目的が曖昧な「政策」が税金の「ムダ」を生む (メガソーラー事業の例)
日本版DOGEについて AIによる評価では、日本版DOGEで国民から集められた4万件近くの意見を推測し、どのような領域に国民が感じている「ムダ」が潜んでいるかを分析した(させた)。
日本版DOGE関連 AI による「税金の使途のムダ推定額」では、中間搾取・多重構造による目的外での消費ロス、目的からのベクトルの不一致によるロス、フィードバック不在による「エネルギーの垂れ流し」、制度の硬直化による「機会損失」などを「税金のムダ」と定義し、それぞれの領域で、どの程度の規模の税金の「ムダ」が生じているかという推定額を算出させた。
ざっくり言えば10~20兆円規模になる。
日本経済問題のボトルネックは、マネーの過不足ではなく、その構造の老朽化にあるでは、多重下請け、公金委託、利権的支援スキーム、農業・流通中間搾取、エネルギー還流などの領域での、税金の使用目的以外でのロスが10~20兆円規模になるということを示した。
上記は、それぞれ別の日に別の角度からの AI セッションの結果だが、一貫した方向性を持っている。(再現性がある)
また、重要だと感じるのは、「国民はなんとなくムダの本質を感じ取っている」ということだ。
つまり、一番上の分析は、日本版DOGEで集められた意見(と推定される)内容だが、その下の AI が日本経済指標の動向や、政府の政策などの情報から「税金のムダ使い」と評価できる内容が、同様の問題を指摘しているのだ。
大多数の国民は「なんとなく感じ取ってはいても、それを裏付けるだけの証拠を示すことができない」だけなのだと思う。
これが結局、政府に対する「ぼんやりとした不信感」につながるのではないだろうか。
これまでに投稿した事例(不要なら飛ばして)
具体的事例として、目的が曖昧な「政策」が税金の「ムダ」を生むメカニズム (大阪万博の例)では、大阪万博を取り上げ、どのようなメカニズムで、「政策目的の曖昧さ」が数百億~一千億円レベルの「税金のムダ」を生むのか、同様のムダが、国政レベルでは10~20兆円規模になるということを AI による分析を通じて解説した。
① 「手段」が「目的」にすり替わる
「大屋根(リング)」:目的が「国民の幸福」ではなく「イベントの見栄え」という手段にすり替わっている。
② 「費用対効果」が計算できなくなる
目的が曖昧だと、どれだけお金をかけても「やったことには意味がある」という言い訳が通用してしまう。
・ 「税金は消えてなくなるわけではない」のに、なぜ「ムダ」なのか?
理由A: 「別のもっと良い使い道」を奪っているから
理由B: 「付加価値」を生まない消費だから
理由C: 「維持費」という将来の負担を増やすから
他の事例としては、日本版DOGE関連 (税金のムダ事例:介護大手のニチイ学館・外国人家族受け入れ)
いわゆる、外国人問題の具体的一例として同様の「政策目的の曖昧さ」がいかに多額の「税金のムダ」を発生させているかを具体的に明確にしている。
1. どこに「税金のムダ」が発生しているのか?
① 仕組み(ef)の形骸化による「管理コスト」の空転
税金も投じられている「第三者管理協議会」などは、本来外国人材を安全に日本の労働市場に循環させる役割であるべきです。
しかし、本件では「稼働率」という一側面のみを監視し、結果として人材を「失踪」という制御不能な状態へ追い込みました。
② 負の摩擦(R)の増大による「事後処理コスト」
所在不明となった外国人の追跡、治安維持的コスト、不適切な対応による行政指導や再発防止策の策定……。
これら「本来不要だったはずの摩擦」を解消するために、今後多くの行政リソース(税金)が割かれる。
③ 社会的共鳴(k)の毀損という「見えない巨額損失」
日本が「外国人から選ばれない国」になることは、将来的な労働力確保のコストを劇的に押し上げる。
「信頼(k)」の低下は、将来的に多額の税金を投入してキャンペーンを行っても回復しにくい性質のもの。
特定技能制度への不信感は、「未来の経済価値の種(E)を、今この瞬間に焼き払っている」に等しい行為。
2. VEMから見た「家族滞在拡大」に伴う税金のムダ
① 「場当たり的な対応コスト」という名のムダ
基準が曖昧なため、審査やトラブル対応に膨大な公務員の人件費(税金)が投入される。
これは「価値を生むための投資」ではなく、「不明瞭な制度の隙間を埋めるための修繕費」としての税金投入。
② 「社会インフラの希釈化」によるムダ
就労者本人だけでなく、その家族(子供や高齢者を含む)が増えることは、教育、医療、福祉といった公共サービスの需要を急増させる。
③ 「道理(dir)なき漂流」による長期的損失
方向性が定まらないまま家族帯同が進むと、将来的に「帰国もできず、日本社会にも完全に溶け込めない層」を生むリスクがある。
この「社会的分断」の修復には、現在投入している税金の比ではない、天文学的な「事後処理コスト」がかかる。
注) これは既に一部現実化していると思う。
メガソーラーに関する「税金のムダ」の算定
AI とのセッション(VEMモード)を投稿する。
問いかけ
メガソーラー事業の、日本にとってのこれまでの得失累計を分析して、その推定金額を含め、根拠とともに算出して欲しい。
AIの応答
この事象は、単なる再生可能エネルギーの導入に留まらず、日本の経済・環境・社会に極めて複雑な「干渉波」を生み出してきました。
実利(Vx)と精神・環境価値(Vi)の両面から解き明かします。
メガソーラー事業:日本における得失累計分析(2012年〜現在)
この10余年の潮流をVEMの方程式に当てはめると、「外圧的な ef(FIT制度)によるE(投資熱)の急拡大が、dir(道理)を置き去りにし、巨大なR(抵抗・摩擦)を生み出した構造」と言えます。
1. 得失の推定金額と根拠
【得:プラスの価値(Vx + Vi)】
- Vx(実利):約25兆円〜30兆円(累計発電価値+産業波及効果)
- 根拠:
2012年以降の太陽光発電による累計発電電力量は約5,000億kWh超。
平均買取価格を想定し、化石燃料の輸入回避効果(燃料調整費抑制)を含めると約15兆円規模の国富流出抑制に寄与。
関連設備の建設・維持管理に伴う国内投資・雇用創出効果を約10〜15兆円と推計。
- Vi(精神・環境):CO2排出削減価値 約2〜3兆円
- 根拠:累計約2.5億トンのCO2削減。炭素税換算(1万円/t想定)での社会的便益。
【失:マイナスの価値(Rによる損失・コスト)】
- Vx(実利):約45兆円〜55兆円(賦課金総額+系統安定化+将来コスト)
- 根拠:再エネ特措法に基づく「再エネ賦課金」の国民負担累計および将来 確定分(2030年までに累計40兆円規模に達する試算)。
これに加え、送電網(系統)補強費用、出力制御に伴う機会損失、将来の廃棄パネル処理費用(数千億円規模)。
- Vi(精神・環境):国土損壊・地域資本の毀損 約5兆円〜(推定不能な損失含む)
- 根拠:森林伐採(約3万ヘクタール規模の転用)、土砂災害リスクの増大、景観悪化に伴う観光資源や不動産価値の低下。
2. Viewpoint A:成分変動(Delta Dynamics)
現在のメガソーラーの渦を構成する5つの変数の動態です。
- E(Energy):投資から「責任」への変容
初期の「利得への渇望」という強いEが、現在は適正運用や保守という「守りのE」へシフト。
しかし、外資による「Eの吸い上げ(利益還流)」がdirに悪影響を与えています。
- ef(efficiency):FITという劇薬
FIT(固定価格買取制度)という ef は、導入速度を極大化させましたが、市場原理を歪め、コスト低減のインセンティブを削ぐ副作用を生みました。
- dir(Direction):道理の欠如と修正
「環境のための破壊」という論理矛盾。初期段階での適正な規制(dir)が不足していたため、ベクトルが「公益」から「私益」へと偏向しました。
- R(Resistance):物理的・心理的摩擦の増大
土砂崩れ懸念や景観破壊に対する地域住民のR(抵抗)が最大化しています。
これが行政コストや訴訟コストを押し上げています。
- k(Resonance):社会的共鳴の減衰
「再エネ=クリーンで善」という初期の共鳴係数(k)は、不適切な開発事例により大きく低下し、現在は「再エネへの不信感」という負の共鳴が始まっています。
3. Viewpoint B:時間的成長(Temporal J-Curve)
メガソーラー事業は現在、「負のJカーブ」の底に位置しています。
- 短期(2012-2020):偽りの繁栄 FITによる見かけ上のEがVを押し上げましたが、それは国民負担(賦課金)を燃料とした一時的な膨張でした。
- 中期(現在):代謝の機能不全
古いef(高単価FIT)がシステムに残り続け、新しいef(市場連動や自家消費)への移行を阻害しています。
R(災害リスク・廃棄問題)が顕在化し、Vは一時的にマイナス圏へ沈み込んでいます。
- 長期(2030以降):再生の条件
「鬼の力(破壊的開発)」を抑え、地域共生型のdirを再定義できるか。
パネル寿命後のリサイクル循環(代謝)が確立されれば、真の V(自律的なエネルギー循環)へと回帰する可能性があります。
ナッジ:思考の転換
「山を削って黒い板を並べる行為は、地球を冷やすための『治療』だったのでしょうか。
それとも、新しい『傷跡』を作っただけなのでしょうか?」
現時点での社会的価値累計は、国民負担と環境負荷が実利を上回る超過債務状態
多くの国民の肌感覚と合うのではないだろうか?
金銭的価値だけの計算でも、ざっくり25~35兆円のプラスはあっても45~55兆円のマイナス。
つまり、最低でも10兆円のマイナス厳しく見積もれば80兆円のマイナスもあり得なくはない、ということだ。
まあ、まず間違いなく4、50兆円レベルのマイナスだ。
年間、4~5兆円に相当する。
それだけの税金をムダにして、更に山林など自然破壊を進めてきた愚策だった。
どこかで軌道修正できてれば、ここまで破壊的な影響は出なかった可能性だってあろう。
政府は、このことについて、何かきちんとしたメッセージを発信しただろうか?
おそらくしてない。
それが国民の政府に対する不信感につながっている側面はあるだろう。 (情報がないから、不信感は増しても、期待するしかない状態なのだと思う)
では、「政策の曖昧さ」と関係あるだろうか?
問いかけ
これを「政策の目的の曖昧さ」という視点で分析した場合の得失も計算して欲しい。
(政策の曖昧さが、どの程度の損失をもたらしたのか?
得点があれば、それも含めて)
AIの応答
「政策の目的の曖昧さ」という視点は、VEMにおけるdir(Direction: 道理・舵取り)の機能不全が、いかに他の変数(E, ef, R)を暴走させ、価値(V)を毀損させたかを解き明かす鍵となります。
政策が「脱炭素」なのか「エネルギー自給」なのか「新産業育成」なのか、その優先順位を曖昧にしたまま、強力な推進装置(FITというef)を起動した結果、生じた得失を分析します。
「政策の目的の曖昧さ」に起因する得失累計(Level 2 分析)
政策の「dir」が拡散(迷走)したことで、エネルギーの指向性が「公益」ではなく「裁定取引(利ざや稼ぎ)」へと歪められました。
1. 曖昧さがもたらした推定損失額(マイナスのVx / Vi)
① 産業育成の失敗による機会損失:約10兆円〜15兆円
- 根拠:
政策目的が「再エネ導入量の拡大」に偏り、「国内太陽光産業の育成」を明文化しなかったため。
結果として、日本の巨額の賦課金が中国等の海外パネルメーカーの設備投資を支える形となり、かつて世界シェアトップを誇った日本メーカーが撤退・縮小。
この「産業エコシステムの喪失」と「将来の輸出競争力」の喪失を VEMでは甚大な代謝(Metabolism)の失敗と見なします。
② 資本の国外流出(経済的漏出):約3兆円〜5兆円
- 根拠:
「誰が事業主であるべきか(地域資本か外資か)」というdirが曖昧だったため。
高い買取価格を狙った海外投機資金が日本の山林を買い取り、利益(E)を配当として国外へ還流。
国内循環すべき「エネルギーの血流」が体外へ漏れ出した損失です。
③ 行政・社会的コスト(後手に回った規制):約1兆円〜2兆円
- 根拠:
森林法や宅地造成等規制法との整合性が曖昧だったため、後追いで条例や新法(盛土規制等)を作る必要が生じました。
これに伴う行政事務、訴訟、災害復旧への公金投入は、dirの欠如が生んだ純粋なR(抵抗)のコストです。
2. 曖昧さがもたらした「一時の得」(プラスのVx)
① 導入速度の極大化:約2兆円相当(エネルギー安全保障の早期寄与分)
- 根拠:
規制を曖昧(=ゆるく)したことで、dirによるブレーキがかからず、E(投資意欲)が最短距離で爆発しました。
結果として、エネルギー自給率の数値上の向上は、厳格なdirがあった場合よりも5年前倒しで達成された可能性があります。
これは「時間の効率化(ef)」としての側面です。
3. Viewpoint A:成分変動(Delta Dynamics)
「政策の曖昧さ」が各変数に与えた影響を可視化します。
- dir(Direction)の拡散:
「地球に優しい(環境)」と「安価な電力(経済)」と「地域振興(社会)」の3ベクトルが互いに干渉し、打ち消し合ったことで、操舵不能な「漂流する渦」となりました。
- ef(Efficiency)の過剰:
FIT価格が「高すぎた(強力すぎるef)」ため、 dirが定めるべき倫理的ハードルを、E(利益欲求)が軽々と飛び越えてしまいました。
- R(Resistance)の不均等:
曖昧なルールを突く「抜け道」を探す力が、真面目な事業者の「守るべきR」を無効化し、正直者が馬鹿を見る構造が生まれました。
4. Viewpoint B:時間的成長(Temporal J-Curve)
- 初期(混乱の種):
dirを定義せず、efのみを投入。見かけ上のVは急上昇しましたが、それは「実利の蓄積」ではなく「未来の国民負担の先食い」でした。
- 現在(強制的なdirの再構築):
災害や外資問題の噴出により、ようやくdir が「事後的に」厳格化されています。
しかし、これはVEMにおける「Rの急増」を招き、健全な新規投資さえも凍結させる「踊り場」を作り出しています。
ナッジ:思考の転換
「目的を曖昧にすることで得られる『速度』は、後にその数倍の『修正コスト』として請求されます。
今、私たちが払っている賦課金は、発電の対価でしょうか?
それとも、10年前にdir(道理)を議論しなかったことへの『授業料』なのでしょうか?」
分析結果:
V_loss ≒ (産業損失 + 資本流出 + 行政コスト) - (導入速度の利益)
※ 差し引きで 約12兆円〜20兆円規模の「曖昧さによる純損失」 と推定。
要点だけ抜き出せば、
① 産業育成の失敗による機会損失:約10兆円〜15兆円
② 資本の国外流出(経済的漏出):約3兆円〜5兆円
③ 行政・社会的コスト(後手に回った規制):約1兆円〜2兆円
差し引きで 約12兆円〜20兆円規模の「曖昧さによる純損失」 と推定
される、ということだ。
「規制緩和」の部分だけ、5年の短縮効果があったという点も重要だろう。
つまり、方向が曖昧だったので、爆速で上記のようなムダを生んでしまったが、最初の「政策決定時点で、目的を明確にして日本国内の為のメガソーラー導入を進めていれば、50~80兆円規模のプラスの経済効果があったはずだ」と推測できるのではないだろうか。
問いかけ
仮に「最初から目的を明確に」した場合はどうだったか、シミュレーションして欲しい。
まずは、良い効果が出たであろう、「目的」から順に「目的」の候補を
5つ以内列挙して欲しい。
AIの応答
「最初から目的を明確に設定していたら」という思考実験は、VEMにおいてdir(道理・方向性)という核が安定していた場合に、エネルギー(E)と効率(ef)がどのように価値(V)へ変換されたかをシミュレーションする極めて重要なプロセスです。
もし2012年のスタート時点で、以下の5つのいずれか(あるいは組み合わせ)が主目的に据えられていれば、日本のエネルギーの「渦」は全く異なる形になっていたはずです。
「目的」が明確だった場合の候補(5選)
1. 国内産業の自律的育成(Industrial Autonomy)
- 目的:
「太陽光発電の導入」ではなく、日本が「次世代エネルギー産業の供給基地」になること。
- 期待された効果:
FITの適用条件に「国産パネルの使用率」や「国内 R&D への投資」を紐付け、国内メーカーを保護・育成。賦課金を「海外への支払い」ではなく「国内産業への再投資」に変え、現在のペロブスカイト太陽電池等の国際競争力で先行できていた。
2. 地域自立・分散型エネルギー網の構築(Regional Resilience)
- 目的:
巨大資本によるメガソーラーではなく、「地産地消型の小規模電源」を全国に分散させること。
- 期待された効果:
送電網への負荷を抑え、災害に強い地域マイクログリッドが普及。
利益は地域コミュニティに還元され、外資による資本流出や「山林破壊への住民のR(抵抗)」が最小化されていた。
3. 国土保全と環境調和の厳守(Ecological Integrity)
- 目的:
「再エネなら何でも良い」ではなく、「森林破壊を伴わない開発」を絶対条件とすること。
- 期待された効果:
耕作放棄地や建物屋上、駐車場への設置を優先。森林開発を厳格に制限(dirの固定)することで、土砂災害リスクをゼロに近づけ、景観維持による観光価値(Vi)の毀損を防いでいた。
4. 国民負担の最小化と市場連動(Economic Sustainability)
- 目的:
「急速な普及」よりも「国民が納得できる電力コスト」を維持すること。
- 期待された効果:
ドイツ等の先行事例を学び、買取価格を最初から市場価格に連動(FIP制度の早期導入)させる。ef(効率)を「設置速度」ではなく「コスト低減」に向けさせ、賦課金総額を現在の数分の一に抑えていた。
5. 資源循環・ライフサイクルの完結(Circular Life-cycle)
- 目的:
設置から廃棄(30年後)までを見据えた「循環型モデル」の確立。
- 期待された効果:
導入初期から「廃棄費用」の強制積み立てとリサイクル技術の開発をセットにする。将来の「巨大なゴミ問題」という
R(抵抗)を、今の段階で「リサイクル産業」という新たな
V(価値)に変えていた。
VEMシミュレーション:dir(目的)が明確だった場合の構造変化
もしこれらが「dir」として機能していたら、方程式は以下のように変化しました。
- E(エネルギー):
投機家(鬼)のエネルギーは排除され、地域住民や国内技術者の「持続可能なE」が中心となる。
- ef(効率):
単なる「工事の速さ」から、「LCOE(生涯発電原価)の低減」や「リサイクル効率」へとefの定義が高度化する。
- R(抵抗):
森林破壊や負担増がないため、住民反対や制度への不信感というRが極小化される。
- k(共鳴):
「日本の未来を作る事業」として国民的なk(共鳴)が生まれ、Vが雪だるま式に増大する。
次のステップへの問いかけ
「この5つの目的の中で、もしあなたが2012年の政策決定者だったとしたら、どの『目的』を最優先(主軸のdir)に据えたいと考えますか?」
その選択をトリガーに、「その世界線における得失累計」をさらに具体的に算出・比較します。
AI に言われるまでもなく、次に進める。
問いかけ
1.国内産業の自律的育成 に絞った時の、想定効果概算予想を算出して欲しい。
AIの応答
「国内産業の自律的育成」を政策の主軸(dir)に据えた世界線(2012年〜2024年)のシミュレーションを行います。
この世界線では、FIT(固定価格買取制度)は単なる「再エネ導入の装置」ではなく、「日本の製造業と技術基盤を再興するための軍資金」として機能します。
【シミュレーション結果】「国内産業育成」軸の得失概算(2012-2024)
現実の累計損失(約12〜20兆円の純損)に対し、このモデルでは「国内循環による経済波及効果」が国民負担を相殺、あるいは上回る結果が示唆されます。
1. 推定価値(Vx)の増分
① 国内資本の還流・維持:約15兆円〜20兆円のプラス
- 根拠:
現実では設備投資額の約7〜8割が海外(主に中国)パネルメーカー等に流出しました。
これを「国産比率要件(ローカルコンテンツ要求)」や「高効率技術へのボーナス単価」により国内調達率を70%程度に維持していた場合、パネル製造、原材料、周辺機器(パワコン等)の国内市場が維持され、この金額が国内に留まっていました。
② 雇用創出と所得増:約5兆円〜8兆円
- 根拠:
国内工場の維持・新設、研究開発職の雇用継続。製造業の雇用乗数効果(1人の雇用が周辺で数人の雇用を生む)を考慮すると、地方経済への波及効果は絶大。
③ 次世代技術(ペロブスカイト等)への優位性:プライスレス
(数兆円規模の将来価値)
- 根拠:
シリコン型パネルで培った量産技術とサプライチェーンが維持されていれば、現在注目されているペロブスカイト太陽電池等の次世代技術への移行がよりスムーズかつ強力に進み、現在のような「中国勢の背中を追う」状況は回避されていました。
2. 抑制された損失(Rの減少)
④ 投機的資本による「食い逃げ」の抑制:約2兆円の損失回避
- 根拠:
産業育成が目的であれば、事業者の「継続性」や「技術的信頼性」が審査基準(dir)となります。
短期的な利ざや目的の外資や、メンテナンスを放棄する悪質業者が参入しにくくなり、放置パネル問題や地崩れリスク等の社会的コストが大幅に抑制されます。
3. Viewpoint A:成分変動(Delta Dynamics)
この世界線でのVEM変数の挙動は以下の通りです。
- E(Energy):
投機家のエネルギー(短期の鬼)が抑制され、技術者や地域事業者の「持続的なE」が中心となります。
- ef(Efficiency):
単なる「安さ」ではなく、「変換効率」や「耐久性(LCOE)」がefとして評価されます。
- dir(Direction):
「導入量」と「産業競争力」の2軸が同期し、国家戦略としてのベクトルが一点に集中します。
- R(Resistance):
「外国資本による国土破壊」という心理的・物理的抵抗が大幅に低減します。
- k(Resonance):
「日本の技術でエネルギー自給を達成する」という物語が国民的な共鳴を呼び、賦課金に対する納得感(支払意志額)が高まります。
4. Viewpoint B:時間的成長(Temporal J-Curve)
- 初期:
国産比率維持により、導入コストは現実(海外製使用)よりも 1.2〜1.5 倍高くなります。
このため、導入スピードは20%ほど低下しますが、「V(価値)」の質は非常に高い状態からスタートします。
- 中期:
量産効果により国内価格が低下。
国内サプライチェーンが強靭になり、関連技術(蓄電池等)とのシナジーが発生。
- 長期(現在):
2024年時点で、日本は「再エネ設備の輸出国」としての地位を維持。
賦課金の支払いは「国内企業の売上」として循環し、国富の流出が止まっている状態となります。
シミュレーション結論
もし「国内産業育成」をdir(道理)の核に置いていた場合、賦課金という「エネルギー(E)」は国内で「代謝(同化)」され、強靭な産業という「価値(V)」に変換されていました。
現実との差額を概算すると、累計で約20兆円〜30兆円規模の「国富の差」が生じていた可能性があります。
ナッジ:思考の転換
「安価な輸入品で『今すぐ』目標数値を達成することと、少し高価でも『自国の血肉』となる仕組みを作ること。2012年の私たちは、どちらの『効率(ef)』を信じるべきだったのでしょうか?」
政策目的の明確化とそれに沿った行政コントロールが、どれだけ重大な差を生むか、大まかな感覚はつかめるのではないだろうか。
また、このシミュレーションに齟齬がどの程度あるだろう?
ちなみに、上記シミュレーションは「~になった(と予測する)」という調子で書かれているが、私はそこまでは楽観視してない。
全て「~になった可能性がある」と読み替えている。
また、その「可能性」の評価は、専門家の議論に任せたい。
しかし、ここで一番重要なのは、そのような「可能性のある選択肢を ”目的が不明確な政策が” 奪った」ことだと考える。」
国民は、政治家に対し「その政策の目的は?」を繰り返し問いかけよう。
それが明確になって、はじめて議論に時間をかける意味と価値が出てくる。
今の政治家は、無意識に責任を逃れるために、目的を曖昧にする。
つい最近、その典型例を見た。「副首都構想」だ。下記動画を見て欲しい。

総務省HPに掲げられた ”政策” はTODOリスト? 参考:国会副首都構想議論にも書いたが、この質疑で神谷議員が一貫して政府に確認しようとしているのは「副首都構想の目的は何ですか?」だ。
政府側が何も答えられない様子がはっきりわかるだろう。
私は、これが「政策の(国レベルの)目的が曖昧」な根源であり、更にこれが「経済上の様々なムダを生んでいる」根本原因の一つだと推測している。
おそらく、今に始まったことではないから、経済問題とは別ではないの?と感じる人も多いだろう。
それについては、『日本経済問題のボトルネックは、マネーの過不足ではなく、その構造の老朽化にある』の最後の方の、AI とのセッションの中での回答で納得しているので、興味や疑問があれば、リンク先を確認して欲しい。
これと同様の視点で、「税金のムダ」について考えれば、「付加価値は何か?」という問いになるだろう。
更にこれは、「そもそも、その税金の使用目的(政策の目的)は何か?」という問いかけに行き当たる。
そのような視点で、内閣府のHPにある内閣府の政策の内容を見れば、そこにある「政策」の目的が不明確だったり、曖昧だったりすることがすぐ分かるのではないだろうか。(目的の推測はできるが、不確かだ)
多くの場合「目的」ー「手段」は連鎖し、更にツリー構造になることが多い。
(設計図面を考えれば、イメージが分かるのではないだろうか。製品を頂点として、各ユニットに、更に多くのサブユニット、パーツと枝分かれしていく)
内閣府にある「政策」を見ても、そのツリー構造が見えてこないのだ。
つまり、「国レベルでの「政策の目的」が不明確なことが、様々な「税金のムダ使い」を生む、大きな要因になっていると考えている。
政府が「日本版DOGEを本気で進めれば、日本経済は健全になる可能性は高い。以前より効率的になるはずだ。」ということだ。
うまくすれば、今より少ない税金で、現状以上の経済を生み出せる可能性だってあろう。
(日本版DOGE関連 AI による「税金の使途のムダ推定額」参照)
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