「やめたい」と公文の前で泣く息子に、動けなくなった母。
習い事に着いた瞬間、
「行きたくない」
「やめたい」と言われて、
動けなくなったこと、
ありませんか?
前の私は、説得して、なだめてました。
でも、今回は少し違いました。
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👦「今日、公文の日?やだなぁ。」
保育園に迎えに行くと、
5歳の息子が首をがくりと落とした。
👩「公文の日。やなんだね。」
👦「行きたくない。」
(またかぁ)と心の声。
変わりに言う。
👩「行きたくないんだね。」
何度か繰り返し、
息子の言葉が出尽くしてから言った。
👩「保育園からは出ようか?」
👦「うん。」
とぼとぼ歩く息子。
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自転車で公文へ向かう道。
👦「くもん行きたくない!」
自転車を止めて、
降りて、
シートに座る息子に視線を合わせる。
👩「行きたくないんだね。」
気持ちに寄り添う。
また走り出す。
また止まる。
また言う。
👦「行きたくない。」
👩「行きたくないんだね。」
そんなやり取りを繰り返しながら、
公文の前に着いた。
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👦「くもん辞めたい。行きたくない。」
あぁ、ついに来たか。
この日が。
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👩「くもん辞めたいんだぁ。
行きたくないんだね。」
前の私だったら、
きっと言っていた。
👩「終わったらお菓子買ってあげるから行こう!」
息子の「辞めたい」という気持ちを、
お菓子で誤魔化して
なかったことにしていたかもしれない。
もしくは、
ぐずぐずする息子に
イライラしていたかもしれない。
でも、今日は違った。
👩「辞めたいんだね。
行きたくないんだね。」
辞めたい息子の気持ちに寄り添う。
⸻
何度か繰り返すと、
無言の時間がくる。
今だ。
👩「なんで辞めたいの?」
聞いてみた。
👦「だって、面白くないんだもん。」
⸻
前の私だったら、
👩「難しいなら、前に戻ってもいいよ?」
どうしたら面白くなるか、
提案していたかもしれない。
でも今日は、ただ返した。
👩「そっかぁ。
面白くないから、辞めたいんだね。」
👦「………。。。」
息子から何も言葉が出てこないのを確認して
私の気持ちを伝えた。
👩「ママはね、続けてほしいんだ。
くもんやって、
ひらがなが読めるようになって、
絵本も読めるようになったよね。
その姿を見てると、
ママはすごく嬉しいんだ。」
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すると、息子が言った。
👦「今日は算数と国語もらって帰る。」
動いた。
息子が自分で決めた。
👩「そうだね。じゃあ自転車置き場行こうか?」
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でも、まだ自転車から降りない。
👦「もらうだけがいい。」
👩「もらうだけがいいんだね。」
👩「せっかく宿題やったから、
先生に渡しに行こうか?」
👦「宿題渡したら帰るよ。」
息子はゆっくり自転車を降りた。
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くもんの中へ。
息子が前を歩く。
自分の名前を探す。
ファイルを見つける。
そして、空いている席に座った。
さっきまで
「やめたい」
「行きたくない」
と言っていたのに。
息子から動いた。
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私は先生に言った。
👩「くもん、やめたいって言ってるんですよ。」
すると、先生は笑って言った。
👩🏫「そうちゃん、よく来たね!えらいね!
先生と一緒にやろうか?」
息子の気持ちを、
ふわっと持ち上げてくれた。
👦「ママもいて。」
そう言われて、
私は息子の隣に座る。
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もう、大丈夫そうだ。
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子どもが
「やめたい」
「行きたくない」
と言うと、
親はつい
「どうしたら続けられるか」を
考えてしまう。
でもこの日、私は初めて
息子の
「やめたい」
を、そのまま聞いた。
すると不思議なことに、
息子は
自分で前に進んだ。
⸻
子どもって、
気持ちを受け止めてもらうと
動き出すのかもしれない。
⸻
今日も、揺れながら母をしています。
息子とくもん。この日は泣きながらしていました。
はじめまして。
2人の子どもを育てながら、毎日悩んで、揺れて、少しずつ前に進んでいる母、みおです。
このnoteでは、中学受験や子育て、夫婦のこと、自分の心のことを、正解探しをやめた視点で書いています。
同じようにしんどさを抱えている方の、少しの休憩場所になれたらうれしいです。

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