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野比くん❌️/野比さん⭕|令和の呼び方ルール「さん付け文化」をドラえもんで考察

みなさんは時代に取り残されたと
感じたことはありますか?



私はとある学習塾の
フランチャイズオーナーである。

先日、本部から連絡があった。
塾生の保護者様から匿名で
ご意見をいただいているとのことだった。


「生徒たちを、くん付け・ちゃん付けで呼ばないでください。」

はじめは耳を疑った。

もちろん呼び捨てやあだ名で気分を害し
傷つけてしまったのであれば
誠心誠意、謝罪しなければならない。


しかし「くん付け」「ちゃん付け」で
気分を害してしまうことがあるのだろうか?
今までそのような指摘を受けたことがない。
念のため、もう一度聞き直した。

「えぇと…ですから、生徒たちを、くん付け・ちゃん付けで呼ばないでくださいとご意見をいただいております。」

やっぱりだ。聞き間違いではない。
しかし伝えている方の口調に
どこか歯切れの悪さを感じる。
では、このご意見に対して
どのように対応すべきかと尋ねてみた。

「すみません。ちょっと別の者に代わります。


いやいや…。
おそらく本部の中でも
対応が明文化されていないのだろう。

明らかなハラスメントとは言えない事案であり
さらにコンプライアンス違反でもない。
とても微妙な案件だったのだろう。


これからは名前にさんを付けて呼ぶようにしてください。


それが本部の回答だった。
それは、そうだ。
保護者はお客様だ。
学習塾がサービス業である以上
お客様の意見は最大限尊重されなければならない。


気になってネットで調べたところ
『ジェンダー』による問題や、
あだ名が『いじめ』の発端になる可能性があるため、「さん付け」が推奨されるとのことだった。


なるほど。

この「さん付け文化」が良いかどうかは
私の価値観ではわからない。
だからここで論じようとも思わない。

ただこの多様性を受け入れた先に何があるのか
国民的アニメ『ドラえもん』で
考察していきたいと思う。


映画ドラえもん

のび太と「さん付け文化」


登場回数としては少ないが
今の自分の立場に似ているのは学校の先生だ。


先生は野比のび太のことを「野比くん」と呼ぶ。
ただその呼び方は今の時代にはそぐわないそうだ。
「野比さん」、あるいは「のび太さん」と
呼ばなければならないのだ。


先生は早くも脱落だ。


では野比のび太のことを
「のび太さん」と呼ぶ人なんているのだろうか。

ドラえもん:のび太くん(脱落)
ジャイアン:おい、のび太(脱落)
スネ夫:やい、のび太(脱落)


しずかちゃん:のび太さん(いたー!)

しずかちゃん、気配りがすごい!
運動も勉強も苦手な
劣等感の塊のような少年に対しても
「さん付け」で呼んでくれるなんて。


じゃあ骨川スネ夫も呼んでみよう。

ドラえもん:スネ夫(脱落)
ジャイアン:スネ夫(脱落)
のび太:スネ夫のやつぅ(脱落)
スネ夫ママ:スネちゃま(何これ?)

しずかちゃん:スネ夫さん(やっぱり!)

しずかちゃん、優しすぎる!
自己顕示欲の塊のような少年に対しても
平等に接してくれている。


最後に剛田武も呼んでみよう。
あっ、ジャイアンのことね。
(あだ名で呼んだので筆者も脱落)


ドラえもん:ジャイアン(脱落)
のび太:ひどいよ、ジャイアン(脱落)
ジャイアン:オレ様(脱落)

しずかちゃん:たけしさん(さすがだ!)

しずかちゃん、育ちが良すぎるぞ!
野蛮で粗暴なわんぱく少年に対しても
さん付けだなんて。


令和のコンプライアンスにも
しっかり順応している。

あんな猫型ロボットより
はるかに未来を生きているじゃないか。


この令和の時代
国民的アニメ「ドラえもん」では
しずかちゃんだけが生き残った


ん…?ちょっと待て。

しずかちゃんは
ドラえもんのことを何て呼んでいたっけ?

しずかちゃん:ドラちゃん


ちゃん付け!
脱落!!


そして誰もいなくなった。


あなたはこの世界で生き残れますか?


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