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【うつ記録】第4話:教えてくれないのに、できて当然だった

こんにちは、あんころです。

うつシリーズ第4話です。

前回は「空気を読むのが仕事になった」という話を書きました。

今回は、その職場で一番困ったことを書きます。


マニュアルがなかった

会社の事務って、外から見るよりずっと複雑だ。

独特な流れ、昔からのやり方、その会社だけのルール。

でも、マニュアルがなかった。

引き継ぎも曖昧だった。

前任者が何をどこに保存しているか、どの書類をどう処理するか、
確認が必要なときは誰に聞けばいいか。

全部、自分で探すしかなかった。

「見て覚えて」

そんな空気だった。

でも、見ただけで全部わかるほど、私は優秀じゃない。


確認するのが怖くなった

わからないから聞く。

すると「前言ったよね?」と言われる。

でも、本当に聞いていない時もある。
いや、聞いていたとしても、一回で全部理解できる量じゃない。

何度か繰り返すうちに、確認すること自体が怖くなった。

わからないと言いづらい。
聞くのも怖い。
でも聞かなかったらミスする。

毎日その繰り返しだった。


「聞いてない」という言葉が怖かった

その職場で一番よく聞いた言葉。

「聞いてない」

誰かがそう言われているのを、何度も見た。

そして、自分も言われるようになった。

毎日、情報量が多すぎた。
その場の会話、
急な指示、
電話対応、
細かい確認事項。
頭が常にパンパンだった。

だから、自分の記憶に自信がなくなっていく。

「私が悪いのかな」そう思うようになった。


でも今ならわかる

あの職場は、確認しづらい空気だった。

質問しづらい。
聞き返しづらい。
相談しづらい。

だからみんな萎縮していた。

でも当時の私は、そんなこと考えられなかった。

ただ毎日「間違えないように」と必死だった。

そして少しずつ、自分の感覚を信じられなくなっていった。


新人なのに、新人であることを許されない感じ

気づけば私は、仕事の内容より
「怒られないための行動」ばかり覚えていた。

何を聞けばいいのか。
どこまで聞いていいのか。
どのタイミングなら怒られないのか。

そんなことばかり考えていた。

新人なのに、新人であることを許されない感じ。

余裕がどんどんなくなっていった。


次回予告

次回は少し副業の話に戻ります。

看護師の経験が副業で活きた瞬間の話を書きます。

→【副業記録】第14回へ


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あんころ


元精神科看護師11年・3児ママ。AIを相棒に、自分らしく稼ぐリアルな記録をnoteとKindleとInstagramで発信中。

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