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shiawase_keeper
上
ついこの前のこと。人は、無くて七癖あるのだということで。家内は、トイレットペーパーの芯(ゴミを)再生紙入れに入れられないという癖があるのだという話を記事にした。
だが。
この、トイレットペーパーの芯をちゃんと処分できないという癖の前に、家内の本質的な癖を、結婚30年を超えてようやく認識することが出来た。
それは、こういうことである。

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、さっちゃん(注1)は、ひょっとしてゴミをゴミ箱に入れられない性分なんじゃない?
これは、由々しき事態だ……。
さっちゃんを刺激しないように、そっと、ゴミがゴミ箱の上に乗っていることが多いけど。これは、意識的にしているのか?というようなことを問うてみた。
すると。
「あ、それ、きっとコジくんが捨ててくれるだろうと思ってね」
……。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、生きているあいだは、ゴミをきちんと捨ててね。マッサージとね。コジくんがいなくなったら、ちゃんと私がやるからね。今日は、倍返しでいいよ。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。
(注2)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。


