不安なまま動く仕組みはどうつくればいいのか?
※本記事は近日中に修正予定です(直近の記事=意味的思考の図解 の内容を受け、構成や例示を含めた改訂、内容を順次アップデート致します)
九月がはじまった。
月が替わると、今月は何をしようかを考えなければならない気がしてしまう。
一方で、今月は30日の時間がある ーー そんな猶予も。
…「時間がある」と思うのは、果たして「いいこと」なんだろうか?
みなさんは何かを決める時、考える時間が多いと助かりますか?
買い物をするときなんかは「本当にこれは必要か?」と考えることで無駄遣いを防げることもあるかもしれない。
けれど、やってみないと分からないことがあるとき…やってみようかな、と思っている時点で、天秤は動き出す方向に傾いている。
そこで動けるのなら問題にはならないんだろう。
余白や空白があると、そこに置くものを探してしまうのが思考というやつで。
そこに「考える時間」がやってくると、反対側に載せるものを探してしまう。…ノートの余白を埋めたくなる、あの感じ。
それは本来なくてもいいのに、時間があると、勝手に増えて天秤が反対側に傾いてしまう。
私自身は、考える時間があると助かるタイプの人間です。
子供のときから世間知らずな自覚があって、リスクヘッジをするために「何をしたらどうなるのか」の因果関係が分からないと怪我をしそうで動けなかった。
とくに、継続したいことがあるときに。
最初の一歩、ドアの外へ出る足取りは比較的軽くかった。けれど、すこし景色が変わってきて見えるものが増えた途端、どの方角へどれくらい歩いたらよいのか、地図がほしくなる。
具体的な数字や確率論で測れる程度なら問題なかったけれど、仮説が強固なものになるまで待ってしまったり、踏み出しても悩んで足踏みしてしまうことが多かったんです。
動き出したい気持ちがあったからそのためのやり方を考えていたのに、それでは本末転倒。
数日前に「自信」に関する記事を書いてから、分からないまま判断したり思い立ったまま行動したりするためにどうしたらよいかを考えていました。
継続とはいっても「やるかやらないかの話」としてみれば、最初の一歩と変わらないはず。
けれど、十分なあったはずの時間を何に使ってきたのか振り返ってみると、そこには「迷う時間があった」だけでした。
天秤が傾き切るのを待つ必要なんかない。
傾いたところで、待っていればすぐに反対側に重しが載る。
…分かっていても、それが難しい。
できないときは、仕組みをつくろう。体得できる、思考の枠組みを。
「待たずに動くために、不安が出てきても止まらないために、どういう思考を設計したらよいのか」ーー それが今回のテーマです!
一体なにが問題なのか?
最初に「問い」を確認しておこう。
じっくり考えてから判断することは別に悪いことではないと思う。
無駄遣いしないように、大きな障害にならないように、騙されないように。
仕事でも生活でも ーー 一切のリスクヘッジなしで生きていけるほど、日常は穏やかではない。判断は至るところで必要になる。
勉強や趣味にしたってそうだ。努力をしても、その方向が正しくなければ報われないし、報われないと結果も実感もやってこないのだから、事前に確認しておくのだって大切だと思う。
武道なんかでいう、守破離の「守」を学ぶうえでもある程度の時間が必要だろう。
一方で「それ以上考えたところで分からないこと」というのも存在する。
買い物であれば、損をしたとて財布が軽くなるくらいだ。
逆に、それ以外の損失が頭に浮かぶのなら買わない判断をすると思う。
古い家電を買って、家事になったら家が燃える可能性がある。
詐欺に遭ったとなると、金額によっては生活が破綻しかねない。
そうした判断は、すでに本人の中に基準があるから「自分で決めた」という実感が得やすいんじゃないだろうか。
自分の意思で選んだ実感があると、負担になりづらい。
…けれど、その実感を「どれくらい考えたか」だけに頼ると危ういんじゃないか?
継続するには、自分を信じて、仕組みを回す必要がある。
自分を信じるだけでも、仕組みを回すだけでもうまくいかない。
考えて動くこと。動くために考えること。きっとその繰り返しだ。
信じたまま、不安なことや見えない将来を見ようとしたときに、天秤が意図せぬ側へ傾かなければいい。
きっと、自分で傾ける方向をコントロールできないことだけが問題なんだろう。
だから今回の問いは、「判断の揺れや迷いをコントロールする方法」ということになる。
自信がないから止まってしまうのか?
私は「頭でっかちな方」だという自覚はありますが、件の記事でふれたとおり、継続できたこともあります。
何も分からないまま、聞ける人も近くにはいない。
…結構苦しい時期も長かった気がする。
当時は必死だったけれど、むしろ自信がないままどうやって継続できていたのかを考えてみる方がいいかもしれない。
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