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【うつ記録】第3話:空気を読むのが仕事になった

こんにちは、あんころです。

うつシリーズ第3話です。


いつからだったんだろう

仕事を覚えるより先に、「空気を読むこと」が最優先になっていた。

今日は機嫌いいかな。今、話しかけても大丈夫かな。
今それを聞いたら怒られるかな。

そんなことばかり考えていた。

職場なのに。

本来なら、わからないことを確認して、教えてもらって、覚えていく場所のはずなのに。

私はいつの間にか「怒られない方法」ばかり探していた。


ため息が怖かった

特に怖かったのが、ため息。

大きなため息をつかれると、心臓がギュッとなった。
「私、何かミスした?」
そう思ってしまう。

違う時もある。ただ機嫌が悪いだけの時もある。

でも、わからない。だから常に緊張していた。

気づけば、私はパソコンの画面より、上司の空気を見る時間の方が長くなっていた。


「私がちゃんとできるようになれば変わる」と思っていた

それでも、まだこの頃の私は思っていた。

「私がちゃんとできるようになれば変わるかもしれない」と。

今思うと、完全に感覚が麻痺していた。

問題は私の能力じゃなかった。でも当時はそう思えなかった。

あの職場は、確認しづらい空気だった。
質問しづらい。
聞き返しづらい。
相談しづらい。
だからみんな萎縮していた。

でも当時の私は、そんなこと考えられなかった。
ただ毎日「間違えないように」と必死だった。


仕事を覚えるより「怒られないための行動」を覚えた

気づけば私は、仕事の内容より「怒られないための行動」ばかり覚えていた。

何を聞けばいいのか。
どこまで聞いていいのか。
どのタイミングなら怒られないのか。

そんなことばかり考えていた。

言われてないことで責められる時もあった。「普通こうするよね?」と。

いや、知らない。
でも「知らない」と言えない。
だから必死に周りを見る。
みんなの動きを観察する。

職場なのに、ずっと緊張していた。

でももっと怖かったのは、それが「普通」になっていたこと。

自分でも気づかないうちに、萎縮していた。


私は元々、そんな性格じゃなかった

私は元々、わからないことは聞けたし、もっと普通に笑えていた。

でもその頃にはもう「怒られないこと」が最優先になっていた。

私はいつから、こんなに自信がなくなったんだろう。
いつから「私が悪い」って思うようになったんだろう。

今思えば、あの頃の私は少しずつ壊れ始めていた。


次回予告

次回は「教えてくれないのに、できて当然だった」という話を書きます。

マニュアルなし、引き継ぎなし。それでも「わかるよね?」と進む職場のリアルを書きます。

→【うつ記録】第4話へ


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あんころ


元精神科看護師11年・3児ママ。AIを相棒に、自分らしく稼ぐリアルな記録をnoteとKindleとInstagramで発信中。

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