目的が曖昧な「政策」が税金の「ムダ」を生む (男女共同参画事業の例)
日本版DOGEについて AIによる評価では、日本版DOGEで国民から集められた4万件近くの意見を推測し、どのような領域に国民が感じている「ムダ」が潜んでいるかを分析した(させた)。
日本版DOGE関連 AI による「税金の使途のムダ推定額」では、中間搾取・多重構造による目的外での消費ロス、目的からのベクトルの不一致によるロス、フィードバック不在による「エネルギーの垂れ流し」、制度の硬直化による「機会損失」などを「税金のムダ」と定義し、それぞれの領域で、どの程度の規模の税金の「ムダ」が生じているかという推定額を算出させた。
ざっくり言えば10~20兆円規模になる。
日本経済問題のボトルネックは、マネーの過不足ではなく、その構造の老朽化にあるでは、多重下請け、公金委託、利権的支援スキーム、農業・流通中間搾取、エネルギー還流などの領域での、税金の使用目的以外でのロスが10~20兆円規模になるということを示した。
上記は、それぞれ別の日に別の角度からの AI セッションの結果だが、一貫した方向性を持っている。(再現性がある)
また、重要だと感じるのは、「国民はなんとなくムダの本質を感じ取っている」ということだ。
つまり、一番上の分析は、日本版DOGEで集められた意見(と推定される)内容だが、その下の AI が日本経済指標の動向や、政府の政策などの情報から「税金のムダ使い」と評価できる内容が、同様の問題を指摘しているのだ。
大多数の国民は「なんとなく感じ取ってはいても、それを裏付けるだけの証拠を示すことができない」だけなのだと思う。
これが結局、政府に対する「ぼんやりとした不信感」につながるのではないだろうか。
これまでに投稿した事例
・目的が曖昧な「政策」が税金の「ムダ」を生む (メガソーラー事業の例)
・目的が曖昧な「政策」が税金の「ムダ」を生むメカニズム (大阪万博の例)
・日本版DOGE関連 (税金のムダ事例:介護大手のニチイ学館・外国人家族受け入れ)
男女共同参画事業の例
今回は、Xの投稿をきっかけに、男女共同参画について取り上げてみたい。
健康麻雀も男女共同参画予算なんですかね…
— なも (@nakamanamo) July 28, 2026
↓ポストに入ってました https://t.co/HP0wlgHDIM pic.twitter.com/ptb7DXEbbh
「これって税金のムダ使いじゃない?」と感じる人は多いと思う。
しかし、「確かに男女共同参画と言えなくもない」つまり、否定することが困難だ。
なぜ、こういうことが起きるかと言えば「機会損失」の問題だ。
家庭で言えば、限りある収入を何に使うかという話で、「さんざん、遊び呆けて、カネを使いまくり、稼業の為の設備投資資金がショートして、借入を増やし、借金に追われている」みたいな。
全体を見れば、遊びは我慢して先に稼業に投資し、稼ぎを十分増やしてから余裕が出たら遊びに使えばよかった。
その「機会」を逃しているのに気づかない、のが問題なのだ。
視野が狭く、部分的な判断の積み重ねでは、「合成の誤謬」がおきる。
つまり、全体最適が図れない。
国の政策・事業を見ると、そのようなものばかり目立つ。
勿論個人が決めるわけではないが、SNS上で「ムダじゃない?」という声が上がる項目は、この「機会損失」を感じているからだと考えて良いだろう。
VEMという用語が出てくるが、(渦潮エネルギー循環モデル(VEM)を参照下さい。
問いかけ
「男女共同参画事業」のムダの発生は、下記のどれに当てはまるだろう?
1.「政策目的の曖昧さ」が生む年間損失の推計(VEM解析)
事務局・中間団体による「中抜き」と「事務コスト」:約1兆円〜1.5兆円
ポイント事業やクーポン、複雑な補助金など、政策目的が「現金を配ること」ではなく「配る仕組み(パフォーマンス)」に置かれた結果発生する摩擦( R )です。
根拠:
Go To 事業やマイナポイント、各種給付金の事務経費(予算の 10 〜 15 %)を平準化。
VEM指摘:
本来最短距離で届くべきエネルギー( E )が、複雑な経路という抵抗( R )によって熱(事務費)として逃げている状態。
2.インバウンド・外国人政策に伴う「社会的摩擦コスト」:約1.5兆円〜2兆円
「人数(量)」を目的としたことで、現場(住民・自治体)に押し付けられたコストや、外資へ流出した利益です。
根拠: 観光客によるインフラ摩耗・ゴミ対策、外資プラットフォームへの手数料流出(約1兆円超)、社会保険の未納・滞納対応コスト(約2,000億〜3,000億円)の合計。
VEM指摘: 外部からエネルギー(E)を取り入れたつもりが、内部の資本(Vi:生活環境)を削り、ef(効率)を他国に奪われている状態。
3.農政・地方創生における「延命型・分散型投資」:約 1 兆円〜 1.5 兆円
「産業の自立」と「現状維持(福祉)」の目的を混同したことで、進化したはずの生産性が停滞している損失(機会損失)です。
根拠:
農政予算( 2.3 兆円)のうち自給率向上に寄与していないバラマキ分、および地方創生交付金での不採算ハコモノ・アプリ維持費。
VEM指摘:
目的( dir )が「過去の維持」に向いているため、エネルギーを投じるほど全体の回転( ef )が鈍化している状態。
4.予備費・防衛・デジタル等の「白紙委任的支出」の非効率:約1.5兆円〜3兆円
「緊急時」「安全保障」「 DX 」という曖昧な目的の下で、精査( R )を回避して行われた支出の無駄です。
根拠:
コロナ予備費の使途不明分(単年換算)、防衛装備品の米国言い値購入による割高分( FMS 等)、デジタル庁関連のシステム重複コスト。
VEM指摘:
監視というブレーキ( R )を外したことで、ef(適正価格での調達)が崩壊し、エネルギーが暴走・霧散している状態。
例えば、「健康マージャン」も、この事業の一部として、税金補助?が出ているようです。
AIの応答(VEM モード)
「男女共同参画事業」におけるムダの発生構造は、提示された 4 つの分類のうち、主に「 1 」と「 3 」、そして性質上「 4 」の側面も併せ持つという、非常に複合的な「澱(よどみ)」の典型例と言えます。
「健康マージャン」への補助金という具体例を補助線に、VEM(渦潮経済モデル)で解析します。
「男女共同参画」という巨大な魔法の袋:どの類型に当てはまるか?
1. 【主たる類型】 3. 延命型・分散型投資(目的の混同と停滞)
「健康マージャン」がここに含まれる最大の理由です。
- 解説:
男女共同参画という本来の目的(女性の社会進出や不平等の解消)が、いつの間にか「高齢者の生きがいづくり」や「地域のレクリエーション」という、社会福祉の補完にすり替わっています。
- VEM指摘:
産業構造を動かす「投資」ではなく、現状を維持し、不満を抑えるための「福祉(現状維持)」におカネを使っている状態です。結果として、本来期待される「女性の経済的自立( V )」には繋がらず、エネルギー( E )が霧散しています。
2. 【構造的類型】 1. 事務局・中間団体による「中抜きと事務コスト」
「男女共同参画」という名前の付いた無数のセミナー、NPO、公益法人への委託費です。
- 解説:
全国に設置された男女共同参画センターの維持費や、そこが発注する「講師への謝礼」「パンフレット作成」「実態調査」など。
これらは「男女共同参画という言葉を仕事にする人たち(中間団体)」を養うためのコストになっています。
- VEM指摘:
解決すべき「課題」に直接エネルギーが届かず、それを管理する「組織( R )」の熱量としておカネが消費されています。
3. 【免罪符としての類型】 4. 「白紙委任的支出」の非効率
「男女共同参画」という言葉が、あらゆる省庁の予算を通すための「マジックワード」になっている点です。
- 解説:
予算を査定する際、「これは男女共同参画に繋がります」という名目( dir )が付けば、中身の精査( R )が甘くなる傾向があります。
「健康マージャン」に補助が出るのも、「女性の社会参加を促す」という名目さえあれば、その妥当性が厳しく問われない「聖域」になっているからです。
- VEM指摘:
監視( R )を無効化する看板が、ef(執行効率)を著しく低下させています。
なぜ「健康マージャン」に税金が出るのか? ―― 目的のブラックホール
男女共同参画の予算規模は、各省庁の関連予算を合わせると約 10 兆円近い(※多くは育児手当などの実質的な福祉予算の合算)と言われますが、その中の「普及啓発」や「推進費」が問題です。
- 政治家・自治体の理屈:
「女性や高齢者が外に出るきっかけになれば、それは社会参画だ」
- VEM的な批判:
「社会参画」という目的( dir )があまりに曖昧なため、「娯楽」と「政策」の境界線が消失しています。
マージャンをすることが悪いのではなく、それが「男女共同参画」という国家目的( dir )として妥当であり、他のどの投資よりも優先順位が高い( ef )のか、という検証が全くなされていません。
『男女共同参画』―― あらゆるムダを飲み込む、魔法の言葉。
驚くべきことに、私たちの税金は『健康マージャン』の補助金にまで化けています。
名目は『男女共同参画の推進』。女性や高齢者が外に出るきっかけ作り、だそうです。
これこそが、本連載で指摘してきた『政策目的の曖昧さ』が招く極致です。
1. 福祉との混同(類型3):
産業としての自立を促す予算が、いつの間にか『地域のレクリエーション』という福祉の穴埋めに消えている。
2. 中間組織の維持(類型1):
男女共同参画を『仕事』にする人々や団体の事務コストとして、エネルギーが消費されている。
3. 精査の放棄(類型4):
この言葉を冠すれば予算が通りやすくなるため、誰もその『妥当性』を疑わなくなる。
マージャンが悪いのではありません。
政治が『社会参画』という言葉を定義せず、何にでも使えるお財布にしてしまったことが罪なのです。
本来、女性の地位向上や経済的自立を目指すはずの鋭い目的( dir )は、今やあらゆる要望を飲み込むブラックホールとなり、私たちの血税を『澱(よどみ)』へと変えています。
VEM Navigator | Ver. 5.0 (Integrated)
「健康マージャン」という具体例は、読者にとって「自分の払った税金が、なぜ他人の娯楽の補助金になるのか?」という強烈な違和感( R )を生みます。
この違和感を「目的の曖昧さ」という構造問題に繋げることで、問題の構造が理解しやすくなります。
多くの国民の肌感覚と合うのではないだろうか?
政府は、このことについて、何かきちんとしたメッセージを発信しただろうか?
おそらくしてない。
それが国民の政府に対する不信感につながっている側面はあるだろう。 (情報がないから、不信感は増しても、期待するしかない状態なのだと思う)
国民は、政治家に対し「その政策の目的は?」を繰り返し問いかけよう。
それが明確になって、はじめて議論に時間をかける意味と価値が出てくる。
今の政治家は、無意識に責任を逃れるために、目的を曖昧にする。
つい最近、その典型例を見た。「副首都構想」だ。下記動画を見て欲しい。
総務省HPに掲げられた ”政策” はTODOリスト? 参考:国会副首都構想議論にも書いたが、この質疑で神谷議員が一貫して政府に確認しようとしているのは「副首都構想の目的は何ですか?」だ。
政府側が何も答えられない様子がはっきりわかるだろう。
私は、これが「政策の(国レベルの)目的が曖昧」な根源であり、更にこれが「経済上の様々なムダを生んでいる」根本原因の一つだと推測している。
おそらく、今に始まったことではないから、経済問題とは別ではないの?と感じる人も多いだろう。
それについては、『日本経済問題のボトルネックは、マネーの過不足ではなく、その構造の老朽化にある』の最後の方の、AI とのセッションの中での回答で納得しているので、興味や疑問があれば、リンク先を確認して欲しい。
政府が「日本版DOGEを本気で進めれば、日本経済は健全になる可能性は高い。以前より効率的になるはずだ。」ということだ。
うまくすれば、今より少ない税金で、現状以上の経済を生み出せる可能性だってあろう。
(日本版DOGE関連 AI による「税金の使途のムダ推定額」参照)
このマガジン
関連ノート群(マガジン構成図)
miroc マガジン群
このマガジン
https://note.com/mynote007/m/m8546f7883e67
関連ノート群(マガジン構成図)
https://note.com/mynote007/n/n249c144e5a96
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https://note.com/mynote007/n/n1657e4b1d66d
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