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ちょいよみ 2025 12 07 午前




・ 『猫様』 相田和弘 著(集英社 2024)

  【千夜千冊・以外】 109 頁

「野良猫様の多い街は良い街だ」というのが、僕のかねてからの持論である

帯表

  相田監督は、ドキュメンタリー映画を撮り、
  その内幕を本として出す手法をとられている。
  この映画『五香宮の猫(2024)』の後のインタビュー動画で、
  ご自分のことを「もう欲がない」と言われていた。
  この本『猫様』は雑誌「週刊金曜日」に連載されていたものだが、
  その前の連載は、「ヴィパッサナー瞑想」体験記で、
  こちらも書籍になっている。映画はない。
  現状、相田監督は、十牛図で言えば、
  全十段階中の第八段階と思われる。おそらく。

哲学者のカントはこう言ったそうだ。
「動物に残酷な人は、人間にも厳しく当たる。
 動物の扱い方を見れば、その人の心を判断することができる。」

P. 004

2020年6月からは罰則が強化され、
愛護動物の殺傷には5年以下の懲役または500万円以下の罰金が、
遺棄・虐待には1年以下の懲役または100万円いかの罰金が
科されるようになった。
こうした保護の対象には、飼い主のいない犬様や猫様も含まれる。

P. 040

猫様が地域で幸福に暮らしていくために必要なのは、
ご飯を食べられることと、安心して眠れる場所があること。
簡単なようで、その確保が難しい。

P. 045

妻の説では、
猫様は巷でのイメージとは裏腹に「群れ」で行動する生き物である。
彼らには「家族は一緒にいるもの」との不文律があり、
「チーム感」が大事なのだという。

P. 103

私の恩人も、猫を愛していた。
寝るのも一緒で、
猫たちを押しつぶさないよう気を付けて寝られていたようだ。
熟睡できなかったのではないか。