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ちょい読み 2025/ 9/11



・ 『日本的霊性(完全版)』 鈴木大拙 著(角川学芸 2010)

  【千夜千冊・以外】 27 / 473 頁

   岩波文庫の方がお買い得だが、角川ソフィア文庫は完全版だそうで。



・ 『スピリチュアリティの興隆』 島薗進 著(岩波書店 2007)

   ー 新霊性文化とその周辺 ー
  【千夜千冊・以外】 63 / 314 頁

「死を自覚した人は孤独である。
 患者は孤独のうちにこれまでの人生を見つめ直し、
 純粋な目で自分自身の存在を見つめる。
 人間の命のはかなさを自覚し、
 死の不安をなんとか克服しようともがく。
 このような患者には宗教的配慮が必要である」

「死後の世界を信じるかどうかは、信仰の問題である。
 死後の世界への可能性を見ることができる人は、
 より平安な末期を迎えることができる」

スピリチュアリティの興隆 P. 21

スピリチュアリティとは、
人生の危機に直面して生きる拠り所が揺れ動き、
あるいは見失われてしまったとき、
その危機状況で生きる力や、希望を見つけ出そうとして、
自分の外の大きなものに新たな拠り所を求める機能のことであり、
また、危機の中で失われた生きる意味や目的を
自己の内面に新たに見つけ出そうとする機能のこと

スピリチュアリティの興隆 P. 31

昨日、読んでいた本とのつながりを引用。下記。

サングラハ心理学研究所を主宰し、ワークショップなどによって、
自己変容の体験を広めようとしている岡野守也は、自らの試みを
トランス・パーソナル心理学と仏教の唯識思想とを総合するものと
位置付けようとしている。
(・・・)
アメリカのケン・ウィルバーなどもこの立場に近い。
ユングの分析心理学と仏教の唯識を結びつけて、
自らのセラピー実践のスピリチュアルな基盤としようとしてきた
河合隼雄のような人物もいる。

ニューエイジか新霊性か P. 57