ダーチャと田舎暮らし
ロシアに「ダーチャ」という「農園付き別荘」があります。都会の人が週末や長期休暇を利用して気軽に行き来するそうです。経済が著しく混乱していたソ連末期やロシア共和国初期、ロシアの人々はダーチャのおかげで生き延びたとも言われるそうです。私が田舎暮らしをしたいと思ったそもそものきっかけは、この「ダーチャ」の発想です。
私の親戚は商売人や公務員が多く、田舎に住んでいる人はいません。特に商売人だった姑やその息子の夫は、お金が全てのものさしです。「それがナンボになるんや!?」というのはよく言われました。
私はコロナ前からけっこう危機感を持っていました。日本は独立前のインドやアヘン戦争前夜の清と同じ状態だと思っているからです。日本人の多くに気づかれないようにしている点で、独立前のインドやアヘン戦争のころより、かなりバージョンアップしていると思います。だから、あちらさんの都合で、お金はいつでも紙くずになると思っています。日本って敗戦国で植民地ですからね。歴史を見れば分かることだと思います。
あちらさんに握られているお金なんて、危うくってしょうがない、だから、ささやかでもリスク回避ができればと思いました。小さくてもいいから庭のある家、いざとなれば、サツマイモくらい植えられるような。できれば、一族の中で一人くらい田舎に住んでおいたほうがいいと思いました。
マンションは便利ですけどね~、平和な時代が続けば。住んでいたマンションも快適でした。でも、電気が止まれば、水もあがってきません。田舎は光熱費が高く、水道代はマンションに住んでいたころの2倍です。街では都市ガスのほうが電気より安かったのですが、田舎ではプロパンの基本料金が高く、オール電化にしている家が多いです。
本当は、いやもうちょっと若ければ、湧き水があるようなところで、薪は山に取りにいけばいいようなところに住めば良かったのですけれど。光熱費で頭を悩まさなくてもいいですからね。
話が逸れましたが、コロナ騒ぎが来て、反ワクゆえに周囲から浮いた存在になりました。製薬会社のマーケティングは、これまでは、病人を作ることでした。向精神薬などを売るために病名を作ってカテゴライズする、血圧の基準値を下げるなど。そんな中、次は健康な人(病人よりターゲットが圧倒的に大きい)にも適用できるワクに製薬会社は力を入れているという話を聞いていました。そんな話を聞いていたのに、コロワク接種を誰一人止めることができませんでした。「なんで分からないの!」という怒りは全くなく、ひたすら悲しかったです。一方で、だんだんと分かってきたことがあります。
「何を食べるか食べないか、何を身体に入れるかいれないかはその人の生き方。その結果として”病気”になるのだから、”病気”もその人の生き方だ」
ということです。家族はもちろん、誰であっても病気になってほしくないです。でも、私にできることは何もないし、”病気”がその人の”生き方”なら、たとえ大事な人であっても、他人である私が口出しすることではありません。そういう人を見るのが辛いなら、私のほうから物理的に距離を置くべきだと悟りました。
そんなこんなで、田舎に来ることになりました。
ここに来たら、”インボー論”をネットという仮想空間ではなく、現実世界で言える空間が拡がっていました。息をひそめる必要もなく、思いっきり空気を吸い込んだら、実際の空気もきれいだし。畑仕事は楽しいし。農業の学校の時の仲間も面白い人だらけだったし、農家さんは話し好きな人が多くて、これまた楽しいです。
「ダーチャ」を目指していたのに、田舎に住み着いちゃったのだから「ダーチャの管理人」?でもないですね。
それにしても、縁もゆかりもないここに来たのは何故?と思います。インボー論仲間は、「ここに呼ばれたんだよ」と言います。確かに、ここに来たのは些細な偶然の結果です。霊感だとかスピリチュアル的な能力なんて皆無ですが、来てみて、「あれ?」って思う事がいくつかあります。そのうち、こういうことだったのか!って明らかになる気もしています。
畑のことを書きたいのだけれど、ここのところ寒くて、あまり進展がありません。今年は野菜を植えたとしても、家用にバジル、ネギ、紫蘇を少し、メインは薬草、棉かな。秋になったら、近くで畑を借りて、まずは緑肥を育てたいと思います。
