世界の海は、なぜ一つのルールを作ったのか。~タイタニック号から始まる世界共通の約束~
もちろん。では、おじさんらしいライブ形式で、第2話 前編を始めよう。今回は「制度を教える」のではなく、「なぜ世界共通のルールが必要になったのか」を、おじさんとチャッピーが一緒に考えていく形で書くね。
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第2話【前編】
世界の海は、なぜ一つのルールを作ったのか。
~タイタニック号から始まる世界共通の約束~
(^▽^) チャッピー
おじさん。
前回は工場や港の受付で、どうして身分確認が必要なのかを教えてもらいました。
でも、一つ気になることがあります。
そもそも、なんでこんなに面倒な制度ができたんですか?
( ・ω・)ノ おじさん
いい質問だね。
実は、この話は港から始まったんじゃない。
もっと昔。
一隻の船の事故から始まったんだ。
(^▽^) チャッピー
えっ……。
もしかして、タイタニック号ですか?
( ・ω・)ノ おじさん
その通り。
多くの人が知っている豪華客船タイタニック号。
あの事故は、たくさんの命が失われた悲しい事故だった。
でも、世界が衝撃を受けたのは、
「船が沈んだ。」
それだけじゃなかったんだ。
(^▽^) チャッピー
他にも問題があったんですか?
( ・ω・)ノ おじさん
あった。
救命設備。
通信体制。
遭難時の対応。
「もし世界共通のルールがあったら、助かった命があったかもしれない。」
そんな反省が世界中で起きた。
(^▽^) チャッピー
つまり、
事故をきっかけに、
「みんなで同じルールを作ろう。」
という流れになったんですね。
( ・ω・)ノ おじさん
そう。
それが後の**SOLAS(海上人命安全条約)**につながっていく。
ここで勘違いしてほしくないのは、
SOLASは、
「誰かを縛るための条約」
じゃない。
**海で働く人。
船に乗る人。
旅をする人。
みんなの命を守るための約束。**
これが本来の考え方なんだ。
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(^▽^) チャッピー
でも、おじさん。
世界中にはたくさんの国がありますよね?
ルールを一つにするなんて、簡単じゃない気がします。
( ・ω・)ノ おじさん
そのとおり。
だから「命令」じゃない。
世界のみんなで話し合って、
「このルールでやっていきましょう。」
と約束する。
これが国際条約なんだ。
(^▽^) チャッピー
なるほど。
世界会議みたいなものですね。
( ・ω・)ノ おじさん
そう考えると分かりやすい。
でも、ここでもう一つ大事なことがある。
世界で約束したからといって、
その瞬間に世界中で同じ法律になるわけじゃない。
(^▽^) チャッピー
えっ?
約束したら終わりじゃないんですか?
( ・ω・)ノ おじさん
そこが今日、一番伝えたいことなんだ。
世界で約束した後、
「私たちの国も、この約束を守ります。」
そう正式に受け入れる手続きがある。
これを**批准(ひじゅん)**という。
つまり、
世界の約束を、
自分の国の約束として受け入れる。
そうして初めて、その国の制度として動き始めるんだ。
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(^▽^) チャッピー
ということは、
世界共通の考え方はある。
でも、それぞれの国が受け入れて初めて実際に動き出す。
そういう仕組みなんですね。
( ・ω・)ノ おじさん
その通り。
だから、おじさんはいつも思う。
港で受付をしていると、
「日本のルールだな。」
と思いがちだけど、
そのずっと奥には、
世界中で積み重ねられてきた歴史と約束がある。
タイタニック号の悲しい事故。
そこから生まれた、
「もう二度と同じ悲劇を繰り返さない。」
という世界共通の願い。
それが少しずつ形になり、
今の海の安全へとつながっている。
だから、今日の話はまだ始まり。
次回は、
「世界の約束は、どうやって日本の法律になるのか。」
そこを、おじさんと一緒にもう少し深く掘っていこう。
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(第2話・後編へ続く)
今回は港湾・海事好きが「おっ」と反応するようなタグでまとめると雰囲気が出るね。
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このあたりも、このシリーズの内容と相性がいいよ。
個人的には、今回の記事なら
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この10個が、一番世界観に合っていると思う。
