一年間の育児休業
旦那は一年間の育児休業をとった。
♢♢
2024年 冬
私は2574gの男の子を出産した。
普通分娩で爆速安産。
それでも産後の体は酷くボロボロだった。
旦那は出産に立ち会ったあとそのまま帰宅し、その日から旦那の育児休業が始まった。
息子の寝床を作るためにリビングの模様替え、哺乳瓶等の授乳グッズの準備と家中の掃除をしてくれた。
面会時にはカメラを持って駆けつけ、毎日変わる息子の様子を嬉々として撮影していた。
◇◇
旦那は炊事洗濯掃除と全てをやってくれた。
「奥さん(私)が大変だから俺が頑張らなきゃ」
会社勤めの日々から一転、慣れない家事をこなす毎日。本当に全てを旦那に任せていたから負担は大きかったと思う。
家事に加えて沐浴と夜泣きの対応もこなしてくれた。今思えば私より寝ていなかったかもしれない。
でもそのおかげで私は息子のお世話に集中ができた。オムツを変えて、授乳をして、一緒にお昼寝をして、旦那が作ったご飯を食べて。産後の体に鞭を打ちながら必死に過ごしていた。
旦那のおかげで“生活”ができていたと痛感する。
♢♢
息子が産まれてから半年が経った。
ミルクの量やお昼寝の時間が定まってきて1日のスケジュールが立てやすくなる時期。
私の体も徐々に回復し、普通に家事ができるようになっていた。この頃には私が台所に立って、その間旦那が息子を見てくれていた。
生後半年にもなれば世の中のお父さんたちは育児休業を終えている頃だろう。
しかしここから過酷なイベントが始まる。
それは“離乳食”。
作っても食べてくれない。泣き叫ぶし、ぐちゃぐちゃにして遊ぶし、お茶は吹き出す。
産まれて半年で食事の練習をするわけだからそりゃ簡単に進むわけもない。
わかってる。
頭ではわかっているけど上手くいかない。ミルクだけで済んでいた食事がどれだけ楽だったろうと思いを馳せる。
でもこの時、旦那がいてくれて本当に良かった。
旦那は息子をあやしながら離乳食をあげたり、息子が散らかしたご飯を片付けたり、増える洗い物も嫌な顔せずに洗っていた。
私に対しても「いつも離乳食を作ってくれてありがとう」と気遣ってくれた。その心遣いに何度も救われた。
彼のあたたかな存在には感謝してもしきれない。
初めは“一人で育児をしている気”になっていたが、いつのまにか“二人で親”になっていたことを実感する。
♢♢
育児休業中は生活面のサポートだけではなく、息子の成長を旦那と楽しめたことが何より嬉しかった。
うつ伏せ練習
右手を見つけた瞬間
初めての寝返り
1人でお座り
飛行機ポーズ
ハイハイ
乳歯が生えてきた
つかみ食べしたい気持ち
本をめくるのが楽しい時
掴まり立ち、伝い歩き
セルフミルク飲み
鼻に指が入ることがわかった時
足が一歩前に出せるようになった
歩きたい気持ち
こう見ると赤ちゃんの身体的な成長って1年でほぼ完結するんだなって思う。あとは歩くことと発語くらい。
日々挑戦と失敗を繰り返して、成功と練習の中で習得していく息子。この一瞬一瞬に二人で立ち会えたのは本当に嬉しい。
成長の喜びを旦那と分かち合って、一緒に息子を抱きしめて、たくさん褒めて励まして。
その時間が息子にとって愛された記憶の1つになっていたらいいなと思う。
♢♢
2025年 冬
息子はもう少しで一歳の誕生日を迎える。それと同時に旦那の一年間の育児休業も終わりを迎える。
ありがとう息子。
あなたが来てくれたから今まで以上に旦那の優しさに気づけたし、頼もしい最高のパートナーだと再認識できた。あなたをかえして素敵なお父さんになっていく旦那を誇らしく思うよ。
ありがとう旦那。
一年間の育児休業を取ってくれて本当にありがとう。不安なことは一緒に考えて、相談しながら進められたのはとても心強かった。私以上に私や息子のことを考えて行動してくれていたことがたくさん伝わって嬉しかった。
この一年を胸にこれからも一緒に頑張っていこう。
二人のおかげでかけがえの無い一年になったよ。
これからも三人で頑張っていこうね。
♢♢
旦那は私たちの“生活”を支えてくれた。
ただ漠然と「子どもの面倒がみたい。妻を支えたい。」というだけで決断できることではなかったと思う。それでも一年間、なに不自由なく生かしてくれた。
これが愛ではないと言うならばどう表現したらいいのだろう。
感謝してもしきれない。
「産後の“恨み”は一生」なんて言うけれど「産後の“感謝”も一生」だと思う。
これから少しずついろんな形で感謝の気持を返していきたい。
◇◇
ライフイベントの記録、使ってみて良かったものの紹介、日々のちょっとした出来事など、これからも私自身のリアルな体験をベースに、マイペースに綴っていきます✊🏻
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