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「話を聴くだけで痩せるわけがない」と疑った大学院生が、3ヶ月で6キロ痩せた話

現在、減量期に突入し、食事制限に励んでいます。

そんな僕が人生で初めて「減量」を始めたきっかけをお話したいと思います。当時、僕は大学院の修士1年生、12月くらいのことでした。

当時、僕は体育学を専攻していました。
専門は、肥満者への減量支援や、高齢者が運動を通して健康寿命を延ばすための介護予防の分野。つまり、「人がどうすれば健康的に痩せられるか、活動的になれるか」を科学的に学ぶ、いわば減量のプロの卵だったわけです。

そんなある日、授業の中で先生が紹介した「ある研究データ」が、僕のその後の行動を大きく変えることになります。

その研究は、ダイエットの指導法による効果の違いを、3つのグループに分けて比較したものでした。
グループ①: ダイエット教材を配り、集団でのダイエット指導も受講する
グループ②: ダイエット教材のみを提供する
グループ③: 教材はなし。初回に1回だけ、やる気を高める「動機づけセミナー」を受講する

①と②のグループが、3ヶ月後にある程度痩せるのは納得です。具体的なノウハウを実践しているわけですから。

驚いたのは、③のグループの結果でした。
**「初回に話を聴いただけ」のグループも、3ヶ月後に1キロちょっと体重が減っていた、**というのです。

これを聞いたとき、ひねくれ者の大学院生だった僕は、心の中で激しく突っ込みました。

「いやいや、話を聴いただけで痩せるなら、健康番組を見てる人はみんなスリムになってるでしょ」
「どうせ、3ヶ月前と今とで、着ている衣服の重さが違ったとか、そんな誤差に決まってる」

専門的に学んでいるからこそ、そんな魔法みたいな話があるわけないと疑ってかかったのです。

そこで、僕はふと思いつきました。
「じゃあ、今日まさにその『動機づけの授業』を聴いている僕の体重は、3ヶ月後にどう変化するんだろう? 衣服の誤差だってことを、自分の体で証明してやろう(笑)」

ちょっと意地悪な知的好奇心から、自分を実験台にした観察がスタートしました。

そして、3ヶ月後。
僕の体重はどうなったと思いますか?

衣服の重さの証明どころか、なんと6キロも痩せていました。

「話を聴いただけで痩せるわけがない」と証明しようとした男が、研究結果(1キロ減)を遥かに凌駕する「6キロ減」を叩き出してしまったのです。
事実は、研究以上でした(笑)。

これが、僕が減量を始めた、一番最初の嘘のような本当の話です。

人間の意識の力って、自分で思っている以上にすごいのかもしれません。

さて、今週も減量頑張ります!

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