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【袋でもみもみ♪手の感触から生まれる美味しさもある】

昔、銀座にお米ギャラリーがあったころ
料理教室をやらせていただいていました。

そこで、いろんな料理を作り
いろんな経験をさせていただきましたが
中でも、記憶に残っているのは
ぬか漬け教室です。

夕方、仕事帰りの人を対象に
ぬか床作りを作る料理教室です。

ほら、お米ギャラリーだからね
米ぬかがたくさんあるんです。

ぬか床の作り方は
ざっくり言えば
米ぬかに塩水を入れて混ぜるだけです

そこに、旨味の出る昆布とか唐辛子なんかを加え
そして、最初は捨て野菜と言って
野菜をつけながら、乳酸発酵させていくというのが
基本の作り方です。

教室では
一人ずつ、自分の米ぬかに塩水を入れて混ぜて
ぬか床を作る体験をして
その後、ぬか床のお世話の仕方を説明する
というものでした。

料理教室って言っても
やることは、とってもシンプルで簡単
けれど、始まってみると
ものすごく楽しくて盛り上がる、そんな料理教室。

何が楽しいかって言うと
手の感触なんです。

米ぬかに塩水を少しずつ入れるのって
まあ、言ってみれば砂遊びと同じ。

最初は水と米ぬかが、混ざっていなくて
少しずつ米ぬかが水を吸っていくと、どろりとした感じになってくる

そこに手を入れるのって
一瞬、ためらわれるんだけれど
思いきって手を入れると
べっとりと手にくっついてくる

それが一瞬、なんかちょっと嫌な感じがして
それでもぐっと手を入れると
手のひらにも、手の甲にも米ぬかがべったりとからみ付き
ああ~~~って思う。

更なる嫌悪感
でも、なんか心の中で何かが騒ぐ感じ
なんかちょっといたずらをしているような
なんかちょっと悪いことをしているような
そんな気持ちとも似ている。

でも、その一瞬を過ぎると
じわじわと、なんとも言えずワクワクしてきて
そして、楽しくなってくるんです。

そして、最後には
めちゃめちゃ気持ちいい
ずーっと触っていたい~~~~

ってなるんです。

このぬか床教室は、何回もやらせていただきましたが
毎回最後は、ぬか床に触りながら
皆さん癒されて帰って行かれました。

料理は
作る楽しさ、美味しく食べる喜びがあります。
でも、それ以外にも
料理には、
心を癒して、優しい気持ちにさせてくれる効果もあると思っています。

銀座のビルの中で
仕事で疲れた人たちが
ぬか床を混ぜて癒されていた、あの光景を思い出すたびに
そう思います。

今日は、ポリ袋の中で
はんぺんをつぶす料理を紹介しました。

これも、やってみると
ぬか床と同じように
最初は、ちょっと悪いことをしているような感じがして
ためらわれるんだけれど

そこの一線を越えると
なんか、楽しくなったり、癒されたりするんです。
ホントです。

だからね
今日は疲れていて、料理なんてやる気にならないって時
ほんの少しだけ頑張って
ポリ袋でコネコネしてみるのおすすめ。

入れてコネコネするだけなのに
不思議と気持ちが穏やかになって、料理が楽しくなるの
なぜかわかんないけど、そうなのです。

しかも、
コネコネした後
ポリ袋は捨てるだけなので
洗い物も増えず
めんどくさいこともないから

これ、やってみる価値ありです。

料理を作って、心を癒す
美味しいものが出来れば、更に心が癒される
洗い物が少なければ、また、やってみようって気持ちになる
そう、楽しい気持ちが、明日につながる!

ほらね、
料理が作りたくなってきた?

まずはポリ袋でもみもみ
やってみてくださいませ。

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