマミさんを救えなかったという罪悪感や後悔を埋め込んでいます。
これは単に見込みが薄いところに時間やお金を投入しないという合理的な判断だけでなく、なんなら相手に罪悪感や後悔を抱かせるという高度な心理テクニックも使っています。
実際に、この後まどかは「ごめんね」とつぶやいています。
物語の流れを見てみましょう。
①憧れだったマミさんが目の前で死亡
その前にまどかはこの戦いが終わったら契約するつもりだったが、怖くなって契約を辞める。
②さやかが好きな人の怪我を治したいという願いから魔法少女になる。
③マミさんがいなくなり、空いたテリトリーを狙う別の魔法少女「杏子」が登場。
④さやかが魔法少女としての活動を始めるが、まどかとキュゥべえも一緒に行動し、いざとなったらさやかを助けるためにまどかに魔法少女になる提案をする。

キュゥべえ:さやかを守りたい君の気持ちは分かる。実際、君が隣に居てくれるだけで最悪の事態に備えた切り札を一つだけ用意できるしね。
まどか:私は…
キュゥべえ:今は何も言わなくていい。さやかもきっと反対するだろうし。ただ、もし君が心を決める時が来たら、僕の準備はいつでも整ってるからね。
「プロだな」と思う点が、決してゴリ押ししていない点です。
あくまでまどかに寄り添って、「もしよかったら」という位置づけです。
⑤そして、早くもさやかの危機が訪れます。杏子が現れてさやかとバトル。

まどか:お願い、キュゥべえ、やめさせて。こんなのってないよ。
キュゥべえ:僕にはどうしようもない。でも、どうしても力づくでも止めたいのなら方法がないわけじゃないよ。この戦いに割り込むには同じ魔法少女じゃなきゃダメだ。でも君にならその資格がある。本当にそれを望むならね。
まどか:そうだ…私が契約すれば…
キュゥべえは、こうなることを予測できていたと思います。
そして、キュゥべえの狙い通り、契約寸前まで行きますが、ほむらによって契約阻止されるところで、今回は終わっています。
さて、今回のキュゥべえから学ぶマーケティング手法は、この2つです。
①:方針転換のスピード
②:失敗したことも次の成功のための材料に転換
👉ここがポイント①
方針転換のスピード
「このままではダメだ」と思った時の戦略の切り替えが早いです。
この場合は、本人の攻略が難しいため、周りの弱い部分から攻めています。
完璧な人間などおらず、ましてや周りの人間まで完璧であるはずもなく、攻略しやすいところから効率的に攻めているという状況です。
やり方はあくどいですが、ダメだった場合の戦略の切り替えの早さはビジネスシーンでも見習うべき点です。
👉ここがポイント②
失敗したことも次の成功のための材料に転換
追い詰めて契約を迫る
これはもはや詐欺師のテクニックです。
実はキュゥべえ、策に溺れて契約に失敗しています。
この後、ほむらが登場し、結局、まどかは魔法少女の契約を行いません。
追い込みすぎなければ、逆に契約できたかもしれないのです。
マミさんで失敗した出来事をまどかの罪悪感や後悔に転換し、次の契約戦略の材料へ昇華しています。
これもやり方はあくどいですが、「失敗したことも次の成功のための材料にしてしまう」考え方は大事です。
言い方次第では、過去の失敗も点と点で結んでつながりを持たせ、成功後に「あれは戦略だった」と言い切れば、「失敗ではなかったんだ、すごい人だ」と勘違いさせることすら可能です。
前と言ってることが違うなどの意見は、成功者から黙殺されます😱
怖いですが、こういうことはわりと普通に起きているように思います…
note内でも、あなたのすぐそばに『キュゥべえ』がいるかもしれません。
それではサヨナラ、サヨナラ。
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